仁木一彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ内部統制2冊目として購入。著者はトーマツの方。
感想。見開き1ページで解説+図解の構成で、ゆっくりと理解を深めやすい。商取引毎の注意点とかもあり。
備忘録。
・内部統制の「整備」と「運用」という概念。整備とはルール等が存在していること、運用とはそのルールが守られていること。
・発注管理業務は、仕入先との癒着等で不正が発生しやすいらしい。担当者のローテーションや、発注依頼者と発注作業者の分離とかが有効。
・個人情報保護法に関する義務は大切です。
・金商法のJ-SOXと会社法の内部統制の違い。J-SOXは財務報告の信頼性を対象にしているが、会社法は財務、業務、法令遵守、資産保全の4つが対 -
Posted by ブクログ
2005年に経済産業省から公表された『先進企業から学ぶ事業リスクマネジメント実践テキスト - 企業価値の向上を目指して』をもとに、リスクマネジメントの概要を分かりやすく図解入りで解説したものです。
リスクマネジメントの基本的な概念から、企業においてリスクマネジメントを行うための体制、リスクマネジメントの実務を幅広く学ぶことができます。
実例も交えているので、企業活動において実情としてどのようなリスクが存在するのかを理解する助けにもなるでしょう。
また、この第2版が発行されたのが東日本大震災の後(2012年)ということもあり、BCP(事業継続計画)にも触れています。 -
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Posted by ブクログ
■リスクマネジメント
A.リスクマネジメントとは、リスクを全社的な視点で合理的かつ最適な方法で管理してリターンを最大化することで、企業価値を高める活動。
B.経営者には、会社法(旧商法)のもと、リスク管理や内部統制の構築を行う義務がある。
C.リスクとコストのバランスを考える。
・リスクが大きすぎると、リスクにさらされた不安な経営。
・コストが大きすぎると、非効率的な経営、競争力の低下。
D.部分最適型のリスクマネジメントの課題:統括責任者が不明確になりがちで、リスク対策が滞ってしまう可能性がある。一元管理ができていないと、複数の部署で似たような活動をしてしまう可能性がある。
E.リ -
Posted by ブクログ
共著:高城幸司氏は、企業と組織のマネジメント力向上を支援する、㈱セレブレイン代表を務めている。大学卒業後リクルートへ入社し、6年間連続トップセールスに輝き伝説の営業マンとして社内外から注目された。著書に「上司につける薬」「稼げる人、稼げない人」等。
仁木一彦氏は、現在、エンタープライズリスクサービスにて、リスクマネジメント、コンプライアンス、CSR、内部統制の構築・評価、内部統制報告制度(日本版SOX)対応、内部監査などの幅広い分野でコンサルティング業務に従事。著書に「日本版SOX法実施基準対応内部統制実践ガイド」等。
高度成長期における日本経済の急成長にともない、企業組織は急激に拡大して