コウノコウジのレビュー一覧
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すごい。毒をもって毒を制す、とは言いますが、後ろ暗いところのある警官や政治家を賄賂や情報、法スレスレの行動で制していく、黒河内。裏の裏の裏をかく情報戦がものすごく面白いです。
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凶悪には巨悪を
最初、展開が早すぎてよくわからなかったが、2回読んでやっと理解できた。
「巨悪にまともにぶつかっていったら返り討ちに会う。やはり巨悪には多少副作用はあるが、巨悪をぶつけるしかない」という事を。 -
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一人前のヒューミントになれるか
清家とクロコーチがそれぞれ別の方角から共通の目標を特定し、それの確保へと向かって行く巻。ここで清家は、キミの役目はヒューミントだ、と組織のボスから命じられた。ヒューミント??
清家だけでなく読者は???かもしれないが、そこは組織の先輩が親切に説明してくれる。「Human Intelligenceのことよ!」と。ここでさすが高学歴の清家はわかったのかそれ以上は聞かない。しかし、読者はどうなのかなあ。まあ今の時代はなんでも検索だからとナンチャラペディアを引くとでてくるのでしょうか?それは読者それぞれの楽しみで置いときましょう。
ともかく黒河内はクロコーチという本来の姿を忘れないで出さな -
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カウンターに着くなり注文する女
ここで少し前の巻でラベルをチラ見せしたボトルの名前がはっきり出てきた。イギリスはアイラ島産のこのウィスキーの名前を女が言う場面がある。ドアを開け、バーテンダーに、それをショットでチェイサーも、と注文を口に出す。あれっ、この女って、このクロコーチの店に前に来たことあったかな。
それはともかくわたしらの世代からみるとこのマンガの舞台背景を通して見え隠れする部分がそこここにあってなかなか途中で止められない。
しかしクロコーチの店の名前は彼自身が付けたという設定なのだろうか。読者なりにその様子を想像すると面白い。
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クロコーチの名前にかかわる巻
出所した元組員の男を地下のバーに誘うクロコーチ。お店の名前が「黒馬車(BLACK COACH)」だった。さらに、あの独特の風合いのアイラモルトのウィスキーが出てきた。ちゃんとボトルのラベルで LAPHLOIG の10年ものとわかるように描かれている。誘われた元組員は、クロコーチにあることをささやかれて、ラフロイグが注がれたグラスを掴み一気に飲み干す。。。
色々と面白い巻だ。
そう言えばわたしもアイルランド人をとある老舗のバーに誘ったとき、わたしがあるスコッチを彼にすすめたことがきっかけで彼が告白をはじめたことを思い出してしまった。
いろいろ想像させる巻だった。