読書嫌いのための図書室案内

読書嫌いのための図書室案内

924円 (税込)

4pt

読書が嫌いな高校二年生の荒坂浩二は、ひょんなことから廃刊久しい図書新聞の再刊を任される。本好き女子の藤生蛍とともに紙面に載せる読書感想文の執筆を依頼し始めた浩二だったが、同級生の八重樫、美術部の緑川先輩、生物の樋崎先生から、執筆と引き換えに不可解な条件を提示されてしまう。その理由を探る浩二と蛍はやがて、三人の秘めた想いや昔学校で起きた自殺事件に直面し……本をめぐる高校生たちの青春と秘密の物語

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読書嫌いのための図書室案内 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    コージーミステリーの楽しさもありつつ読書の良さを再認識できる一度に二度美味しい本

    本の感想、解釈に正解はなく読み手によってこんなに違うのかと知れて面白い。
    他の人の感想読むのって楽しいよね、分かる!
    ここに出てくる作品をまた読み返してみたくなる。
    "すべての物語は誰かの身に起きるかもしれ

    0
    2025年09月14日

    Posted by ブクログ

    タイトル『読書嫌いのための図書室案内』ということで、なぜ主人公が読書が嫌いなのかは最後の方に明かされます。安部公房やヘッセ、森鴎外と言った実際にある作品が物語に登場します。読書嫌いの主人公が図書新聞の作成を任され、実際にあるそれらの本を元に絡んでいくお話。
    読書は追体験というけれど、実際に自分の身の

    0
    2025年06月02日

    Posted by ブクログ

    読書好きな自分とは真逆のタイトルに興味を持ち、手に取った1冊。
    読書の醍醐味がダイレクトにわかり、「そうそう、これが本が持つ魅力だよね」と改めて実感させられた。ほっこり&ハラハラが楽しいのですいすい読めて、読書が苦手な人も、読書が大好きな人も、「本を読む」ことについての新たな発見があるかも。

    0
    2025年03月22日

    Posted by ブクログ

    図書室が舞台の小説が読みたくて、初めての作家さん。
    司書さんや図書委員目線のお話はありがちだけど、読書嫌いの主人公はなかなか珍しいのでは。読書が苦手な理由も予想外でびっくりした。周囲の人の文字や筆跡、色に関する文章が多かったのはそういうことか。
    自分の本棚や好きな本を知られるのは、胸の内を晒している

    0
    2025年01月06日

    Posted by ブクログ

    ずばりこの本こそが「読書嫌いのための図書室案内」であると思う。読書嫌いな人はどうにか頑張ってこの本を読んでほしい。読書がだという人はなぜ本を読むのか。そういう人たちは意識していないかもしれないがこの本では本を読むべき理由、読みたくなる理由が書かれている。それいがいにもただの設定かと思われた何気ない一

    0
    2024年04月11日

    Posted by ブクログ

    高校生の軽い青春ものが読みたーいって気分になって読み始めたものの、現実にある作品も出てきて(それを読んでいたらもっと楽しめたかもしれない)ストーリーも誰も傷つかないし、、読後がスーッとします。そして、主人公2人!!!強くて勇ましい!!

    0
    2023年06月25日

    Posted by ブクログ

    読書が嫌いな荒坂と本の虫とされる藤生の2人が図書新聞の刊行のために、ある3人に読書感想文を依頼するところから始まる青春ミステリ。

    たしかに同じ本を読んでいても好みだったり、またその中でも捉え方が違ったりする。その人の経験とか価値観、環境などが垣間見えるから面白いのだと思う。
    主人公がなぜ読書嫌いな

    0
    2022年12月04日

    Posted by ブクログ

    私自身、学生時代に図書委員だった経験もあれば、図書新聞の様なものを制作した経験や、本来飲食禁止の図書室にあって唯一例外の司書室でお茶やお菓子を食べたり、あるいは、閉架書庫に入って珍しい書物を見たこともあるので、内容に親近感を持った。

    まぁ、高校生の男女が、暫くの間共同作業を行っているという話なので

    0
    2022年09月28日

    Posted by ブクログ

    本は読む人によって解釈が変わるというのは当たり前なことかもしれないが非常にためになった。これからはいろんな人にいろんな本の感想や解釈を聞こうと思う。また、本は予言の書であるというのも新しい視点だった。

    0
    2022年08月09日

    Posted by ブクログ

    ミステリタッチの青春もの。交換条件を果たそうとする、にわか図書新聞編集者の二人は、いわば「謎を解く」ことになるが、ミステリに全振りしているわけではないから、推理そのものはかなり緩い。けれど、このお話の雰囲気で、針で突いたほどの隙もない論理の大伽藍など打ち立てられたら、それそれでおかしいだろう。緩いけ

    0
    2021年12月30日

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