三都慎司のレビュー一覧
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ネタバレ 無料版購入済み
読ませる作品ですね
夫婦ものの部分もあるのかな?と思いつつ、高校生の相生さんが色々と主人公の高校教師を振りまわしつつ、ただ、不穏な感染症が広がりつつあって……まだ作品が動き出したばかりですが、良作の感触はありますね。
妻の浮気現場を見た、と勘違いして新幹線等で国内を周るあたり、妙に引き込まれる導入部でした。ただ、妻もクレジットカードの使用明細をチェックできるようになっていたのは、ちょっと不思議な……そういう情報も共有している夫婦なのでしょうね。
相生さんの自宅電話番号、嘘でしたし、やはり彼女、キーパーソンなのでしょうかね。 -
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ヒロインの決め台詞のカット
絵の綺麗さが目を引く作品である。JKヒロインの決め台詞のカットは特にいい。逆にストーリー内容は複数の筋が入り組んで、わかりにくくはないがやや複雑な内容になっている。絵柄を活かすのならストーリー展開も単線にしたほうがスッキリしていいのではないかと思わせる作品である。
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Posted by ブクログ
ああ、3巻にしてようやく作品概要が判ったような気がする…
それは悪い意味ではなく、第1巻からずっとパニックのまま進行し誰も説明してくれなかった状況を「こういう事じゃないかな?」と言ってくれる人が現れたという意味なのだけど
日本中にウイルスがバラ撒かれ、無辜の人々が次々と死にゆく世界。そこでは誰も抵抗できず、ただ呆然と成り行きを見守るだけ
前巻までは本作の方向性をそのようなものと考えていただけにこの巻で示された「主役と脇役」という考えには震えてしまったね
悟と相生亜希はどうにかウイルスをバラ撒く主犯格に近づけた。おまけに悟はその犯人と顔見知りの模様。
何か手掛かりがある筈。でも本質的に彼ら -
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アルマ面白かった
戦争で世界は荒廃してしまい、ギジン擬人のロボットの反乱で人はほとんど絶滅してしまったという世界観の設定が好きでした。
やっと出会えた人達も実はクローンだったという展開も面白かった!本当にロボットに人が滅ぼされてたら、今の絶滅動物のクローン復活とか研究されてるから、本当にロボットか絶滅しそうな人がクローン作りそうだね!もっとストーリー濃くして長編にしても良かったと思う!楽しかったです! -
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完結!
とても楽しく読ませていただきました。
絵が綺麗なところは、表紙からわかる通り、申し分なかったです。
もっと絵だけでも見ていたいです。
好きなキャラも多く、特にヒロインのリセが好きでした。
世界観は重いのに、キャラのやり取りがポップに楽しく、もっと読んでいたかったです。
先生の今後の作品に期待です。 -
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うーん
絵はキレイで非常にいい。
登場キャラの個性も立っていていい感じ。
ただ、あまりにも現実味が薄い。
ウイルスを撒かれてパンデミック…というのはマンガなんだから十分アリ。
そういう所ではなく、登場キャラ達の心理描写、特に主人公の行動に非常に違和感を感じる。
要は、「物語を盛り上げるために、作者の都合のいいような思考・行動をしている」感。
あと、横浜の破壊なども唐突過ぎて、何が原因でそうなったのか全く意味不明。
こういう所が最大の欠点じゃないかな。
ストーリー自体は嫌いではない。
もっとも、「20世紀少年」「12モンキーズ」「新型コロナウイルス禍」などの影響を強く受けていると思うけれど。
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Posted by ブクログ
終わった…、普通に終わった……
何というか、あのどうしようもない状況から希望を見出してハッピーエンドに繋げてみせた展開に脱帽
濱名を追うしか無くなった危機的状況、全ては彼を知る悟に懸かっている。だというのにそこで見えてしまったのは悟と濱名の共通項か
前巻にて濱名が亜希に絶望を語ったように、前巻にて悟の壮絶な過去が明らかになったように
濱名と悟は同じ絶望を抱えている。その心情のままでも悟は濱名を止める側と言えるのか?
ここで「脇役だらけのこの世界でもすべてが揃っている」という台詞が活きてくるね
悟も亜希もマナップもそして濱名でさえも全ては主役が世界を救う為の物語における脇役。だから悟が濱名 -
Posted by ブクログ
ゲームにおけるループ構造であればトライ&エラーを繰り返す流れとなってもプレイヤーは大きな不満を抱かないけど、一本道の漫画では別の話
だからって新ループが開始されて早々に予定調和が崩されるとは思わなかったけど
唯でさえ無力な七緒にとって最大の武器は前回までのループで生じた事象を知っているという記憶。なのに記憶が意味を為さない事象、というより相手が対策できるなら七緒の無力感は更に増してしまう
こちらの取れる手段が少ないのに相手の対抗手段が増えているとか本当に手詰まりだと思うんですけどね
それでも何の手掛かりも増えていない訳ではないのが唯一の救いか
ここに来てガスマスクと強い関連を持つだろう団体 -
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終末感漂う作品世界
巻末記載の参考文献にダンテ「神曲」地獄編やメアリー・シェリー「最後のひとり」等が挙がっているような作品で、作画自体は丁寧で良いのですが、いかんせん、何がどうなっているのかが見えにくいですね。ギジンのアイディア自体もありがちですので……。
ただ、同じ作者がいま連載中の作品の1巻を先日読み、そちらはなかなか良かったので、JUMP+で続き、読んでみようとは思いましたよ。 -
Posted by ブクログ
第1巻の時点でも何が起こっているのか判らなかったけど、続く2巻でも何が起こっているのか全く判らない……!
一応、断片的な情報や感染情勢等は見えてきたものの、それが事態解明の手掛かりには到達していない印象
ただ、その中でも悟の回想はかなり真実に近づく何かを含んでいたのかな?
「世界を滅ぼすならどこからがいい?」 虐められている人間の他愛のない復讐妄想。何の形を取る事もなく終わる筈だった適当な発言。けど、悟が指し示した順に感染爆発が起きている
感染は悟を引き金として起こしているのか、それとも一緒に話していた少年が引き起こしたのか?こうなってくると1話で言及されていた悟が誰かと記念樹の根元に植えた何 -
Posted by ブクログ
これは一体何が起こっているんだ……?中盤までは女学生に翻弄される高校教師といったタイプの作品なのかと思っていた。けれど、第1巻終盤にて明かされる裏事情が単純な物語ではないのだと突き付けてくる
こうなってくると悟の夢も何か深い意味が有るのかもしれないと思えてくるが……
妻の浮気を疑った事から始まった悟の逃避行。それは彼の心を癒やすものにならなかったけど、代わりに出会ったのは真意の読めない女学生
その出会いは悟を癒やすのではなく、心を決めさせるものになったようで
それだけで終われば少し笑える少し良い話。でもそこで終わらないから厄介な話になっていく
あの手この手で悟を翻弄する相生亜希。沼に嵌っ -
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絵は上手なのに…
一巻の物語の始まりでは、謎の女子高生や人間模様、悟が時折見せる影,なにより絵がきれいという点でひきつけられたが、巻が進むにつれ薄くなっていき先が読めてしまい、人間関係も固定化されてしまう。
過去を強制ループするので、登場人物が命をかけるシーン(というか絶対みんな死ぬのでドキドキもしない)も、死ぬ間際に語る言葉も、結局ループして元に戻るのであまり響かない。
謎のウィルスも、それをばらまくマスクの男の正体も、とくに盛り上がりもなく何となく明らかにされてしまう。
というかすぐに予測がついてしまい「ああやっぱりね」という感想になってしまう。
まぁこのあとどんでん返しがあるのかもしれないが...。
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面白い話ですが
ループ物は仕方ない?内容が微妙に変わっていくのを表現したいと云うのは分かりますが、構図や見せ方があまり変わらず退屈に感じてきました。3巻までと比べテンポが悪いのかな?お話自体は進んでるからこれからに期待します。