多賀谷正子のレビュー一覧
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ネタバレ太るのはインスリンのせいである
インスリンによって体重の設定値が決まっている
どんなダイエットでも良いが、痩せても体重の設定値が変わらないので身体は元に戻ろうとする。ホルモンの力を使って。空腹ホルモンと満腹ホルモンのバランスで。なのでリバウンドするのは意思が弱いからではなく当然の帰結。
体重の設定値を下げるためにはインスリン抵抗性を改善するのが大事。そのためにはファスティング。空腹によってインスリンが低い時間帯を作ることがインスリン抵抗性をよくする方法。
何を食べるかということで言えば、精製された炭水化物による食品が最もインスリンを上げるので良くない。
あとはショ糖(砂糖)。 -
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レトリックという言葉に対して、どこかしら胡散臭いような印象を持っていた。
そのため、この書籍が店頭に並び、そして増刷を重ねていってもなかなか手に取る気分にはなれずにいた。
結局、手に取ったのは他の書籍を目当てで本屋に赴いた際に、「これだけ長期間ベストセラーなら価値ある一冊なのではないだろうか」と思ったためだ。
実生活においては論理的整合性を超越した出来事が多く(というかほとんどである)、そこを乗り越える技術としてレトリックが有効らしいということが筆者の実体験からユーモラスに綴られる。
また、レトリックが威力を発揮する場面として政治の場が挙げられているが
オバマとトランプの対比はかなり興味深い -
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レトリックに関する技術を、多くの事例と共に紹介している本。現代社会の中でも使いやすいようにと、考慮されている。
同じ事を言うとしても、伝え方次第で反感を買う人もいれば、相手をすんなりと懐柔できる人もいる。他者との長期的な関係を良好に保つためには、レトリックは、悪い意味ではなく、良い意味でプラスに働く。
レトリックは相手を騙すようなイメージを持たれることもあるけれど、自分の意図をより分かりやすく伝えるための、必要な技術だと思う。 簡単なところだと、過去形、現在形、未来形を意識的に使い分けることで、意見の異なる相手とも、議論がしやすくなる、とある。また、議論の目的は相手を言い負かすことではな -
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ピボットでも言及されていたように、液体になった果糖(オレンジジュース、スムージー)は肝臓に負担をかけてしまう。加工食品はやめる、手作り第一
⭐️学んだこと
•果糖、特に果糖ブドウ糖液糖(ジュース、パン、そのほか様々な食品に含まれている)が✖︎
→果糖は肝臓だけが代謝できる
→肝臓ダメージ大
•インスリンが肥満を招く。血糖値を下げることではなく、インスリン値を下げる。
•間欠的ファスティング→内臓脂肪から先に燃える
⭐️TO DO
•空腹の時間を作る→極力完食しない。
•人工甘味料、アガベシロップ、ステビア良くない
→ジュース飲まない
•食物繊維をとる
•お酢がよい→小さじ2杯で減量効果 -
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イタリア系移民の3世に当たる著者が、ソーシャルワーカーになる夢をあきらめゴールドマンサックスに就職するプロセスは、重度の脊椎側弯症だった過去(1人前と見られない事への反発)と貧しい生活から這い上がってきた両親のハングリーさに所以している過程がよくわかり、入社後の会社に順応し評価される結果ととなりつつも本来の著者のキャラとの乖離が大きくなっていたことの限界点が退社へとつながったことを予見させる。
時代的には1998年の入社から2016年の退社まで。
前半は著者のサクセスストーリー(GSに入社した当初の豪華な世界と想定以上の高額な報酬、結婚)にGSにおける女性蔑視や白人男性優先の社風に戸惑いながら -
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世界最強の投資銀行「ゴールドマンサックス」の内情を描いた暴露本。未だに女性蔑視や人種差別が蔓延るWASP系マッチョマンたちのなかで、18年間勤めてMDまで上り詰めた著者。
本書は「シスター・ジェイミーの告発」という形式をとっているが、P144やP162、P212、ピートとの最後のやり取りを読むと著者だけ純真でまともな感覚とは言い難く、毎年億円単位の稼ぎが足りないのに人生計画に足りない理由は不明瞭なので、「自己正当化」や「懺悔」として捉えたほうがよさそうだ。
いずれにせよ等身大の女性の生き様と感情の吐露、それに対する剥き身の欲望が渦巻く虚像の巨大な組織との対比は、GSの異常性を浮き彫りにする。映 -
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