青谷真未のレビュー一覧

  • 読書嫌いのための図書室案内

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    コージーミステリーの楽しさもありつつ読書の良さを再認識できる一度に二度美味しい本

    本の感想、解釈に正解はなく読み手によってこんなに違うのかと知れて面白い。
    他の人の感想読むのって楽しいよね、分かる!
    ここに出てくる作品をまた読み返してみたくなる。
    "すべての物語は誰かの身に起きるかもしれない未来予測なのだ"という視点にはっとした。

    最近は読書の仕方や本の感想の書き方(言語化)について考えているところだったので、今の自分に凄くヒットした作品。

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    2025年09月14日
  • 読書嫌いのための図書室案内

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    タイトル『読書嫌いのための図書室案内』ということで、なぜ主人公が読書が嫌いなのかは最後の方に明かされます。安部公房やヘッセ、森鴎外と言った実際にある作品が物語に登場します。読書嫌いの主人公が図書新聞の作成を任され、実際にあるそれらの本を元に絡んでいくお話。
    読書は追体験というけれど、実際に自分の身の回りに起こらなくても起こったように思えたり、人それぞれに本の感想があっても良いんだなと思えた小説。

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    2025年06月02日
  • 読書嫌いのための図書室案内

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    読書好きな自分とは真逆のタイトルに興味を持ち、手に取った1冊。
    読書の醍醐味がダイレクトにわかり、「そうそう、これが本が持つ魅力だよね」と改めて実感させられた。ほっこり&ハラハラが楽しいのですいすい読めて、読書が苦手な人も、読書が大好きな人も、「本を読む」ことについての新たな発見があるかも。

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    2025年03月22日
  • 読書嫌いのための図書室案内

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    図書室が舞台の小説が読みたくて、初めての作家さん。
    司書さんや図書委員目線のお話はありがちだけど、読書嫌いの主人公はなかなか珍しいのでは。読書が苦手な理由も予想外でびっくりした。周囲の人の文字や筆跡、色に関する文章が多かったのはそういうことか。
    自分の本棚や好きな本を知られるのは、胸の内を晒しているようで苦手だけど、なるほど読書感想文もそうかも。それを宿題でやってたって…今思うとすごい。
    読書は現実逃避じゃなくて、現実に立ち向かう術の一つ。素敵な考え方。樋崎先生の憎めない感じも良い。
    荒坂くんと藤生さんのコンビも良い。もっとこうすればいいのにって思うのは、相手に期待してるから。荒坂くんの擦れて

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    2025年01月06日
  • ステイ! ぼくとシェパードの5カ月の戦い

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    犬と人間 言葉は通じないけれど、心は通じ合えるんですね。
    愛犬家の3人が犬と共に人として成長していく過程が細やかに書かれていて、ほのぼのとした気持ちで読み終わりました。
    責任を持つことの大切さも伝わってきました。

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    2024年09月05日
  • 君の嘘と、やさしい死神

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    ネタバレ

    めっっちゃ好き。小説の中で一番好き。
    表現力の高さと主人公と美園玲の関係がとても好みで、表紙のイラストもとてもあっている。透き通るような世界観。最後、玲が亡くなるところも、その前もその後も感動できる

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    2024年07月15日
  • 君の嘘と、やさしい死神

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    表現の仕方がとてもいい、ヒロインの形と文体が重なって透明感と力強さを感じさせる表現だった。今までで1番好きな本だ。

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    2024年06月07日
  • 読書嫌いのための図書室案内

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    ずばりこの本こそが「読書嫌いのための図書室案内」であると思う。読書嫌いな人はどうにか頑張ってこの本を読んでほしい。読書がだという人はなぜ本を読むのか。そういう人たちは意識していないかもしれないがこの本では本を読むべき理由、読みたくなる理由が書かれている。それいがいにもただの設定かと思われた何気ない一文が「ここに繋がってくるのか!!」となることも見どころの一つだと思う。

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    2024年04月11日
  • アンドロイドの恋なんて、おとぎ話みたいってあなたは笑う?

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    儚く切ない。真白が自分のためから響のために、響は真白のために行動するところが心を動かされました。一気に読むことをお勧めします。

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    2024年03月18日
  • 君の嘘と、やさしい死神

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    結構好きなジャンルの物語だった。どうして落語に佃祭を選んだのかという理由を最後に知ってすごく感動した。

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    2024年01月16日
  • 君の嘘と、やさしい死神

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    切なくて,透明で,胸がきゅっとなる話。
    青谷真未さんの小説の言葉の透明感が好きで,特にこの話の言葉の使い方が大好きです!ピアニストの指使いのようにすらすらと導かれているみたいに言葉が頭に入ってくるのが,魅力的です。
    自分を持つこと,わがままを許してあげることが,一生に一度しかない自分の人生を楽にしてあげるために必要なことなのかもしれないなと思いました。人生は案外短い。他者や過去に縛られてばかりだと,自分の人生は見えなくなってしまう。他者や過去に流されてばかりになるのではなくて,自分がしたいこととしっかりと向き合ってみることが必要なんだろうなと感じました。
    記録には残らない今を自分なりでいい,ま

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    2023年12月03日
  • アンドロイドの恋なんて、おとぎ話みたいってあなたは笑う?

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    とっても面白かったです!面白い設定でもキュンキュン出来るし最後の結末はもう予想も出来ない...二度読み必須です!

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    2023年11月11日
  • アンドロイドの恋なんて、おとぎ話みたいってあなたは笑う?

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    最後らへんの「自分が勤めていた病院にいたすべての人間が、アンドロイドだったことに」の1行で鳥肌めっちゃ立ってめっちゃよかった!!

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    2023年06月11日
  • 君の嘘と、やさしい死神

    たまたま見つけて読んでみました。生まれて初めて小説で涙を流しました。「究極の恋愛小説」と謳っている通り内容は感動・恋愛。くどさを全く感じなくてすごく透明感のある作品だなと思いました。読み終わった時きっとあなたは温かい涙を流すことでしょう。

    #エモい #切ない #感動する

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    2023年05月08日
  • 水野瀬高校放送部の四つの声

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    ネタバレ

    衝動的に設立された放送同好会に所属することになった4人は、それぞれ悩みを抱えていた。その悩みを活動を通して明らかにし、解決していく物語である。一番好きな話は、競馬実況女子の梓の話である。

    彼らがこれから歩む道には困難もあるだろうが、無事に部として活動できるようになれば良いなと思う。そして、部員も増えれば尚良しなのだが。

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    2022年04月05日
  • 読書嫌いのための図書室案内

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    ネタバレ

    読書嫌いに読書案内ができるの!?
    え!?どういうこと〜〜???!
    と思って手に取った図書室案内の本。
    エッセイのようなものかと思いきや、
    ばりばりの小説、しかも少し重め。笑

    どのキャラも立っていてすごくすき。
    主人公の、共感覚。すごいな〜〜絵をみてみたかった。
    そして、読書は普通に好きだけど、
    藤生さんの深読みの解説がすごく面白いし、
    荒坂くんがだんだんと本を好きになってくれるのが
    本好きとしてはとても嬉しい!
    藤生さんの、本の知識がすごすぎて尊敬!
    内容的にもスッキリまとまっていて面白かった。

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    2021年10月08日
  • 君の嘘と、やさしい死神

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    気の弱い主人公は小さいころのトラウマもあり、頼まれたことは断れない。
    文化祭でも、手品部生物部文学部と自身の教室の企画に参加する一方、文化祭の事前企画で出会った彼女の落語の出し物につき合う羽目に。

    優柔不断な主人公と思い立ったらまっすぐな彼女のやり取りがよかったです。

    最後にわかる「やさしい死神」の意味もすごくよかったです。

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    2018年08月30日
  • 読書嫌いのための図書室案内

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    タイトルに惹かれて借りましたが、期待以上に楽しめました。

    読書が嫌いなのに楽そうだからという安易な理由で図書委員になった主人公荒坂浩二。廃刊になり久しい図書新聞の再刊を頼まれ、同じクラスの図書委員であり、本が大好きな藤生蛍とともに図書新聞を作るべく、読書感想文を書いてくれそうな人に依頼する事になるのですが…。

    依頼相手の選んだ本を巡りミステリー仕立てに話が展開して行き、謎を負ってたどり着いた先には思いもしなかった真相が待っていました。

    この中で何冊か本が紹介されていますが、藤生さんの本の知識が素晴らしい。森鴎外や安部公房、ヘルマン・ヘッセなど今は自分から進んで読まなくなっていたけれど改め

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    2025年12月16日
  • 君の嘘と、やさしい死神

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    ネタバレ

    最初はいやって言われへんモモに腹立ってたけど、彼女が死ぬ時嫌って言えてよかった、思春期のニキビみたいに家族になっててよかった

    正直モモが落語やることになるんやろなってのは恋愛文庫のあるある的な感じで予想ついてたけどそれでも何回も泣いてた笑

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    2025年10月14日
  • ステイ! ぼくとシェパードの5カ月の戦い

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    両親を亡くして優しい叔母夫婦に引き取られたものの、どこか孤独感を感じていた少年が、元警察犬シェパードに出会う青春物語。散歩中に出会う人たちが彼の成長につながっていく。

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    2025年06月19日