森川智喜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
化けネコのウィーリーは飼い主のように可愛がってくれる狼森ユキの友人 緋山燃に化けて
一緒に旅行に行く計画をたてていた。
狼森達は孤島の宿に着くが、そこは化けネコ プルートが
人肉をキャットフードに加工するために作った工場であった。
ウィーリーは"化けネコ同士は殺しあえない法"を
利用して狼森達を助けるようとするが…。
宮沢賢治の「注文の多い料理店」を現代ミステリーにリメイクといったところかな。
化けネコ同士や名探偵(悪者側につくw)の駆け引きや騙しあいが楽しい。
こんな悪いネコいないって言いたいけど、元の「注文の多い料理店」も山猫亭だしね。 -
Posted by ブクログ
カニバリズムには弱いのです。
『ミノタウロスの皿』とか、『カンビュセスの籤』とか、もう、ダメなんです。
何のことか分からない方は、藤子・F・不二雄先生のSF短編集を読み漁って下さい。
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苦手なものは苦手である、とはいえ。
この本は面白い。
なんというか、技巧に富んでいる。
限定空間での特殊なルール。
ルールに則った、そこからハズレない行動。
起きる殺人事件。
名探偵登場。
ミスリード。
鮮やかなどんでん返し。
そして、何よりも、フェア。
ミステリとして必要なものが、全て詰まっていると言っても過言じゃない。