【感想・ネタバレ】読書嫌いのための図書室案内のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2020年11月09日

とてもおもしろかった!
学園・青春・ミステリー等の要素、読みやすい文章、起伏のある展開。とても良いバランスでミックスされていて、自然とページが進みました。

これでまとまってると思いつつ、"そこ"が分かった上での続きなりサイドストーリーなりが読んでみたいなという気持ちにもなってた...続きを読むり。

初読みだと思うけどなんか聞いたことあるような、と思ったら、こんぺいとう商店街で気になってた作家さんでした。

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Posted by ブクログ 2020年08月29日

YouTuberのベルさんの紹介から購入してみた。
とっても読み進めやすく、面白い。

読書嫌いの主人公が図書委員になり図書新聞を作る話。感想文を書くことで過去の贖罪をする先輩やら、先生の話…そして教科書にも載ってる物語とかもあってそれも分かりやすかった。

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Posted by ブクログ 2020年08月19日

タイトルと表紙のイラストに惹かれて購入した。

読書が嫌いな荒坂君が藤生さんによって変わっていくところが良かった。
同級生の八重樫とアリシアの読書感想文、生物の樋崎先生のエピソードが印象に残っている。

本当に愛し合っている2人は、考えることも似てしまうのだと。
どんな人物に共感するかは人それぞれだ...続きを読むが、手紙に対する返事のような読書感想文には、心打たれた。

樋崎先生のエピソードは、正直 私も藤生が娘である可能性を期待していた。期待を裏切られたと同時に、この小説の素晴らしさを痛感したものである。それでもやはり藤生の父親が誰なのか気になってしまうのは、私だけだろうか。

荒坂君が共感覚であることには、凄く驚いた。
確かに、序章の時点でそれらしいことは書いてあったような…。

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Posted by ブクログ 2020年04月26日

僕こと荒坂浩二は、消去法で選んだ図書委員になり、委員会の自己紹介で、「好きな本はありません」と一人だけ書名を答えなかったことから、司書の河合先生から逆に適任とされ、図書新聞の編集委員に任命されてしまいます。
同じ二年六組のものすごい読書家の藤生蛍も一緒に任命されます。

趣旨は「読書をしない荒坂君に...続きを読む本に興味がない人も手に取ってもらえるような新聞を作ってもらいたい」ということです。
僕と蛍は読書感想文を書いてもらえる人を校内で探します。
そして40代で、白木台高校に通算20年勤務する、生物教師の樋崎先生が、安部公房の『壁』という短編集に入っている『赤い繭』の感想を、美術部の緑川先輩がヘルマン・ヘッセの『少年の日の思い出』を、同級生でオーストラリアからの留学生のアリシアが好きな八重樫徹が、森鴎外の『舞姫』の感想を書いてくれることになるまでが前半のストーリーです。

後半は樋崎先生の謎めいた行動と、校内に伝わる18年前、樋崎が最初に白木台高校を去った時に自殺未遂をした女生徒の噂話。
蛍に対する女子生徒らのいじめ。
そして、事件に対する僕の推理です。
美大志望でもないのに、なぜか絵の色彩感覚が非常に優れている、僕の特殊能力がどういうものなのかが、明らかになります。
そして、僕がなぜ本を読むのが嫌いなのか、本当の理由が明かされます。

最後はネタバレになりますが、ハッピーエンドです。
ただ、この本で一番多く出てくる安部公房の『赤い繭』は私は未読ですが、私は読みたいとはあまり思えない本でした。

ビブリオミステリーが好きなので、これからも続刊がでないかなあと思いました。

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Posted by ブクログ 2021年01月01日

もう一度読もう。読みたい。
文学の読み方なんてわからやかったけど、初めて物語を「おもしろい」かもと感じた。

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Posted by ブクログ 2020年10月26日

読書感想文書くのめっちゃ苦手だったけど、感想は人それぞれで、受け取り方も人それぞれで、気になる所も人それぞれで、正解は無いんだな、と。

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Posted by ブクログ 2020年10月11日

タイトル通り活字嫌いの私でもさくさく読めた
ライトノベルよりの文章で読みやすく物語の中で読みたいと思える本をいくつか発見できるので読書初心者の方におすすめ

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Posted by ブクログ 2020年10月08日

主人公のひねくれてるけどまっすぐな性格に心打たれた。
藤生に対する態度や何だかんだ言ってちゃんと新聞作るところとか。
謎解きシーンも難しすぎなかったかのよみやすかった。
ちょくちょく難しい表現とかがまじってて本が苦手な人には少ししんどいかも。

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Posted by ブクログ 2020年09月27日

本棚や本に対する感想は自分の内面をそのまま映し出しているようで、あまり人には見せたくないと思ってしまう。
だけどそれと同じくらい話したいとも願ってしまう。
人は誰かに秘密を話したがるし、
それで受け入れてもらえると安心する。
本は期待に応えてくれることも応えてくれないこともある。
それでもいろんな世...続きを読む界を教えてくれることは、救いになる。
自分以外の人にも感情があるという当たり前のことを想像できる力を与えてくれる。
何事にも興味の無さそうな荒坂が無意識なのか藤生には興味を持っているのがよかった。

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Posted by ブクログ 2020年09月05日

本のことをしゃべるとき以外はおとなしい女の子と読書が苦手な男の子のバディといえば『ビブリア古書堂』を連想する。変化をつけたラストはたしかに予想の延長線上にはなかったけれど、予想通りのほ方が面白い展開になっていたのではないかとも思う。ただの「本の読みすぎ」なのだろう。藤生さんにいまいちグッと来なかった...続きを読むのは、表紙イラストの藤生さんが私のイメージした感じと違っていたからかもしれない。

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Posted by ブクログ 2020年08月20日

読んだ事のない著者、ライトノベルっぽい装丁。チョット腰が引けたけれど、このところ動画配信に捕まって読書量が著しく落ちていたので、もしかしたら何かヒントをもらえるかと読んでみた。
読書ってなんだ、何のために読むのだ?
私も時折そんな事を思う。
タレントで読書家として有名な男性が亡くなったとき、いったい...続きを読む彼は何を残したのだろう、読書に費やした時間で何を得たのだろう?
死んでしまったら何の意味もないのではないかなどと。

「読書はいつか訪れるかもしれない未来をシミュレートできる」
本書の中でそう語っていた。
それもひとつか。
読書は人格を高めたり、人間性を豊かにしたり深くしたりとよく言われるけれど本当なのだろうか。
読書をしないことによる弊害を具体的に教えて欲しいな。

本書、その内容はタイトルからは連想できない学園物ミステリーでした。
読書嫌いな主人公と彼と行動を共にすることとなる本の虫の女子。
彼らは図書委員として学校新聞の復活に動くことになるが、そこに浮かんでくるひとつの事件、生徒の自殺未遂事件、に突き当たる。
高校生活にありがちな日常と青春が謎解きに絡んでくる。
ふと目に止まった生徒のイジメの上履き隠しが、過去の自殺未遂事件の関係者である教師の胸の内にある暗い記憶を蘇らせ秘密を隠し続けることの苦しさを増加させる。その苦しみから逃れたくなった姜氏はある行動をとる。
彼の行動、そしてかつて主人公が遭遇した絵画紛失事件が謎解きの端緒となる。
主人公の読書嫌いも伏線となっていて、読書嫌いの原因である彼の特異な能力も謎の解明に一役かっているのが面白い。

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Posted by ブクログ 2020年08月16日

面白かった!人がどんなの本の読み方(頭の中で音読してるか、実写かアニメかなど)をしてるか考えたことなかったし、文章にない部分を勝手に解釈するのも当たり前だと思ってたし、目から鱗だった。(楽譜の読み方や音の取り方はたまに話題になるが人それぞれで大変興味深い。読書も同じだったのね!)
読書嫌いなわりに、...続きを読むちゃんと読み込んでる主人公に引け目を感じるな…。ま、それも人それぞれってことで。今後も読書談義を読みたいのに新聞一回作って終わりなの?

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Posted by ブクログ 2020年07月18日

物語は予言書であり参考書である、という見方が面白かった。
読書感想文を思わず書きたくなる、そんなお話。

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Posted by ブクログ 2020年07月12日

 場面場面で色々想像しながら読むのが読書の楽しい所ですよね。
 彼らのその後の話がまた読めたらいいな。

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Posted by ブクログ 2020年07月11日

青春ミステリー風の物語でありながら読書の面白さや醍醐味が散りばめられていてとても面白かったです。

読書嫌いだった主人公が少しずつ本に興味を持っていく姿もなるほどなと思いました。興味の持ち方は人それぞれですし。

作中に登場する物語をきちんと読み直そうと思います。

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Posted by ブクログ 2020年06月20日

ミステリの形態を取っており、読書のハードルは下げられている
しかも、こう言ったタイトルに有りがちなビブリオミステリではなく、考察の対象はあくまでも人間
これはより本書の主旨を踏まえたものと考えられる
目的からブレておらず、且つ物語として楽しめた

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Posted by ブクログ 2020年11月24日

蛍がビブリアの栞子さんと似た感じ、本の虫と言うと皆あんな感じになるのか。

本の感想から相手を説得って所は、多少強引な感じがする

謎解きはそこそこ楽しめるけど、それ故に個人的には最初の椿姫のカップル要らないかな。

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Posted by ブクログ 2020年10月11日

タイトルに惹かれて、読んだ。

読書嫌いな荒坂と読書大好きな藤生。
対極にいる2人が関わり合っているのが新鮮でした。

読んでいる途中で荒坂の視覚感覚に「??」って
なりながら読んでたらラストの場面で伏線回収
されていて納得。

いろんな本の名前が出てきて楽しかった。
高校生で安部公房は渋い………
...続きを読む
自分自身、図書委員やったことなかったけど
やれば良かったかなぁと少し後悔したほど
図書委員会の仕事は楽しそうでした。

同級生の八重樫、美術部の緑川先輩、
生物の樋崎先生と登場人物は皆濃い。

それぞれに執筆と引き換えに条件提示されて
それをクリアしながら学校で過去に起きた事件
を解明していくのは楽しかった。



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Posted by ブクログ 2020年09月01日

現実に嫌な人が現れても、
たくさん裏読みすることで
「何か理由があるんじゃないか」
「前向きに受け止めよう」
って思えるんです。
だからなるべく本を読むようにしています。いろんな考え方ができるように。
他人のことばをひとつの意味にしか解釈できないと苦しくなってしまうから、
逃げ道をたくさん作っておけ...続きを読むるように。

読書嫌いな荒坂浩二と本好きの藤生蛍が
読書感想をもとに秘密を明かしていく。
物語の多面的な受け取り方が面白い‼︎

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Posted by ブクログ 2020年07月01日

活字中毒の同級生・藤生さんと図書新聞を作ることになった読書嫌いな荒坂くん。自分で書く手間を省こうと先輩や先生、同級生に読書感想文を頼んだら、恋愛トラブルや自分の過去、虐め問題に学校の怪談まで降りかかって大変なことに。無事、図書新聞を完成させて、放課後の図書当番を免れることは出来るのか?謎多き女子高生...続きを読む・藤生さんとこれまた謎多きイケオジ生物教師・樋口先生との三角関係も?といった内容です。
『メタルギア』で有名なゲームクリエイター小島監督が依頼もないのに推薦文を書いたと話題になっていたので読みました。「ビブリオものって何?」というレベルで小説を殆ど読まないのですが、タイトルやテーマから察するに私のような読者もターゲットなのでしょう。
人間関係もミステリー(?)要素も分かりやすくスラスラ読めました。読書とはどういうものかという作者が伝えたい主張もハッキリと出てくるので得られるものも単純明快で気持ちが良いです。作中に登場する本が中学校の国語で出てくる『少年の日の思い出』、高校の国語で出てくる『舞姫』、短編の『赤い繭』と読書嫌いな読者が興味・理解を持てるように工夫がなされてるのも好感でした。読書嫌いな主人公の荒坂くんが難解な古典を使って謎を解いていってもおかしいですしね。読書嫌いでも読めるし、読書好きは頷きながら読めると思います。前述の通り小説は殆ど読まないのですが、(良い意味で)大したことのないミステリーがドンドン湧いてきて解決していく感じは『氷菓』みたいだなと思いました。本当に読まない人間の感想ですよ(強調)。孤独に頑張る藤生さんや恋愛で悩む同級生の八重樫くんは可愛いですし、主人公の荒坂くんは生き様がカッコよく、影のある緑川先輩は共感出来るなど登場キャラクターも不快感がないので、キャラ愛だけでも読み進められるのではないでしょうか。
物語を通して荒坂くん視点で描かれるのですが、読書嫌いなはずなのに地の文でやけに小難しい表現をするのが気になりました(例:幕間に・便覧・一縷の・反駁・気色ばんだ・頽れる・詳らかに・悄然etc…)。荒坂くんは一種の天才でもありますし、学校のレベルも分からないからと自分を納得させて読み進めましたが、小説としては普通なのでしょうか?

>「一般庶民はね、小説を読んで初めて、自分以外の人間にも感情があることを知ったんだよ」
>「現実に嫌な人が現れても、たくさん裏読みをすることで『何か理由があるんじゃないか』『前向きに受け止めよう』って思えるんです。だからなるべく本を読むようにしています。いろんな考え方ができるように。他人の言葉をひとつの意味にしか解釈できないと苦しくなってしまうから、逃げ道をたくさん作っておけるように」
『ケーキの切れない非行少年たち』という本の中でも融通の利かなさや思考の硬さが被害感につながるとの主張がありました。読書を通して柔軟な思考を手に入れて物事を見ないと取り返しのつかないことになってしまうよというのが作中で示唆されています。下手にやると説教臭かったり、脅しのように感じてしまう部分を上手く物語で伝えてるなと感じました。

>「この世にある物語は、すべて予言の書になり得るからです」
>『本を読むことは現実逃避なんかじゃなく、現実に立ち向かう術のひとつだよ』
読書をしているからといって現実性がないわけではない。ただし、現実に立ち向かうには一歩進む必要がある。そういった姿勢を藤生さんが作中で体現してくれています。普段、本を読まない方が現実で問題にぶつかって読書をせねばと本書と出会う場合もあるでしょう。藤生さんから勇気と後押しをもらえるはずです。

>読書はいつか訪れるかもしれない未来をシミュレートできるものだとは聞いていたが、どうやら先輩は「少年の日の思い出」を読んで、謝っても決して許されない状況があるという思い込みに囚われてしまったらしい。
読書推奨小説だと思って読んでいたら読書の危険性にも踏み込んでいて非常に好印象でした。こちらは前述の解釈を増やして苦しまないようにするという考えが解決策になりますね。実際、荒坂くんと藤生さんは思考の柔軟さでトラブルを切り抜けていきます。

最後に、とにかく荒坂くんの生き様がカッコ良いので、一番印象に残った台詞を紹介しておきます。
>自分が相手に向けている感情と、相手から自分に向けられる感情が常にイコールで繫がっているわけではないし、そうである必要もないと思っているので、嫌われても落胆しない
荒坂くんのようにありたいものです。

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