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読書が嫌いな高校二年生の荒坂浩二は、ひょんなことから廃刊久しい図書新聞の再刊を任される。本好き女子の藤生蛍とともに紙面に載せる読書感想文の執筆を依頼し始めた浩二だったが、同級生の八重樫、美術部の緑川先輩、生物の樋崎先生から、執筆と引き換えに不可解な条件を提示されてしまう。その理由を探る浩二と蛍はやがて、三人の秘めた想いや昔学校で起きた自殺事件に直面し……本をめぐる高校生たちの青春と秘密の物語
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Posted by ブクログ
コージーミステリーの楽しさもありつつ読書の良さを再認識できる一度に二度美味しい本 本の感想、解釈に正解はなく読み手によってこんなに違うのかと知れて面白い。 他の人の感想読むのって楽しいよね、分かる! ここに出てくる作品をまた読み返してみたくなる。 "すべての物語は誰かの身に起きるかもしれ...続きを読むない未来予測なのだ"という視点にはっとした。 最近は読書の仕方や本の感想の書き方(言語化)について考えているところだったので、今の自分に凄くヒットした作品。
タイトル『読書嫌いのための図書室案内』ということで、なぜ主人公が読書が嫌いなのかは最後の方に明かされます。安部公房やヘッセ、森鴎外と言った実際にある作品が物語に登場します。読書嫌いの主人公が図書新聞の作成を任され、実際にあるそれらの本を元に絡んでいくお話。 読書は追体験というけれど、実際に自分の身の...続きを読む回りに起こらなくても起こったように思えたり、人それぞれに本の感想があっても良いんだなと思えた小説。
読書好きな自分とは真逆のタイトルに興味を持ち、手に取った1冊。 読書の醍醐味がダイレクトにわかり、「そうそう、これが本が持つ魅力だよね」と改めて実感させられた。ほっこり&ハラハラが楽しいのですいすい読めて、読書が苦手な人も、読書が大好きな人も、「本を読む」ことについての新たな発見があるかも。
図書室が舞台の小説が読みたくて、初めての作家さん。 司書さんや図書委員目線のお話はありがちだけど、読書嫌いの主人公はなかなか珍しいのでは。読書が苦手な理由も予想外でびっくりした。周囲の人の文字や筆跡、色に関する文章が多かったのはそういうことか。 自分の本棚や好きな本を知られるのは、胸の内を晒している...続きを読むようで苦手だけど、なるほど読書感想文もそうかも。それを宿題でやってたって…今思うとすごい。 読書は現実逃避じゃなくて、現実に立ち向かう術の一つ。素敵な考え方。樋崎先生の憎めない感じも良い。 荒坂くんと藤生さんのコンビも良い。もっとこうすればいいのにって思うのは、相手に期待してるから。荒坂くんの擦れてない感じ、思ったことを恥ずかしがらずに伝えるところもよかった。「ほかの人と違う」のかもしれないけど、それは素敵な個性だと思う。 なかなか手が出ないけど、『舞姫』『少年の日の思い出』『赤い繭』ついでに『箱男』も読んでみようかなぁ。荒坂くんみたいに理解はできないかもしれないけど。笑
ずばりこの本こそが「読書嫌いのための図書室案内」であると思う。読書嫌いな人はどうにか頑張ってこの本を読んでほしい。読書がだという人はなぜ本を読むのか。そういう人たちは意識していないかもしれないがこの本では本を読むべき理由、読みたくなる理由が書かれている。それいがいにもただの設定かと思われた何気ない一...続きを読む文が「ここに繋がってくるのか!!」となることも見どころの一つだと思う。
高校生の軽い青春ものが読みたーいって気分になって読み始めたものの、現実にある作品も出てきて(それを読んでいたらもっと楽しめたかもしれない)ストーリーも誰も傷つかないし、、読後がスーッとします。そして、主人公2人!!!強くて勇ましい!!
読書が嫌いな荒坂と本の虫とされる藤生の2人が図書新聞の刊行のために、ある3人に読書感想文を依頼するところから始まる青春ミステリ。 たしかに同じ本を読んでいても好みだったり、またその中でも捉え方が違ったりする。その人の経験とか価値観、環境などが垣間見えるから面白いのだと思う。 主人公がなぜ読書嫌いな...続きを読むのか、また藤生はなぜ本が好きなのか。その理由も面白いと感じた。
私自身、学生時代に図書委員だった経験もあれば、図書新聞の様なものを制作した経験や、本来飲食禁止の図書室にあって唯一例外の司書室でお茶やお菓子を食べたり、あるいは、閉架書庫に入って珍しい書物を見たこともあるので、内容に親近感を持った。 まぁ、高校生の男女が、暫くの間共同作業を行っているという話なので...続きを読む、いつ恋愛模様の話になるかと思っていたが、ついぞ最後までそういう展開にはならなかった。もっとも、この本の後の時間軸で、そういう展開もあるのかもしれないが。 途中、ミステリーを思わせる展開もあり、中々面白かった。
本は読む人によって解釈が変わるというのは当たり前なことかもしれないが非常にためになった。これからはいろんな人にいろんな本の感想や解釈を聞こうと思う。また、本は予言の書であるというのも新しい視点だった。
ミステリタッチの青春もの。交換条件を果たそうとする、にわか図書新聞編集者の二人は、いわば「謎を解く」ことになるが、ミステリに全振りしているわけではないから、推理そのものはかなり緩い。けれど、このお話の雰囲気で、針で突いたほどの隙もない論理の大伽藍など打ち立てられたら、それそれでおかしいだろう。緩いけ...続きを読むれど、緩すぎず、この辺りが適切な気がする。主人公の飄々とした空気感と、本好き女子の藤生さんのかわいさだけで元は取れそうな感じだから、後はおまけと思ってもいいかも知れない。
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青谷真未
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