青谷真未のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
図書室が舞台の小説が読みたくて、初めての作家さん。
司書さんや図書委員目線のお話はありがちだけど、読書嫌いの主人公はなかなか珍しいのでは。読書が苦手な理由も予想外でびっくりした。周囲の人の文字や筆跡、色に関する文章が多かったのはそういうことか。
自分の本棚や好きな本を知られるのは、胸の内を晒しているようで苦手だけど、なるほど読書感想文もそうかも。それを宿題でやってたって…今思うとすごい。
読書は現実逃避じゃなくて、現実に立ち向かう術の一つ。素敵な考え方。樋崎先生の憎めない感じも良い。
荒坂くんと藤生さんのコンビも良い。もっとこうすればいいのにって思うのは、相手に期待してるから。荒坂くんの擦れて -
Posted by ブクログ
切なくて,透明で,胸がきゅっとなる話。
青谷真未さんの小説の言葉の透明感が好きで,特にこの話の言葉の使い方が大好きです!ピアニストの指使いのようにすらすらと導かれているみたいに言葉が頭に入ってくるのが,魅力的です。
自分を持つこと,わがままを許してあげることが,一生に一度しかない自分の人生を楽にしてあげるために必要なことなのかもしれないなと思いました。人生は案外短い。他者や過去に縛られてばかりだと,自分の人生は見えなくなってしまう。他者や過去に流されてばかりになるのではなくて,自分がしたいこととしっかりと向き合ってみることが必要なんだろうなと感じました。
記録には残らない今を自分なりでいい,ま -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分が想像もしなかった「歌舞伎」と「ミステリー」との掛け合わせたストーリーで、なかなか面白かったです。
第1話:傘の陰
第2話:人形の目
第3話:微笑み一つ
第4話:花の名前
この4つでストーリーが進みます。主人公は「桜子」で、2年先輩の「清香」と高校時代以来8年ぶりに偶然再会します。この「清香」は代々家系が歌舞伎役者であり、「清香」は実家から勘当されて探偵事務所を開きます。一方主人公は実家が呉服店で着物の着付けを教えていたこともあっていつも和服姿です。主人公が「清香」に探偵助手(アルバイト)として雇われる形でこの2人がタッグを組みます。
1話目・2話目は探偵の依頼で依頼の謎解き要素が強