孟達のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この巻はリオンにとって最も試練多き内容となったね…
普段はのらりくらりと面倒事を回避しつつ、いざ荒事になれば圧倒的戦力で敵を叩き潰す
ローランドの無茶振り以外はおおよそ好き勝手にやってきたリオン。けれど今巻にてリオンの前に立ち塞がるのはエリカの寿命問題にルクシオンより強い敵
現実逃避するように学園祭を楽しもうとしても、その最中にもエリカは体調を崩す
おまけにリオンにとって友人のような立ち位置になったフィンとも離間
状況がリオンの都合を無視して蠢くなんて毎度の事では有るけれど、今回はリオンですら手に負えない状況なのだからどうしようもない
ここでリオンが素直に地球からの脱出を決意していたらある程度の被害は出てもリオンが守りたい者達は守れるスムーズな道へ進めたはず
でも、ここで無謀な道を選んでしまうのが彼なんだねぇ…
判断を翻した直接の決定打はドロテアの妊娠。けど、ドロテアの親族の多さも関係している筈。リオン自身にも守りたい人はいるし、その守りたい人にも更に守りたい人がいる
この繋がりはリオンが救いようがない異世界で築き上げた人間関係を見事に現したものだね。リオンはいつの間にか多くの人と繋がりを持つようになって、いつの間にか自分だけが良ければそれで良いという人間では居られなくなってしまった
だから現状において最も困難な道を選ばざるを得なかった
リオンがもう少し弱い人間であれば人に頼る事も考えたのだろうけど、なまじ圧倒的な力を持つが故に人には頼れない
それが明確に現れてしまったのがアンジェリカ達に突きつけた婚約破棄か……
リオンにとって彼女らは最も守りたい相手。でも頼る相手ではないから突き放す
その一方で妹であるマリエは突き放せず、むしろ彼女の存在で更に追い詰められていくなんて様々な意味で理不尽過ぎる……
その理不尽さはリオンだけが抱えるものではないという点が後半の展開を形作っていくのは素晴らしい展開
リオンがこれまでに為してきた諸々の影響を受けた者達は数多い。その代表がアンジェリカ達でありユリウス達であり
孤独に戦おうとするリオンの目を覚まそうと動き始める彼女らの行動は本作にしては珍しい代物。何故なら局面が大きく動く時は何時だってリオンが中心に居たから
その中で最も驚きの活躍をしてみせたのがユリウス達か。五馬鹿とリオンから下に見られていた彼らは物語序盤でリオンに大負けしてその後もお荷物的なポジションだった
そのユリウス達がリオンに決闘を挑み引き分けに持ち込んでみせた。それは彼らの価値を何よりも証明するものであり、同時にユリウス達にとってリオンはもはや憎むべき相手ではなく友人なのだとも証明している
それはリオンの独り善がりを間違いだと示す何よりの証だったよ…
ユリウス達がリオンと直接対決する裏で舞台の下地を整えるアンジェリカだけど、リオンをとんでもない立場に就けようとしているね!
いや、まあ帝国との全面戦争を行うなら最大戦力のリオンをその立場にした方が良いのだけど、それにしたってとんでもない展開だ…
おまけにリオンにはその事実を直接には伝えていないのだから人が悪い…。まあ、伝えられていたらそれはそれでリオンは新たな心労を持つだろうからあの状況では伝えない方が良いのだろうけど
兎にも角にも舞台はリオンを中心として整った。遂に本作も終盤に近づいているのかな?
この巻ではリオンを助けたい、頼られたいと思う者達の行動が目立つ巻だったけど、ユリウス達に匹敵するくらい意外な行動に出たのはルクシオンだろうか
普段はリオンと憎まれ口を叩きあって悪友のような関係性を築いていたルクシオン。ただの人工知能に過ぎない筈なのに妙に人間臭いルクシオンがリオンを守る為に命令違反ギリギリの行動に何度も出ていたし、リオンを追い詰めるマリエに嫌悪を向けもした
その正体はラストに明かされるのだけど、この人工知能らしからぬ変化は人類が追い詰められつつ有る状況に何を齎すのだろう? -
Posted by ブクログ
本編においてはマリエが早い段階から王子達とハーレムルートへ突入して事により周囲の状況も激流のように展開していった印象である点を思うと、こちらのIF作品はマリエのちょっかいが少々の起爆剤になっているもののそれ以外の部分については元ゲームに近い展開なのかな?
だとしたらオリヴィアが陥っている状況がよく判らないが……
本編ではモブに毛が生えた程度の存在だった伯爵令嬢ステファニーが中ボスとして大活躍する2巻。本編では日の目を見なかったキャラに活躍の舞台が与えられるのはスピンオフならではだね
また、早い段階から学園が奇妙な空気に包まれつつあった本編とは違い、スピンオフは真っ当に学園モノをしている印象
だからこそ、マリエの学園生活が唐突に終止符を打たれる展開が今回のメインとなっていくわけだ
本編のリオンはオリヴィアやアンジェリカ、そして世界を守る為に気を配っていたがこちらではマリエだけが心配の対象となっている。またマリエに妹を重ねているなら尚更に彼女を放っておけない
自らの心に気付けばあのリオンが躊躇するわけがない。そこからの展開は良い意味でいつも通りだね(笑)
あと、この段階でニックスとドロテアが結ばれたのはちょっと意外性のある展開だったかも(笑)
そうして結婚式場からヒロインを攫ったなら待っているのはヒーローとヒロインの真なる婚約だけど、ここで妙な勘違いが生じたね
二人とも自己分析力が低いものだから相手が語る自分を自分と認識できないなんてね(笑)
このスピンオフを読み始めた当初は、前世で実の兄妹だったリオンとマリエをどうくっつけるのかと疑問だったのだけど、こうやって心の障壁を取り払うのか
上手い展開だけど、何とも間の抜けた展開だ(笑)
いつも通りの痛快爽快な展開の裏で苦悩を深めるオリヴィアが痛ましい…
ユリウス達の庇護を受けているという点は元ゲームと変わらない筈なのに、ユリウス達が彼女の心を支えているわけじゃないからオリヴィアは孤独となっていく
特にステファニーの挑発により本格的にオリヴィアの敵となりそうなアンジェリカの存在が怖いな…
他の面では、オフリー家の凋落に関しユリウスが王国改革への意識を持ち始めたのは驚き。本編では早い段階からポンコツに成り格好いい場面なんてほぼ存在しない彼だけど、こちらでは意外な姿を見せる展開も有り得るのかな?
それがせめてオリヴィアを守るのに役立ってくれればいいけど… -
Posted by ブクログ
アニメで何となく見て、結構面白いじゃん!早く二期やんないかな…いや、アニメの続きから原作読めば良いのでは、ということで、読みました。多分アニメの後少しだけ内容飛んでます。厳密には2巻から読むのが正しいはず。
アニメ見てると脇役の名前がはっきり頭に入ってないので、読みはじめがちょっと辛かったです。これ誰だっけ?状態。でも、500ページ超のガッツリ展開はなかなか面白かった!ここまで見たり読んだりしてる人なら分かると思うけど、マリエとお馬鹿五人(ユリウス、ジルク、ブラッド、グレッグ、クリス)が主人公リオン&古代技術ルクシオンとリビア、アンジェと競い合っちゃう基本構図が楽しめました。
この巻はエルフの里でダンジョン行って昔のナニやらを見つけたり、エルフの占い婆に半端な予言聞かされたり、公国が王国に再び戦争しかけたりします。
この巻で王国でののしあがりは一旦終了して、なんと続きのあったゲーム世界の続編を環視するため留学しに行くのです。二期は留学編まで行くんだろうな。
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購入済み
ろくな国じゃない
王国を捨てられない理由が大切な人がいるから、というのがリオンですけど、マジでその人たちがいなかったら国を売ってしまえと思うくらいに、王国の人間はダメなやつばかり。よくこれまでやってこれたなと。王妃がかわいいからか?
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匿名
ネタバレ 購入済みなんだかんだ兄妹そっくりw
気づいたときの二人はどうなるのか
ヘルトリーデさんが可愛いですね
誰が運命の相手なのか…
目一杯ツンデレを発揮できるような相手だといいなぁ -
Posted by ブクログ
遂にあの人物が表紙という事で読む前からテンションが上っていたのだけど、内容は政争が繰り広げられる開戦直前の模様が中心となり、穏やかに読み進める事は難しい
リオンって強大な力を有した高位の人物なんだけど、本人が政治にちっとも興味も関心も無いものだから彼そのものが政治の表舞台に立つ事はない。これまでは既に宮廷政治に熟知したアンジェリカがフォローしてきたけど、アンジェリカを上回る政治力を持つミレーヌが相手では為す術がないわけで
作中で示される「腹黒姫」の異名、その真髄を見た気がするよ
ホルファート王国に牙を剥いたラーシェル神聖王国、その背後に控えるヴォルデノワ神聖魔法帝国…
当初の王国編や共和国編では一国の中で戦争が繰り広げられた為に、多少の軋轢が生じようとリオンが力任せに解決すればどうにかなる部分もあった。けれど今回は力任せにすれば、更なる力が登場するとあっては平和主義者を自称するリオンにとって厄介な話
だからこそ政治に長けたミレーヌが舵取りをする事になるわけだけど、彼女が目指す平和とはリオンやアンジェリカ達が考えているものとは全く違っていて
前巻では現代日本の倫理観を持つリオンとホルファートの倫理観を持つアンジェリカとの間で不和が生じた。それを思うと今回は倫理観を超えた視野の差だったんだろうな
宮廷政治を知るアンジェリカもユリウスもエリカも圧倒するミレーヌの知見。我が子どころか自分を慕うリオンすら利用し、国や国民の被害を理解した上で恒久平和を目指そうとする姿勢は生半可な説得や政治力では太刀打ちできない
そうした強さが描かれたからこそ、単純過ぎて幼稚にすら感じてしまうリオンの「神聖王をぶん殴る」なんてアイディアが通る様は痛快だけれど、政治劇に興じていた人達がちょっと哀れに思えてしまうな
まあ、そもそも今のホルファート王国がリオンの力によって立脚している以上、リオンが「NO!」を突きつけてしまえば反対なんて不可能なんだけど
あとは惚れた弱みか?本気としか思えないリオンの口説き文句にわたわたするミレーヌは非常に可愛らしいのだけど、リオンはこれで本気で口説いているつもりはないとか、他の婚約者にどうしてこのような振る舞いが出来ないんだと色々突っ込みたくなるね(笑)
中心となるリオンが旗色を示せば後は雪崩式。カールという都合の良い人物が居たのもあってスイスイと物事が決まるね。政治劇も好きだけど、こういった政治を武力で黙らせる展開も嫌いじゃない
今回はリオンサイドとは別の方面ではフィンとミアの恋愛も進展していたね
ミアを亡き妹に重ねるフィン。彼女を誠実に守ろうと姿はヒーローそのもの。ミアが彼に惚れるのは納得できるというもの
だからこそ、誠実な彼は誠実なままにミアを恋愛対象と見てこなかったのだけど。その差が今回は二人を苦しめてしまったようで
それでも最終的には何らかの答えを出せたのかな?フィンは納得できていないようだけど、これまでミアを妹としか見てこなかったフィンとしてはミアを妹ではない存在として向き合うというのがまず第一歩になるんだろうからなぁ
終盤、毎度お馴染みになったリオンの昇進劇に笑っていたら、トンデモナイ展開が放り込まれてきた……
シリーズ序盤から匂わせつつも大きな意味を持ってこなかった新人類と旧人類の対立。それがエリカの病状悪化という現象で現れてしまった。また他方では謎の魔法生物が暗躍しているようだし
家族に対して心を砕くリオンにとって、親族が不幸に見舞われるこの事態は更に神経を磨り潰す展開となりそうだ -
ネタバレ 無料版購入済み
良かった
面倒事は片付けて気軽なスローライフに戻るつもりが望まぬ出世はするわ、高嶺の花二人からの好感度はグイグイ上がるリオン。最高でした。
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面白い
WEB版・原作読んでても面白いです 。ただ全てを書くのは不可能なためコミカライズする過程で省略や追加・改変した演出や台詞が多数あります 。気になる人は原作も読んでみてください
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購入済み
リビアさん
女性キャラがどんどんかわいくなっていく…。そしてリビアさんのヤンデレな部分が垣間見えました。こんな可愛い子が後にリオンの胸ぐらを摑みかかるまでに成長するとは一体誰が思ったでしょう。