あらすじ
“食事量”や“食事内容”、“運動”より、「食事の回数」がはるかに重要だと語るのは、
世界的な減量医師のジェイソン・ファン氏。
「同じ食事量であっても、食べる回数が少ない人は圧倒的にやせやすい」と指摘する同氏は、
その背景に「肥満ホルモン」の存在があると明かします。
どんなに健康的な食べ物でも、またどんなに少量であっても食べる回数が多いと、
「肥満ホルモン」がたくさん分泌されて細胞に糖がたまり、脂肪も体にたまっていくのです。
そして恐ろしいことに、肥満ホルモンの分泌量が多くなると、体内に存在する「体重の設定値」も高くなることに。
こうなると、たとえ食事量を抑えたり運動したりして体重を一時的に落とせたとしても、
すぐに体は「高くなった設定値」に体重を戻そうとします。
本書では、そんな肥満ホルモンの分泌を効果的に抑える方法として、
カナダ・トロントの減量専門機関で絶大な効果を上げている「間欠的ファスティング」を公開。
この方法なら食事回数が無理なく減らせて体重設定値を低くでき、
空腹感もなく、太りにくい体質へとホルモンレベルで変化します!
(本書で明かされる、肥満と減量の真実↓↓)
・「カロリー」を削っても減量効果は得られない
・「野菜をたっぷり食べる」に潜む大きなデメリット
・「糖質制限」をしても思ったほどやせない理由
・「1日6杯までのコーヒー」には減量効果あり
・「枝豆」を食べると、糖が体から排出される etc…。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
とても興味深い。書かれている内容が信頼できるものかどうかを試す意味も込めて、平日のみ16時間ファスティングを行い、食後にナッツという食事を1週間してみた。
結果は2キロ減少して、体脂肪率も1.6%下がった。たまたまかもしれないけれど、来週も続けてみよう。慣れたら筋トレも加えてみよう。
とても納得感のある内容だった。高い情報商材買ったこともあるけど、最初からこの本を読んでいればよかった。
Posted by ブクログ
太るの本質に迫り、痩せるための究極の答えを提起する一冊。
・「食事を減らして運動量を増やす」は間違い。
摂取カロリーを減らせば消費カロリーも減少。
・肥満の7割は遺伝。
根本原因はインスリンによるホルモンバランスの崩壊。
とダイエット界に異言を放つ。
そして答えはファスティング。
24時間か36時間の断食を週に2,3回。
水は2L/日必須、緑茶、コーヒー、炭酸水が◯。
インスリン値を下げ、成長ホルモンの分泌を促す。
→脂肪をエネルギーとして利用しやすくなる。
→アドレナリンが出て代謝があがる。
→血糖値が下がって痩せる。
Posted by ブクログ
インスリンが太ることに対してどれだけ影響があるかわかった。
カロリーではなく、インスリンを出すものなのか、インスリン抵抗性を促すものなのかが重要。
これから、食べ物の質と食べる時間を重視してダイエットや健康に気をつけようと思った。
Posted by ブクログ
これまでのダイエットの常識を覆すような驚きがある一冊。2019年の発売のようで、もっと早く読んでおけば良かったと後悔しました。太るのは肥満ホルモンが原因で、「同じ食事量であっても、食べる回数が少ない人は圧倒的にやせやすい」とのこと。内容はボリュームたっぷりでそのほとんどが理論を、最後に間欠的ファスティングの勧めです。カロリーを減らしても体重は減らないなどなるほどと思わせる記述が多数。読み終わった直後から再読してます。良書!
Posted by ブクログ
読み終わってから、すぐに実践せねばと感じた本は久しぶりです。
他の本で書かれている内容が、極めて精緻なロジックとデータに裏づき、逆説的に説明されています。
Posted by ブクログ
ダイエット法のバイブルとなりそうな本であった。アメリカ政府はいかにして「低脂肪の食事」、「カロリー制限食」、「運動量の増加」で肥満問題に対処しようとして失敗してきたかを明確に示している。そして、減量するためにはインスリン値を下げる必要があり、そのためには間欠的ファスティングが最も効果的であることを明快に論じている。今後何度も繰り返し読むことになりそうだ。
Posted by ブクログ
精製された糖を取るとインスリン感受性が低くなり満腹感を得られなくなり、食べる回数が増えて太るサイクルに入ってしまうことを知って子供に申し訳ない気持ちになりました。精製炭水化物、砂糖はなるべく減らした食事を取って、ファスティングを取り入れた生活を試してみて、体調より良くなれば続けてみようと思います
Posted by ブクログ
とても、興味深く読めた。
結論に至るまでの過程を丁寧に追えるので、納得できた。これでもかと、これまでの様々な研究などからのエビデンスやそのデータたちが多く、けれど分かりやすく紹介してくれているので、面白かった。
カロリーより、血糖値より、インスリン値!
Posted by ブクログ
最初は専門的な用語が多々あり、難しくて読むの大変かなぁと思ったが、豊富なエビデンスやあるある事例に、すぐに引き込まれ、一気に読めた。弊方、最近ちょうどダイエットに成功し、運動と共に食事の内容にも気をつけてきたので、目から鱗で、そうそうと思う事も多々あった。ただ、結局、ファスティング最強と言う結論。
これからのリバウンド回避に向けてこの本の内容を参考にしつつ、やっぱり運動も継続してバランスよく維持していけたらと思う。
目から鱗
ダイエットを数々挑戦してきた!しかしいつもの「あれ」が襲ってくる。リバウンドだ!
今回、平日、夕方のみ食する24時間ファステイング、休みの日は、16時間ファステイングに挑戦だ!
この波に乗り遅れるな!
Posted by ブクログ
世界最新の太らないカラダ
肥満の根本的原因は、血中の「インスリン」濃度が高くなりホルモンの複雑なバランスが崩れること
イライラ太り=ストレス
コルチゾール→プレドニゾン インスリンと同じく太る
ヨガ 瞑想 マッサージ 運動→ストレス減少
睡眠は7時間
不足すれば体重が増える
ケーキを食べると糖中毒になる
高度に加工された食べ物
1年間に-0.5~1.0kg増減がある
体重が増えた期間痩せるのにかかる
インスリン抵抗性
脳 肝臓 筋肉 運動不足で増える
食事時インスリン増 ファスティング時インスリン減のバランス
スクロース グル:フル=1:1
果糖ブドウ糖液糖 グル:フル=9:11 ×
スクロース(ショ糖)=(グルコース:ブドウ糖)+(フルクトース:果糖)
スクロースはグルコースの倍悪い
GI値(グリセミック指数:食事後の血糖値上昇度)
さとうはインスリンの分泌・抵抗性を同時に行う
「最も信頼できる」5ステップ
インスリン値を下げる
ダークチョコ、果物、ナッツ、チーズ
ダークチョコはインスリン抵抗性を下げる
ナッツは食物繊維
添加糖を減らす
精製された穀物を減らす
タンパク質を減らす
いい脂肪をもっと食べる
食物繊維をもっと食べる
Posted by ブクログ
太るのはインスリンのせいである
インスリンによって体重の設定値が決まっている
どんなダイエットでも良いが、痩せても体重の設定値が変わらないので身体は元に戻ろうとする。ホルモンの力を使って。空腹ホルモンと満腹ホルモンのバランスで。なのでリバウンドするのは意思が弱いからではなく当然の帰結。
体重の設定値を下げるためにはインスリン抵抗性を改善するのが大事。そのためにはファスティング。空腹によってインスリンが低い時間帯を作ることがインスリン抵抗性をよくする方法。
何を食べるかということで言えば、精製された炭水化物による食品が最もインスリンを上げるので良くない。
あとはショ糖(砂糖)。
Posted by ブクログ
今までの食事とダイエットに関する膨大な医学研究のデータを医学論文のシステマティックレビューのように提示し、特徴、メリットなどについての解説があった。カロリーや脂質に対する認識に関しては今までの歴史を知ることでとても参考になった。
最終的にはファスティングを推奨する内容であったが、腎臓内科で糖尿病を治療する医師からするとそのような内容になるのかなと考えた。科学的な論述、これまでの過去の研究からもたらされた結果はとても勉強になった。今後の食事について多くの影響をもらったと考えた。
Posted by ブクログ
ピボットでも言及されていたように、液体になった果糖(オレンジジュース、スムージー)は肝臓に負担をかけてしまう。加工食品はやめる、手作り第一
⭐️学んだこと
•果糖、特に果糖ブドウ糖液糖(ジュース、パン、そのほか様々な食品に含まれている)が✖︎
→果糖は肝臓だけが代謝できる
→肝臓ダメージ大
•インスリンが肥満を招く。血糖値を下げることではなく、インスリン値を下げる。
•間欠的ファスティング→内臓脂肪から先に燃える
⭐️TO DO
•空腹の時間を作る→極力完食しない。
•人工甘味料、アガベシロップ、ステビア良くない
→ジュース飲まない
•食物繊維をとる
•お酢がよい→小さじ2杯で減量効果が出る。血糖値を低くすることができ、インスリン値も34%低くすることができる。食事の5時間前に取るよりも食事の直前に取る方が効果的
○最も信頼できる5ステップ
•添加糖の摂取を減らす
•生成された穀物の摂取を減らす→枝豆を食べる
•タンパク質の摂取を減らす→食物摂取量全体の20から30パーに抑える
•良い脂肪をもっと食べる→脂質はインスリンの分泌を促す効果が最も低い、バージンオリーブオイル、ナッツ、乳製品、アボカドなど
•食物繊維をもっと食べる→こんにゃく、お酢
Posted by ブクログ
少し長いですが、これまで人類が試してきたダイエット法を論理的に否定されていく様が面白かったです。私もカロリー信者でしたが、インスリンの量が最も体重増加に影響していることを理解しました。また、精製された炭水化物は厳禁、食事の回数を減らす=ファスティング、運動は体重の減少にはほとんど寄与しないが気分が良くなる、などなど勉強になることがたくさんありました!
Posted by ブクログ
書かれていることは、これまで得られていた断片的な知識と基本的に同じです。しかし実験結果により数値で示されるので、納得しやすいです。インスリンを抑制するために食事回数を減らすこと、間食をしないこと、食事間隔を空けること、食物繊維を取ることだけ意識する生活を始めました。油を意識せずに好きなものを食べています。少し痩せました。
Posted by ブクログ
太る根本原因がインスリンとコルチゾールということが書かれており目から鱗だった。
全体的に論理的に書かれており、初心者でもとても理解し易い構成内容。
最後の断食については、どうなんだろう?と思ってしまい(正しくやらないと逆に不健康になりそう)笑、⭐︎を5→4へ。
それ含めても良書でした。
Posted by ブクログ
ミネラルファスティングを何度か行ったことがあるが、一定期間を過ぎるとリバウンドしてしまうのはなぜか?いつも疑問を持っていた。
自分の体重の変動を長期的に振り返ってみて、なぜリバウンドしてしまうのか、よく分かる内容だった。
間欠的ファスティングによって、ダイエット効果が上がることが分かったので、実践していきたいと思う。
Posted by ブクログ
糖質制限ダイエットやGI値、ファスティングなど、いま流行りのダイエットと考え方は似ていると思うが、新たな発見としては、血糖値ではなくインスリン値をみていること。インスリン値が体重の増減に関係しているということを説明しているのは、とても納得がいくのだが、結局対策としては、インスリン値が上がらなくするために、食事制限はしなければなかないことには変わらない。なので実践編は正直、目新しいことはあまりなかったが、肉の食べ過ぎはよくない(結局、インスリン値があがる)、加工品はよくない、ということで、いままでの糖質制限ダイエットより少しハードルがあがった。お腹が空いていないのに定期的に食べる必要はないというのは納得。12時だからってランチにでなくてもいいよね。
Posted by ブクログ
この本をよんで、太る原因は一つではないこと、どれだけ砂糖や加工された炭水化物が良くないかということ、そしてインスリンや糖尿病についてよく分かった!
私にとって、ダイエットへの意識、取り組みを大きく変えてくれた良本だった。
ただ、本の構成は最悪。笑
回りくどいし、もっとスマートにまとめられたと思う。
Posted by ブクログ
世界最新の太らないカラダ
最も信頼できる5ステップ
ステップ1 添加糖の摂取を減らす
①デザートを変える
いちばんいいデザートは新鮮な季節の果物、あるいはナッツ類やチーズを少し食べるのも、満足感を得ることができるし、砂糖が添加されている心配もない。カカオが70%以上含まれているダークチョコレートを適度に食べるのも、意外にも健康的なデザートとなる。
②間食をやめる
毎日コーヒーか紅茶を少なくとも3杯以上飲むと、糖尿病のリスクが42%減少する。
緑茶に含まれるポリフェノールは代謝を活性化させるとも考えられており、脂肪の燃焼を促す。
ステップ2 精製された穀物の摂取を減らす
炭水化物は、天然のものを、丸ごと、加工されていない状態で摂るべきだ。
枝豆は1食あたり9グラムの食物繊維と11グラムのたんぱく質を含んでいる。
ステップ3 たんぱく質の摂取を減らす
ステップ4 いい脂肪をもっと食べる
ヴァージンオイルはもっとも体にいい。
ナッツ 乳製品 アボカドにはいい脂肪が豊富
特にくるみは、オメガ3脂肪酸をとても多く含んでいる。
脂肪分の高い乳製品を摂ると、糖尿病のリスクが62%も減少する。
ステップ5 食物繊維をもっと食べる
コンニャク
酢も予防因子だ。
Posted by ブクログ
面白いし、わかりやすい。
私は世界最高のファスティングを読み、著者の本に興味を持ち、この本を読みました。
内容としては、
現在行われてるダイエットは間違ってる
減量にはホルモンコントロールが大切
→そのためには食べる物とタイミングが重要
ということが説明されています。
個人的には、ファスティングや食べる物の大切さは理解していました。本読みの方なら分かると思いますが、ここらへんの本はけっこうありふれているからです。しかし、ホルモンとインスリンに関して、ここまで詳しく書いてある本は中々知らないので、しっかりと他の本と差別化できています。そこに興味がある人には強くお勧めします。
題名ではダイエットを全面に押し出していますが、健康になりたい人にも必見です!
Posted by ブクログ
肥満とは多因子であり、従来のユニークな減量方法では再び太ってしまう。多因子をカバーすべく、食べ物とタイミングを治す。添加糖、小麦や白米、たんぱく質を減らして、良い脂肪と食物繊維を取る。食べるタイミングは、インスリンを下げることを重視して断食をする。断食は体の機能回復や生活をシンプルにすることも可能。(150文字)
Posted by ブクログ
ダイエットに役立った本。
読もうと思ったのは、ダイエットで停滞期を乗り越えたかったから。ダイエットで1ヶ月くらい体重が減少しなかったことから、何か変えてみようということでこの本を手に取った。
書かれてあったのは、あらゆるダイエットで体重が落ちないのは、インスリンを働かせているからということだった。精製されたものは特にインスリンを過剰に分泌させて太らせてしまうことがかかれてあった。
この本を読んで活かしたのは、ファスティングだった。ダイエットでファスティングを行いその期間に運動をすることで確かに体重は減少したし目標体重にもなれた。ファスティング自体は最初は苦しかったが、簡単だし手軽にできるダイエット法なので何か停滞している人がいればお勧めしたい。
Posted by ブクログ
オススメしたい人:ダイエットをしてもすぐリバウンドする人。
太りにくい体を作る方法:断食を行う。
世に出回っている様々なダイエット法は、短期的な体重減量に過ぎない。
なぜなら、体重の設定値を下げていないから。
本来、体重の設定値は脳が決めているので、長期的に痩せたい場合は、体重の設定値を下げる必要がある。
そのため、少し時間を空けた断食(朝食を抜く。or夕食を抜く。)を行うことで、設定値が下がり、体重が長期的に減量する。
→朝食は食べなくなりました。空腹になっても、仕事上何も問題が無かったので、安心しました。体重も、気にする期間が以前より減ったので、効果があると思います‼
Posted by ブクログ
肥満の要素は約70%が遺伝。残り30%をいかにコントロールすべきかを考えるべき。
肥満は摂取カロリー、運動量のどちらとも相関関係がない。関わるのはインスリン値の増加。
食べ物を食べ過ぎるとインスリンが分泌され、糖や脂肪の貯蔵が促される。
逆に、何も食べないときには、インスリンの分泌量は減り、糖や体脂肪が燃やされる。
常にインスリン値が高いと、多量のインスリンが分泌される「インスリン抵抗性」の状態になり、悪循環に陥る。
そうなれば、食べた物に関係なくインスリンが大量に分泌され、体重の設定値は高いままだ。その結果、体重が増えていく。
つまり、太らないカラダをつくるためには、インスリン値を下げる必要がある。
適切な物を食べているだけでは、肥満対策は十分ではない。重要なのは、インスリン値がとても低くなる時間を繰り返しつくることだ。どんな食べ物であれインスリン値を上昇させる以上、インスリン値を下げるにはファスティング(断食)をするしかない。
ファスティングのパターンは3つ。
①1日に16時間のファスティング:食事を8時間のうちに済ませる。
②24時間のファスティング:1日目の夕食から2日目の夕食まで食事を抜く。
③36時間のファスティング:1日目の夕食から2日後の朝食まで食事を抜く。
24時間か36時間のファスティングであれば週に2、3回取り入れればよいが、16時間のファスティングなら毎日行いたい。
Posted by ブクログ
食事法の要点
•糖を減らす:加糖飲料をやめる
•精製穀物を減らす:精白小麦粉(全粒粉含む)
•たんぱく質は控えめに
•良い脂質を増やす:エクストラバージン・オリーブオイル、バター、ギー、ナッツ、アボカド、乳製品
•食物繊維を多く:未精製の食品に含まれる繊維は「解毒剤」の役割。
•酢で対策:食事直前に小さじ2杯の酢(例:リンゴ酢)で食後高インスリンから守る
•乳製品:ヨーグルトは減量にプラスとされる一方、牛乳はインスリン反応が強い可能性
・ 食事と食事の間をあける‼︎断食のすすめ
といったところを実践できるといいのですが。
やる気は出ます。