治部れんげのレビュー一覧

  • ジェンダーで見るヒットドラマ~韓国、アメリカ、欧州、日本~

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    ネトフリなどでヒットした韓国、日本、アメリカ・ヨーロッパのドラマに分けてジェンダーをどのように捉えているのかを分析した本。
    韓国ドラマは愛の不時着やスカイキャッスル、よくおごってくれるきれいなお姉さんなど大ヒット作品ばかりでとても読みやすかった。警察官や軍に所属しているけど家ではケアしてくれる側にいる男性像を描いているということを作者は書いており、確かに良いギャップを作っていて多くの視聴者を惹きつけているのだろうとすごく納得した。
    日本のドラマではきのう何食べた?は観ないと!という気持ちになったが、まだまだ作者の納得するレベルのドラマは無いのだろうと予想したが、ゆっくりちょっとずつ増えたら良い

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    2024年02月10日
  • いいね! ボタンを押す前に――ジェンダーから見るネット空間とメディア

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    若干これ自体がゴシップ感ないかね?と思う部分もある。

    が、後半の、実務的な内容(なぜジェンダーでは間違いが起きやすいのか)は、新発見(Netflixのリスペクトトレーニング)もあり、面白かった。

    『スマホ・デトックスの時代』読もう。

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    2023年02月20日
  • ジェンダーで見るヒットドラマ~韓国、アメリカ、欧州、日本~

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    ジェンダー意識の高い自立したヒロインの韓国ドラマ。人権と経済と多様な家族が自然に描かれるアメリカドラマ。ジェンダーステレオタイプ、二者択一の価値観が残る日本のドラマ。自分の人生は自分で決める欧州・カナダのドラマ。

    紹介されているドラマ、どれも見たことがありません。面白そう、見てみたいと思いました。

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    2023年01月05日
  • ジェンダーで見るヒットドラマ~韓国、アメリカ、欧州、日本~

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    最近、ジェンダー界隈での発言で注文している治部れんげさん。以前、オンラインで講演のようなものを聞いたときも話に納得できるとともに、質疑応答の対応とかも含めて好感をもった。ところが、れんげさんの単著がまだ大してない。この本は数少ない単著……なんだけど、テーマといい光文社新書として出ていることもあって、書題でジェンダーを謳っているもののジェンダー直球とはいえないし、マイルドに作ってあるんだと思う。
    とはいえ、数々のドラマをジェンダー視点で斬るというのは面白い企画。まあ、斬るというよりは外国モノに関してはほとんどお見事とほめている。それに比べると日本のドラマは旗色悪し。ま、身内(同国人)だから実社会

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    2022年07月31日
  • 「男女格差後進国」の衝撃 ~無意識のジェンダー・バイアスを克服する~(小学館新書)

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    ・日本にはまだまだ女性取締役が少なく、海外に遅れをとっている。これを解決するために、社会が、会社が意図的に増加させる取り組みが必要だと思った。
    ・ダイバーシティーを促進することで、社会は豊かになる。
    ・女性差別もあるが、男性差別もある。
    物語の中の、「男性と女性が会議室に入ってきた時、男性が上司だと感じてしまう」とあったが、私もそうだと思う。自分自身も、知らず知らずのうちにジェンダーバイアスを持っていないか意識する必要がある。
    ・女性だから、と海外転勤を諦めたりする必要はない。男女平等は私たちが実現していく。
    ・ジョブ型雇用とマーケット型雇用
    今のことは、ジョブ型雇用が自分に向いていると思う。

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    2022年01月27日
  • ジェンダーで見るヒットドラマ~韓国、アメリカ、欧州、日本~

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    「愛の不時着」ブームにあやかったNetflix協賛本の趣きが色濃いが、近年のジェンダー論争絡みで日米加欧のドラマを解題してみせるのは目新しい試み。ときおり左寄りに日本批判がこぼれるのはしょうがないけれど、ドラマの文脈で現実世界を糾弾されるのは筋違いというか…。

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    2021年09月24日
  • ジェンダーで見るヒットドラマ~韓国、アメリカ、欧州、日本~

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    Netflix, Prime Videoで海外ドラマ見まくりの私は、終始頷きが止まらなかった。改めてジェンダー視点で論じるのは面白いが、それにとどまらず、各国のドラマはその日常を映し、自然と日本との違いを知ることが出来る。(多分会社のおじさま方より各国のジェンダー・貧富等の格差、いじめ問題を知っているはず)
    エンタメにおいても幾度となく、あー完全に日本負けてるな…と思い、ほとんどTVでドラマは見ていない。
    コロナ禍で世界を旅することが出来ない今、改めて各国のドラマで沢山の知識を得ることができる魅力を再認識した。まだ観ていなかった欧州、カナダのドラマ紹介も嬉しい。

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    2021年09月14日
  • ジェンダーで見るヒットドラマ~韓国、アメリカ、欧州、日本~

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     ヒットドラマをジェンダー目線で読み解いていく。僕はドラマをあまり見るほうではないが、ストーリー、セリフ、演技を読み解いていく様子は、単なるドラマ解説にとどまらず、興味深く的確だ。
     ヒットドラマが取り上げられているが、その中でも『結婚できない男』と、比較的マイナーな『コペンハーゲン』の章が印象深い。

     男女に限らず、一人の人間が自立した存在として社会と関わるにあたり、どうあるべきかを考えさせられた。

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    2021年09月12日
  • 「男女格差後進国」の衝撃 ~無意識のジェンダー・バイアスを克服する~(小学館新書)

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    勉強になった。
    子供にはジェンダーバイアスを持たずに育ってほしい。日々の会話など、気をつけていきたい。

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    2021年01月26日
  • 炎上しない企業情報発信 ジェンダーはビジネスの新教養である

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    前半は自分でも覚えているCMなどの炎上事例。
    企画者のメンバー選定や少しの注意で炎上回避できそうな短期解決策。
    後半はディズニーの事例。企業全体で広範な調査、マーケティングをしてプロダクトに活かしていて興味深い。
    ここまでの力を入れられるかは、対象がその企業のメインプロダクトそのものなのか、プロダクトをアピールするための活動なのかで違うと思う。

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    2020年04月16日