井上岳一(日本総合研究所)のレビュー一覧

  • 日本列島回復論―この国で生き続けるために―(新潮選書)

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    著者を直接知っているだけに、他人風に感想を書くのにも抵抗があり、まずは本人に直接申し上げたが、山水郷のみだと片手落ちだろう。と。日本列島を語るのであれば海も含めより詳細に海の経済活動も含め論じた方が良いだろう!と。だが、後書きにも書いてあったが執筆四年。海も含めるとまとめきれない。と言う本人談もを含めると、海は別立てかなぁ。と思えば非常に良い示唆に富んだ内容だった。時の総理も直接著者よりレクチャーを受けたそうだから活かされることを望みたい◎コロナ禍以降の本国の予言的書籍(^^)

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    2021年10月30日
  • 60分でわかる! EV革命&自動運転 最前線

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    2018年と少し情報は古くなっている部分はあるが、EV及びCASEの一部(ConnectedとAutonomous)に関して、非常に簡潔にまとめられている。車載OSであるAGLとQNXの差異やジュネーブ条約とウイーン条約での自動運転に対する法的責任の考え方の差異など、見落としがちな重要項目も記述されていて、ハッとさせられた。表題どおり60分で大体の項目を把握できると感じた。看板に偽りなし。

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    2021年05月03日
  • Beyond MaaS 日本から始まる新モビリティ革命 ―移動と都市の未来―

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    スマホ1つで交通手段の検索から予約・決済までワンストップで完結するMaaS。旅をするのも楽しくなる非常に便利なツールだが、利害関係者との調整や法律規制の壁もあり、本格的な普及にはまだまだ時間がかかりそう。(2030年代の自動運転の普及とセットか。)観光を切り口に、地方の活性化につながることを期待したい。

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    2021年03月05日
  • MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ

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    MaaSに対する各国での取り組み現状と各産業への影響が端的にまとめてある。2018年出版と少々古新聞であり、またコロナ禍の影響が反映されていない内容であるが、自分のような初学者にはわかりやすくためになった。

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    2021年01月17日
  • MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ

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    目的Maasの基礎を把握し、現状と展望を自分なりにまとめる
    締切12/20

    MaaSの目的
    ◯あらゆるモビリティサービスの統合と、その最適化によって利用者や都市、交通の課題を解決する
    →マイカーの削減
    →車ではなくヒト中心のまちづくり

    MaaSによって実現されること
    ①移動のパーソナライズ化
    ②都市・交通の全体最適化
    ③ヒト中心のまちづくり

    日本は海外と比較してマイカーへの依存度が大きい。一家に一台マイカー所有というのが一般化しているため、渋滞や駐車場の乱立といった交通・都市課題が存在している。MaaSの実現によって人の移動がパーソナライズ化できればマイカーの所有は必要なくなり、様々な都

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    2020年12月20日
  • MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ

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    MaaSについての本。

    MaaSはサービスのひとつであるので、
    当然、その地域の人間のwant,tobeが絡んでくるはずである。
    当書では、シームレスな移動、決済など「便利になること」が多数書かれていた。それはそれで素晴らしいことですが、結局、目的のレイヤーが低いまま終わってしまった印象があります。
    MaaSの達成の先に何を睨むのかが不明でした。

    あるいは、素晴らしい移動手段があったとしても、移動したくなるような街でなければそれは意味がないのでは?と地方都市の現状を聞いて感じた。
    MaaSですら駆け出しの状況の今、最終的にスマートでセクシーな街になる日はかなり遠そうであると認識した。

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    2020年07月17日
  • MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ

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    MaaSの基礎的な知識が網羅されている良書。
    さらに、今後の各産業への影響、著者らのアイディアも記載があり勉強になる。

    個人的に、自動運転が普及した後のメンテナンスの大切さに触れている点が印象に残った。高度な技術を搭載した車が増えるほど、整備の難易度は上がり、人材の確保が難しくなる。
    現状、車の整備は人気のある業界ではないので、今後確実にMaaS進展のネックになるだろう。
    だからこそ、メンテナンス関連は人手不足解消に躍起になっているし、知識を持った人が重宝される。

    IT関連が花形になってきて久しいが、これからは“自己研鑽に励むブルーカラー”の市場価値が高騰するのでは?と考えている。

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    2020年05月28日
  • MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ

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    持続可能な社会を維持/構築するために何を再定義していくか、いま自動車産業に携わる中で大きなヒントを得られた。「社会問題を解決する」ことを深掘りする先に大きなチャンスが訪れる可能性が高い。

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    2020年05月21日
  • MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ

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    「移動を運ぶ側の視点で見るか、動く側の視点で見るか」
    「交通の世界では利用者のニーズよりも、提供者の都合が優先されがち」

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    2020年05月10日
  • Beyond MaaS 日本から始まる新モビリティ革命 ―移動と都市の未来―

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    MasSとは
    MasSに関わる企業
    MaaSにより実現されるであろう未来
    MasSと各産業のつながり

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    2020年04月25日
  • Beyond MaaS 日本から始まる新モビリティ革命 ―移動と都市の未来―

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    世界における事例を踏まえながら日本版MaaSの方向性・最新動向をわかりやすく伝えてくれる2020年3月の本。


    100年に一度といわれる変革が起きている中、どういった可能性がありうるのか、はたまた各種業界がMaaSと組み合わせてどういったことを始めているのか、そしてSmartCityとのつながりはなんなのか、といったところをわかりやすくまとめてくださっていて、この業界に関わっているものからすると大変ありがたい本。 
    2018年11月の前作に引き続いて、さらに今一歩踏み込んだ事例として書かれているのでわかりやすいし、理解がより深まる。


    盲目的にこの本に書いてある情報を信奉するわけではないが

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    2020年04月18日
  • Beyond MaaS 日本から始まる新モビリティ革命 ―移動と都市の未来―

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     MaaSはビジネスにするのが難しい。
     つまり、どうやってカネを稼ぐのか。
     今のところ、MaaSの概念はあれど儲けに繋がる方法は確立していない。
     では、現状何が起きているのかというとMaaSの概念を中心としたビジネスとビジネスの横串をさすこと。
     
     〇〇×MaaS

     この掛け算を繰り返し、いつかは確固たるMaaSビジネスが生まれていくのだろう。
     本書では、その〇〇に含まれる、ビジネス事例を列挙している。

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    2020年04月18日
  • Beyond MaaS 日本から始まる新モビリティ革命 ―移動と都市の未来―

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    「MaaS」が出版されてから1年と少し。日本国内におけるMaaSの状況は大きく変わった。
    本書の冒頭で次々と紹介される国産のMaaS、実証実験がその変化を雄弁に語っている。

    本書ではMaaSの最前線、そしてDeep MaaSとBeyond MaaSといった「MaaSの先」について触れている。

    国内外のプレーヤーによるインタビュー、国内屈指の有識者である筆者陣による未来予想図は読み応えがある。

    紹介されている実証実験の「参加者には好評だった」という定性的なところから、ビジネスとしての飛躍までどう繋げていくのか。その点と点を繋ぐ道筋はまだおぼろげだ。
    それはMaaSの先鋒をひた走るWhimの

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    2020年03月13日
  • MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ

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    Maasについてその本質と各国での取り組み、今後のアクションプラン等について解説した本。

    僕は東京に住んでいて、自動車はあまり使わず専ら地下鉄+徒歩での移動ですが、もう少しバスが上手く使えたら便利だろうなと思ったり、タクシーみたいな交通手段がもう少し安価に利用できれば効率的だと感じたりすることがあります。
    Maasは、地下鉄、バス、タクシーなど諸々の交通手段をパッケージ化して、今いる地点から行きたい地点へのシームレスな移動を実現するものです。Maasの導入により、乗り継ぎや予約などの手間を考えずに生活をすることができ、また都市空間を行き来する自動車の量が減ることで、駐車場や道路などの空間を、

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    2020年03月02日
  • 日本列島回復論―この国で生き続けるために―(新潮選書)

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    筆者の造語である山水郷。自然豊かで、しがらみや 競合企業がない、課題先進地であるがゆえに規制緩和をモデル的に進めやすい。そううまくはいかないだろうが、地域に住む人間にとっては勇気づけられる気がした。

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    2020年02月12日
  • MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ

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    MaaS(Mobility as a service)という言葉は全然知らなかったけど、この本を読んで知った。フィンランド発の案というのも何かおもしろかった。
    MaaSは、あらゆる交通機関がクラウド的に統一され、予約から決済まで一元化して利用できるサービスのことだった。
    車に関して「所有から利用へ」というのは、私的には非常に賛成で、早くそういった世界になってほしい。実際、都内よりも地方の方がこのサービスを進めるべきだと思う。都内は、現状でもだいぶ交通においては、優れていると思うのだが、そもそも運転のできなくなった高齢者が多い地方こそ、こういったサービスを充実させることで、家から出られない老人を

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    2019年12月11日
  • MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ

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    ★MaaSとは経路検索ができて予約・決済までできる便利なアプリ、ではない。渋滞、事故、温暖化、駐車場だらけの都市、公共交通の乏しい地域、高齢者や障がい者の移動手段、住宅問題等々、マイカー依存社会の課題を解決し、まちをリ・デザインするものである。

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    2019年10月12日
  • MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ

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    MaaSという概念が日本でもキーワードとして普及してきた2018年の末に、その概念や現状、未来の方向性についてまとめられた本。 関わる業界の人にとって入門編として非常に勉強になるのではないか、と。

    レビューというよりも、「序章」の部分に書かれている筆者陣のこの心意気を紹介したいではないか。

    『そこで、海外を含めて少しでも筆者たちの見聞きしたこと、感じたこと、考えたことを日本に伝えたい。 またMaaSの「本質」及びその「先」にある交通および社会、あらゆる産業のビジネスモデルの変革が、果たして危機なのか、輝ける未来なのか。 モビリティの世界に閉じるのではなく、日本再興を期する全産業のチャンスと

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    2019年08月09日
  • MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ

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    自社の今のスピード感では到底勝てると思えない。
    経営陣、マネジメントの意識(MaaSを本業の"付属"と捉える・協業相手より自社が優位にあると捉える、等)が変わらない限り、数年先に未曾有の危機に陥る。

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    2019年06月30日
  • MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ

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    ドイツでのシュタットベルケと公共交通の関係、エネルギーの自治と交通の自治はとても興味深い。公共交通の赤字をエネルギー自給の黒字で埋めるという考え方。参考になる。

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    2019年06月22日