ファン・ジョンウンのレビュー一覧 年年歳歳 ファン・ジョンウン / 斎藤真理子 小説 / 海外小説 4.3 (11) カート 試し読み Posted by ブクログ 本名とは違う順子(スンジャ)と呼ばれて叔母の家で働かせられた女性とその娘たちの話なんだけど、スンジャさんのような目にあった人はたくさんいたのではと思う…脈々と少しずつ形を変えながら続いてる家父長制の中で生きてる人たちの話です。 0 2024年10月21日 百の影 ファン・ジョンウン / オ・ヨンア 小説 / 海外文学 4.0 (9) カート 試し読み Posted by ブクログ 装画の雰囲気のとおり、ぼんやりした視界に浮かび上がる静謐な世界、そこで静かに息をしている二人の呼吸をじっと見つめるような読書だった。 弱者はいつも大きな力に虐げられてしまうけれど、そんな状況下でも相手への優しさを失わず、注意深く息をして、一歩ずつ生きようとする人たちがいる。 0 2024年01月04日 ディディの傘 ファン・ジョンウン / 斎藤真理子 小説 / 海外文学 4.2 (11) カート 試し読み Posted by ブクログ イ・ウンピョン大尉帰順事件 父親の話→虚像のアテネ: ベルリン、東京、ソウルの記憶と空間→国体概念→EoE 大人になるきっかけ 羞恥心。侮辱。 『スカイ・クロラ』 その「待つこと」の中の死 「常識」 催涙弾の匂い 悪女OUT 左派リベラルのミソジニーよねぇ… 「平和的」デモ 熱を持つ真空(管) 0 2023年04月21日 続けてみます ファン・ジョンウン / オ・ヨンア 小説 / 海外文学 3.8 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 重苦しい空気の中でそれぞれ傷を負いながらも生きていく。 ファンジョンウンの描くひりつくような空気とはっとするような言葉たち。 “人間なんて虚しくて、取るに足らない。でもだからこそ愛おしいと思います。その取るに足らなさで、どうにかこうにか生きているのだから。” 最後はまるいきれいな月明りでよかったよ。 0 2022年04月05日 続けてみます ファン・ジョンウン / オ・ヨンア 小説 / 海外文学 3.8 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 登場人物の過去と現在が交錯して、でも、今的な 作品。 人間なんて虚しくて、取るに足らない。だからこそ愛おしい。 何だか、若いのに、老成したような登場人物に、 明るい未来は、感じられなかった。けど、 今の空気はすごく描いている。 0 2021年07月04日 <<<123・・・・・・・>>>