松田素二のレビュー一覧
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改訂新版 新書アフリカ史
編:宮本 正興
編:松田 素二
出版社:講談社
講談社現代新書 2503
アフリカ大陸55カ国(含む西サハラ)を総括して扱う大作であり、その量は800頁に及ぼうとするものです。
各部を21名の専門家たちが、詳解する、まさに、学術書。一読するのに、時間がかかりました。
1つの書として、引用を含めて統一感を持たせたのは二人の編者のおかげで、流れにも、違和感はなかった。
アフリカの名前が歴史に登場するのは、ローマとカルタゴとのポエニ戦争であり、カルタゴの部族の名称からである。第二次ポエニ戦争を制したスキピオはその功績からアフリカヌスという称号を賜った。
アフリカとは、 -
Posted by ブクログ
われわれ日本人はアフリカのことをなにも知らない、というのが率直な評価ではないだろうか。もちろんアフリカという大陸を知らない人はいないし、アフリカの国家をひとつも挙げられない人もいないだろう。智識としては確実にわれわれのなかに共有されている。しかしより現実的な関心となるとどうか。いまはコロナウイルス禍の真只中にあり海外旅行どころではないが、昨年までの人気旅行先はやはり東アジアやヨーロッパが中心で、アフリカの場合は旅行ガイドの売場すら狭くなっている。テレビで取り上げる国際ニュースもアメリカや中国が中心で、アフリカについてはあまり観ることがない。しかし、人類の歴史を紐解いてみれば、その伝播の仕方につ
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Posted by ブクログ
世界史についての本。
興亡の世界史というシリーズの中の最終巻。2007年に出されていたが、文庫化されるにあたって新しく手直しされたもの。
従来の世界史というのは西洋史を中心としたものであったが、本書ではそれに対してもっと多文化的で中立的な世界史を提唱している。
人口問題については、人口バランスとその国の繁栄について書かれており勉強になった。日本は戦後の復興期、高度成長期に人口ボーナス期を迎え、一気に経済繁栄した。これからは急速な高齢化と少子化で人口減少時代を迎える。経済的な縮小はやむを得ないだろうと思う。しかし、世界的には人口増加による環境問題に直面しており、日本の人口減少は今後に必要な世界的