コウノコウジのレビュー一覧

  • クロコーチ 23
    22〜23巻に掛けての疾走感が凄い
    そして恐ろしいまでの完成度
    同時期にやってた警察漫画がグダグダだなぁと思ったことと比べて
    黒河内は読者の予測をもどんどん裏切り続け
    ラストは一片の食い残しもない幕切れ。
    黒河内は相変わらず軽薄な脂ぎった笑みを浮かべて終わる。
    だが白から黒、黒が黒を討ち果たした理由...続きを読む
  • クロコーチ 1

    凶悪には巨悪を

    最初、展開が早すぎてよくわからなかったが、2回読んでやっと理解できた。
    「巨悪にまともにぶつかっていったら返り討ちに会う。やはり巨悪には多少副作用はあるが、巨悪をぶつけるしかない」という事を。
  • クロコーチ 13

    一人前のヒューミントになれるか

    清家とクロコーチがそれぞれ別の方角から共通の目標を特定し、それの確保へと向かって行く巻。ここで清家は、キミの役目はヒューミントだ、と組織のボスから命じられた。ヒューミント??

    清家だけでなく読者は???かもしれないが、そこは組織の先輩が親切に説明してくれる。「Human Intelligenc...続きを読む
  • クロコーチ 8

    カウンターに着くなり注文する女

    ここで少し前の巻でラベルをチラ見せしたボトルの名前がはっきり出てきた。イギリスはアイラ島産のこのウィスキーの名前を女が言う場面がある。ドアを開け、バーテンダーに、それをショットでチェイサーも、と注文を口に出す。あれっ、この女って、このクロコーチの店に前に来たことあったかな。

    それはともかくわた...続きを読む
  • クロコーチ 2

    クロコーチの名前にかかわる巻

    出所した元組員の男を地下のバーに誘うクロコーチ。お店の名前が「黒馬車(BLACK COACH)」だった。さらに、あの独特の風合いのアイラモルトのウィスキーが出てきた。ちゃんとボトルのラベルで LAPHLOIG の10年ものとわかるように描かれている。誘われた元組員は、クロコーチにあることをささやかれ...続きを読む
  • クロコーチ 23
  • クロコーチ 23

    秀作

    毒を以て毒を制す、毒を喰らわば皿まで的なやり方で黒幕に迫る刑事を描いていますが、無事エンディングを迎え諸々の理由が明らかになります。是非最後まで読んで欲しい作品です。
  • クロコーチ 8
  • クロコーチ 9

    面白いです

    面白いのでついつい続きを気になり…あと少しあと少し、と思いながらずるずる読んでしまいます。
    多分最後まで買ってしまうと思います。
  • クロコーチ 23
    むちゃくちゃ面白かった!
    実際の事件をモチーフにして
    物語を編んでいく匠の技!
    黒河内さんのフト見せる
    悲しい顔が堪らない
    あと飄々とした青沼の顔が好き

  • クロコーチ 23
    県警本部会議室に集められた主要メンバー。もちろん黒河内の姿もある。怪物・沢渡の最期を読者に提示してからエンディングに向けての話が感動的ですらある。皆、沢渡の死と黒河内の身の安全を願う気持ちが起こした奇跡! 完結は黒河内らしく海外でのバカンス風というのも良かった。それにしても長瀬くんのドラマを見て本作...続きを読む
  • クロコーチ 4
    桜吹雪会の内部分裂から、とうとう黒河内に接触する奴が出てきたか。それも、中心人物っぽい高橋と行動を共にする西郷とは。果たして清家や越後検事が思うように、黒河内の掌の上でコトが進んでいるのだろうか? 複雑な人物相関がますます面白くなる予感。公安の殺し屋「桃太郎」高橋秀男のキャラがTVドラマとは違ってド...続きを読む
  • クロコーチ 2
    いよいよ桜吹雪会、3億円事件が出てきた。黒河内も桜吹雪会もTVドラマ以上に黒い! 清家管理官の父が死亡した真相と、現在行われている桜吹雪会(彼の推定)による殺人事件に、清家管理官の正義の心に火がついた。あれ、黒河内の反応が薄いな〜ってなところで次巻へ続くのか。
  • クロコーチ 3
    警察庁からの出向・清家管理官は、やはり公安寄りなのか。清家、黒河内がそれぞれのコネクションで城尾に近づいてく緊張感が良い。桜吹雪会のことを沢渡が黒河内にあっさり喋ったのが意外だった。拘束された黒河内が城尾と直接対峙した場面にゾクゾクしたな。
  • クロコーチ 1
    TVドラマからの漫画導入。3億円事件を追う黒河内、というのはドラマのほうで、第1巻はその前哨戦ともいえる黒河内のダークな部分と清家管理官(ドラマは剛力彩芽で警部補)とのタッグで終了。漫画も面白いじゃないか!
  • クロコーチ 23
    悪徳警官の悪徳日記みたいなものと思ったら大間違い。
    権力と言う名の間の巣窟に挑む男のお話でした。
    原作が一緒のディアスポリスみたいな展開、そして何よりラスボスが良いです。
    最後の展開は賛否両論あると思いますが、個人的には満足。
  • クロコーチ 22
    土橋本部長は日和って沢渡の逮捕に踏み切れず、奴の暴走を誰も止められない。沢渡を追い込む唯一の証人・マミちゃんは……黒河内の怒りと涙が印象的だった。総裁指名を受けた沢渡が向かう県警本部。どうする、黒河内よ?!
  • クロコーチ 21
    沢渡の構想がどんどん具現化されていく。恐らく最悪のテロリストで、映画の悪役テロリストと違い付け入る隙がないように見える。黒河内や清家が、その牙城にどのように食い込んでいくかが楽しみだ。
  • クロコーチ 20
    巻を重ねて20巻。M資金はどうもフェイク臭いが、沢渡の暗躍と、彼の正体を突き止めようとする黒河内たちの動きが緊迫感を与える。女性キャラの描き分けが雑になってきたような印象は否めないが……
  • クロコーチ 6
    三億円事件の真犯人が死んだ高橋ではなく……という前巻のエンディングを受けて語られるのだが、やはり呆気ない結末だった。そして、シームレスに次の大きな疑惑に巻き込まれる(自ら首を突っ込む)黒河内と清家。警察庁の公安部が二人をマークするとなると、新章もどす黒い何かがあると期待させるな。警察庁長官狙撃事件と...続きを読む