森川智喜のレビュー一覧

  • 本格王2020
    1結城さん 
    『真相をお話しします』と言う本を購入
    こちらの本と同じ内容でした。
    小説はとても面白いですが、別の小説かと期待した。

    2東川さん
    個人の感想です。
    内容が細かく、その細かい内容は必要なのか?
    っと、退屈になる。

    3伊吹さん
    個人の感想です。
    時代モノなので面白いかとおもったが、
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  • 動くはずのない死体~森川智喜短編集~
    ノンシリーズ短編集。独特のブラックユーモアにいろどられたバラエティに富んだ話ばかりで読んでいて飽きることがなかった。好みはフーダニット・リセプションとロックトルーム・ブギーマン。
  • 死者と言葉を交わすなかれ
    浮気調査中に変死したターゲット。彼に仕掛けた盗聴器には死者と会話する音声が残っていました。
    彼の死を巡るミステリ作品。その先で世界の見え方が変わるような恐ろしさ。ロジカルに考えれば考えるほど、理性が否定する出来事たち。最高。
  • 本格王2022
    ミステリ―が読みたーいってなったものの「最近の作家さん知らんな…」となって書店で彷徨っていたところ発見した本。6名の作品が読める贅沢な一冊でした。道尾秀介さんの作品以外読んだことなかったので新たに作家さんを知ることが出来て良かった。浅倉秋成さんが好きでした!
  • 本格王2022
    いろんなシチュエーションの推理小説なので、それぞれ楽しめる。
    決して殺人事件の犯人捜しだけじゃないんだ。
    特に面白かったのが浅倉秋成さんの「糸の人を探して」。
    冴えない、モテない大学生の河瀬倫義が、友だちに誘われて5×5の合コンに行く(その友だちは用事があり来れない)。しかも自分に好意をもっている女...続きを読む
  • 本格王2022
    初めて読む作家さんの作品に触れられて良かった。本格王と言うだけあって難しく何度も戻って読んだものも、、道尾秀介の眠らない刑事と犬が1番好き。
  • スノーホワイト
    第14回本格ミステリ大賞受賞作。名探偵三途川理シリーズ。何でも答えてくれる魔法の鏡にまつわる物語が、「本格」を冠するミステリ大賞を受賞したことを愉快に思う。魔法の鏡なんて、アンフェアもいいところ。ところが、これがしっかりミステリなのだ。面白い面白い。トリックの泉は掘り尽くされたと言われ、時代遅れとな...続きを読む
  • キャットフード
    注文の多い料理店をモチーフにした、探偵VS化け猫の知恵比べ。裏の裏をかく攻防戦が面白くて一気読みでした。
    猫が人間に化けたりと、メルヘンチックのようでありながら、おびき出された人間があっさりミンチにされてしかも同じ人間の三途川探偵にもぐもぐされてたり…結構ブラックなところもあり、面白かった。
    そして...続きを読む
  • 一つ屋根の下の探偵たち
    探偵2人と作家が一つ屋根の下で生活する事になったのだか、ある事をきっかけに、探偵2人が推理対決しそれを本にすることに。
    果たして、その結末は!?
  • トランプソルジャーズ 名探偵三途川理 vs アンフェア女王
    三途川理シリーズ。三途川理、やはり子供の時からこんなに邪悪だったのか……! そしてこの弟にしてこの姉あり。史上最悪の姉弟ゲンカの物語、といえばいいかもしれません(笑)。
    意思を持ち自分で動き回る「トランプ兵」を使ったトランプ勝負って、いったいどこまでアンフェアなんですか! と驚愕したのも束の間。その...続きを読む
  • 一つ屋根の下の探偵たち
    超絶的なヒラメキをする探偵ではなく、地道な捜査をする探偵を描いているのである意味現実味があるんだけど、小説としてはちょっと物足りないかな。
  • トリモノート(新潮文庫nex)
    オーパーツを使った時代物ミステリ。といってもミステリというほどのものではなく、現代の捜査ツールがあれば瞬時に解決できるようなものばかりなのだが。しかし、発想は面白かったし、それぞれの捜査ツールがどれほど役に立つかということも感じられてよかった。
    当事者らがわからないことも説明してくれる親切設計だが、...続きを読む
  • トランプソルジャーズ 名探偵三途川理 vs アンフェア女王
    三途川姉弟の壮大な姉弟喧嘩。

    少年な三途川理がとてもかわいい。数お姉ちゃんもかわいい。

    名探偵三途川理シリーズで一番好きかもしれない。
  • スノーホワイト
    ミステリーというジャンルの幅をぐぐっと広げるようなアイディアで、素朴にすごいなと思います。読んでいて楽しい作品でした。
  • ワスレロモノ 名探偵三途川理 vs 思い出泥棒
    三途川理シリーズ。今回の主役は、記憶を宝石に変えて盗んでしまう「思い出泥棒」。なんともすごい能力なのだけれど、三途川理に出会ってしまった不運……というか、三途川理にあんなもの渡しちゃったら……鬼に金棒というか混ぜるな危険というか、とにかくとんでもないことになっちゃいますよっ!!!
    ってなわけでスリル...続きを読む
  • スノーホワイト
    なんでも教えてくれる鏡やら、小人やらファンタジー要素がかなり強めのミステリ。
    でもファンタジー要素はあってもちゃんとしっかりとしたミステリになってて凄い。
    魔法の鏡をどう使えば効果的か、など展開はかなり論理的。

    探偵の三途川理は前作よりだいぶゲスさに磨きがかかったように思う。
    彼はかなり癖があるの...続きを読む
  • キャットフード
    ファンタジーとミステリが融合したような話。
    ファンタジーときくと優しげな感じになるけど人間の中に混ざった化け猫を探すその理由がなかなかダーク。

    ページ数も少ないし話もテンポよくすすむので読みやすい。
    読みやすいけどミステリとしてもしっかりしてるのでこどもから大人まで楽しめると思う。

    探偵の三途川...続きを読む
  • トリモノート(新潮文庫nex)
    岡っ引きの時代に現代の科学技術を持ち込んだらどうなるのか?現代ではすんなり行くところもこの時代ではままならないが、そこからの丁寧な切り返しが素晴らしい。
  • ワスレロモノ 名探偵三途川理 vs 思い出泥棒
    思い出泥棒のエピソードと何度忘れさせても三途川が思い出泥棒の存在に気づくシーンが面白かった。最後で唐突に姉が出てきたのには若干困惑したが、次の作品あたりで出番があることを期待。
  • 踊る人形
    森川智喜、三途川シリーズ第三段。文庫化が待望であった。
    自ら定義したギミックとガジェットをフル活用するシリーズコンセプトを、今回も満喫できた。
    乱歩少年探偵団風の文章もよかったし、前作で気になった起承転結のバランスも、今回は良好だったように思う。
    次作が近く発売だというのが嬉しい。
    ちなみに、巻末解...続きを読む