森川智喜のレビュー一覧
-
ノンシリーズ短編集。独特のブラックユーモアにいろどられたバラエティに富んだ話ばかりで読んでいて飽きることがなかった。好みはフーダニット・リセプションとロックトルーム・ブギーマン。Posted by ブクログ
-
浮気調査中に変死したターゲット。彼に仕掛けた盗聴器には死者と会話する音声が残っていました。
彼の死を巡るミステリ作品。その先で世界の見え方が変わるような恐ろしさ。ロジカルに考えれば考えるほど、理性が否定する出来事たち。最高。Posted by ブクログ -
ミステリ―が読みたーいってなったものの「最近の作家さん知らんな…」となって書店で彷徨っていたところ発見した本。6名の作品が読める贅沢な一冊でした。道尾秀介さんの作品以外読んだことなかったので新たに作家さんを知ることが出来て良かった。浅倉秋成さんが好きでした!Posted by ブクログ
-
三途川理シリーズ。三途川理、やはり子供の時からこんなに邪悪だったのか……! そしてこの弟にしてこの姉あり。史上最悪の姉弟ゲンカの物語、といえばいいかもしれません(笑)。
意思を持ち自分で動き回る「トランプ兵」を使ったトランプ勝負って、いったいどこまでアンフェアなんですか! と驚愕したのも束の間。その...続きを読むPosted by ブクログ -
オーパーツを使った時代物ミステリ。といってもミステリというほどのものではなく、現代の捜査ツールがあれば瞬時に解決できるようなものばかりなのだが。しかし、発想は面白かったし、それぞれの捜査ツールがどれほど役に立つかということも感じられてよかった。
当事者らがわからないことも説明してくれる親切設計だが、...続きを読むPosted by ブクログ -
三途川姉弟の壮大な姉弟喧嘩。
少年な三途川理がとてもかわいい。数お姉ちゃんもかわいい。
名探偵三途川理シリーズで一番好きかもしれない。Posted by ブクログ -
三途川理シリーズ。今回の主役は、記憶を宝石に変えて盗んでしまう「思い出泥棒」。なんともすごい能力なのだけれど、三途川理に出会ってしまった不運……というか、三途川理にあんなもの渡しちゃったら……鬼に金棒というか混ぜるな危険というか、とにかくとんでもないことになっちゃいますよっ!!!
ってなわけでスリル...続きを読むPosted by ブクログ -
岡っ引きの時代に現代の科学技術を持ち込んだらどうなるのか?現代ではすんなり行くところもこの時代ではままならないが、そこからの丁寧な切り返しが素晴らしい。Posted by ブクログ
-
思い出泥棒のエピソードと何度忘れさせても三途川が思い出泥棒の存在に気づくシーンが面白かった。最後で唐突に姉が出てきたのには若干困惑したが、次の作品あたりで出番があることを期待。Posted by ブクログ