松田素二のレビュー一覧

  • 改訂新版 新書アフリカ史
    アフリカの通史。もう一度読み直すかフォーカスの当て方の違う本を改めて読むかまだ決めてはないけれど、とりあえず一度読んだだけでは理解しきれてない。あまりにも知らないことが多かったなぁとまずはそれが知れてよかった。
  • 改訂新版 新書アフリカ史
    新書だが本文で700ページ以上あるボリューム。

    アフリカの歴史が大局的、網羅的に説明されていて勉強になった。15章、ネイションビルディングがトライバリズムを生み出したというのは目から鱗だった。

    アフリカ経済のジレンマを歴史的な流れとして説明されていて理解が深まった。
  • 改訂新版 新書アフリカ史
    われわれ日本人はアフリカのことをなにも知らない、というのが率直な評価ではないだろうか。もちろんアフリカという大陸を知らない人はいないし、アフリカの国家をひとつも挙げられない人もいないだろう。智識としては確実にわれわれのなかに共有されている。しかしより現実的な関心となるとどうか。いまはコロナウイルス禍...続きを読む
  • 改訂新版 新書アフリカ史
    圧倒的。アフリカについてこれほど遠大に多角的に書かれた本が他にあるのだろうか。しかも日本語で。
    もしかしたら、非西洋である日本だからこそ、アフリカから見た世界史、という視点が生まれたのかもしれない。
    とにかく20年前にこの企画を考え、成し遂げた編集者の方に敬意を表したい
  • 改訂新版 新書アフリカ史
    アフリカ大陸、特にサハラ砂漠以南のアフリカ(=サブサハラアフリカ)に関する700〜600万年前の人類誕生からホモ・サピエンスの21世紀までの網羅的な通史。
  • 興亡の世界史 人類はどこへ行くのか
    世界史についての本。
    興亡の世界史というシリーズの中の最終巻。2007年に出されていたが、文庫化されるにあたって新しく手直しされたもの。
    従来の世界史というのは西洋史を中心としたものであったが、本書ではそれに対してもっと多文化的で中立的な世界史を提唱している。
    人口問題については、人口バランスとその...続きを読む
  • 改訂新版 新書アフリカ史
    かつて、歴史のない「暗黒大陸」と言われたサハラ以南のアフリカ。そうした古い見方はようやく覆され始めた。 本書は五大河川沿いに成立した世界の記述から始まり、それを踏まえて交渉史、ヨーロッパとの遭遇と植民地時代、独立とその後の問題が描かれる。大河沿いの種々多彩な世界、海やサハラを越えた交流の展開、南アフ...続きを読む
  • 改訂新版 新書アフリカ史
    通勤で読めるアフリカ通史。植民地化によって「直線的に」で分断されてしまった国家の枠組みではなく。「川世界」や「交渉史」という視角から、新しいアフリカ史を描こうとする熱意に溢れた意欲作。増補によって2018年までの記述が追加された。
    「ナショナリズム」「法と裁き」などヨーロッパ的な枠組みを乗り越えよう...続きを読む
  • 改訂新版 新書アフリカ史
    アフリカの歴史のなかでも、研究がなされていたり記録が残っている地域や社会の歴史について、編集されている。
    各章様々な専門家によって綴られており、アフリカ各地の具体的な出来事や人物を様々な視点で学ぶことができる本だと思う。
    一回読んで全体を把握するのは不可能に近いと思ったけれど、あまり語られていないア...続きを読む