三都慎司のレビュー一覧
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七緒のコメントにあるように悟の過去が絶句するレベルで悲惨……。これでどうして人間不信に陥らず社会にも出られたのかちょっと自分には判らない…
全ては悟に声を掛けた友達の影響に拠るものなんだろうか…?その割りに名前すら思い出せないとかどういう関係だったのか想像もできないけど
ガスマスクに繋がる名前は見つけられたものの、唯の女子高生がループ経験有るからと本人まで簡単に辿り着けるわけがない。そこで大人である悟の力を借りるのは間違いでない選択なんだけど、めっちゃ余計な人まで付いてきたなぁ…。いや、まあ人探しという目的においては最適な人物なんだけど七緒との相性が悪いという意味で最悪な…
ただし、人探しや他の点においてもやはり亜希は素晴らしい能力を有していたね。簡単に信じるのが難しい七緒の話から嘘と真実を選り分け、更には彼女が口に出来なかった真相を吐き出させた。一端の警察官なのだと感じさせたよ
だから彼女の協力を得られれば事態を前に進める大きな一手となる。早々に壁にぶち当たるような事実が出てきても亜希を通して警察を動かす事でより大規模な作戦が可能となるわけだ
…てか新宿を封鎖するとかトンデモナイ作戦を実行するな。それだけ警察や政府が追い詰められているという事なんだろうけど
そうして遂に邂逅した亜希とガスマスク
ガスマスクが語る絶望、それがバイオテロに繋がる動機なのかな?
気になるのは亜希の名前を知っていて、ああして銃口を向けられても一切の動揺がなかった点か。やはりガスマスクも記憶を持ち越している…?
それでも彼が何度も日本にウイルスをバラ撒き続けるのは何故なんだろうね?
封鎖は破られた。おまけにウイルスもバラ撒かれているからデッドエンドは確定。それでも次の亜希に何かを残す為に走り出す悟。僅かな手掛かりから次のループにおけるチャンスにどう繋げるのかな?
というか、今回の事態をガスマスクも次のループに持ち越せるなら同じような大規模包囲は難しくなるし、いつまで悟と交わしたテロの順番を守り続けてくれるのかという疑問も有る
完全勝利を目指す為にはガスマスクが最初のウイルスを撒く行為を阻止しなければならない。でもそれは七緒が悟と小田原で出会う前なわけで
次回以降のループではスタート地点の繰り上げが必要になってくるような… -
ネタバレ 無料版購入済み
読ませる作品ですね
夫婦ものの部分もあるのかな?と思いつつ、高校生の相生さんが色々と主人公の高校教師を振りまわしつつ、ただ、不穏な感染症が広がりつつあって……まだ作品が動き出したばかりですが、良作の感触はありますね。
妻の浮気現場を見た、と勘違いして新幹線等で国内を周るあたり、妙に引き込まれる導入部でした。ただ、妻もクレジットカードの使用明細をチェックできるようになっていたのは、ちょっと不思議な……そういう情報も共有している夫婦なのでしょうね。
相生さんの自宅電話番号、嘘でしたし、やはり彼女、キーパーソンなのでしょうかね。 -
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ヒロインの決め台詞のカット
絵の綺麗さが目を引く作品である。JKヒロインの決め台詞のカットは特にいい。逆にストーリー内容は複数の筋が入り組んで、わかりにくくはないがやや複雑な内容になっている。絵柄を活かすのならストーリー展開も単線にしたほうがスッキリしていいのではないかと思わせる作品である。
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Posted by ブクログ
ああ、3巻にしてようやく作品概要が判ったような気がする…
それは悪い意味ではなく、第1巻からずっとパニックのまま進行し誰も説明してくれなかった状況を「こういう事じゃないかな?」と言ってくれる人が現れたという意味なのだけど
日本中にウイルスがバラ撒かれ、無辜の人々が次々と死にゆく世界。そこでは誰も抵抗できず、ただ呆然と成り行きを見守るだけ
前巻までは本作の方向性をそのようなものと考えていただけにこの巻で示された「主役と脇役」という考えには震えてしまったね
悟と相生亜希はどうにかウイルスをバラ撒く主犯格に近づけた。おまけに悟はその犯人と顔見知りの模様。
何か手掛かりがある筈。でも本質的に彼らは無力だから犯人を追い詰めても何も出来ない
悟は現場に辿り着けず、相生亜希は犯人を取り押さえられない
だからこそ、悟の教師としての言葉が光るわけだね
強くもないし正義感もない。そんなどこにでも居る罪人が教師となって子供を導く立場となった事で教えられるように成った言葉。それが相生亜希が絶体絶命と成った局面を変えるものになるなんてね
ただ、それでめでたしめでたしに辿り着けるほど生易しい物語でも犯人でもないのが難しい…
それにしても相生亜希の正体は色々と驚きだったというか予想通りだったというか…
以前からタイムリープを予感させる言動を披露していた彼女、あの破滅しか無い世界を何十回も繰り返してきたのか
そういった意味で彼女は間違いなく「主役」
けれど前述したように彼女は無力。何度も繰り返しの時を過ごした事で多少の知識と記憶を身に付けただけの少女に過ぎない
それだけに前の繰り返しの悟が指示したという計画の成否が気になるね
無力な少女を無数の繰り返しにより強化していく「新しいきみへ」プロジェクト
それは物語の「主役」を「脇役」が盛りたてて行くかのような構図
全てを失敗し全てを失って、また再び始める事になった相生亜希
今回のループ開始時では「急に歳をとったような」と形容されていた少女が、新しいループでは全てを飲み干すかのようにパンも牛乳も接種した。
その姿にはこのループが半端な形では終わらないと期待させてしまうね -
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アルマ面白かった
戦争で世界は荒廃してしまい、ギジン擬人のロボットの反乱で人はほとんど絶滅してしまったという世界観の設定が好きでした。
やっと出会えた人達も実はクローンだったという展開も面白かった!本当にロボットに人が滅ぼされてたら、今の絶滅動物のクローン復活とか研究されてるから、本当にロボットか絶滅しそうな人がクローン作りそうだね!もっとストーリー濃くして長編にしても良かったと思う!楽しかったです! -
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完結!
とても楽しく読ませていただきました。
絵が綺麗なところは、表紙からわかる通り、申し分なかったです。
もっと絵だけでも見ていたいです。
好きなキャラも多く、特にヒロインのリセが好きでした。
世界観は重いのに、キャラのやり取りがポップに楽しく、もっと読んでいたかったです。
先生の今後の作品に期待です。 -
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うーん
絵はキレイで非常にいい。
登場キャラの個性も立っていていい感じ。
ただ、あまりにも現実味が薄い。
ウイルスを撒かれてパンデミック…というのはマンガなんだから十分アリ。
そういう所ではなく、登場キャラ達の心理描写、特に主人公の行動に非常に違和感を感じる。
要は、「物語を盛り上げるために、作者の都合のいいような思考・行動をしている」感。
あと、横浜の破壊なども唐突過ぎて、何が原因でそうなったのか全く意味不明。
こういう所が最大の欠点じゃないかな。
ストーリー自体は嫌いではない。
もっとも、「20世紀少年」「12モンキーズ」「新型コロナウイルス禍」などの影響を強く受けていると思うけれど。
まだ無料の2巻までしか読んでいないけれど、得てしてこの手の話は伏線の回収無しに唐突に終わるもの。
全5巻と展開の割に非常に短いところもその懸念を感じさせる。
という事で、絵は良いんだけど、中身はちょっと…という評価。
惜しいというか、もったいない作品。
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Posted by ブクログ
終わった…、普通に終わった……
何というか、あのどうしようもない状況から希望を見出してハッピーエンドに繋げてみせた展開に脱帽
濱名を追うしか無くなった危機的状況、全ては彼を知る悟に懸かっている。だというのにそこで見えてしまったのは悟と濱名の共通項か
前巻にて濱名が亜希に絶望を語ったように、前巻にて悟の壮絶な過去が明らかになったように
濱名と悟は同じ絶望を抱えている。その心情のままでも悟は濱名を止める側と言えるのか?
ここで「脇役だらけのこの世界でもすべてが揃っている」という台詞が活きてくるね
悟も亜希もマナップもそして濱名でさえも全ては主役が世界を救う為の物語における脇役。だから悟が濱名とどう共感しているかは関係ない。全ては七緒が次の2014年で世界を救えるかどうかに懸かっている
悟はその点を重々承知していたようで
そうして行われた悟と濱名の会話は多数の擦れ違いを含むものとなったね
濱名は全てを期待して2014年まで辿り着いた。なのに悟は何も覚えていないままに辿り着いてしまった
今の悟に濱名を懐柔する言葉は発せられない。今の悟に発せられるのは自分を懐柔する言葉だけ。それはどうしようもない同士に思えていた片割れがどうになかなる人生を手に入れた証
悟が脇役なりに人生を全うしているなら、犯人である濱名だって脇役として世界を救う手助けができるかも知れない
全ての脇役の助けにより運命の転換ポイントへ辿り着いた七緒は全てを持っている
それこそ敵意に満ちた濱名を懐柔するきっかけさえも。濱名が履き違えてしまう猫の死骸の意味を正しく伝える事も
七緒という主役を介して自分自身の言葉を聞けたからこそ、濱名は自らの道を修正できたのかもしれないね
まさかどうしようもない程に日本が壊滅してしまうウイルスパンデミックの顛末が人情論に拠って解決へと到るとは本当に思っていなかったものだから、終盤のページを読むまで黒幕か何かが登場してまたパンデミックが起きるのではないかとビクビクしてしまったよ
兎に角、今度こそ七緒が辿り着いたのはあの2014年ではなく2013年。特別な主役ではなく、世界の何処にでも居る一般女性として
だというのに悟と再会してしまうだなんて運命的
ラストカット、偶然映り込んでしまった一同の中に七緒も含まれていた描写は無事に彼女も脇役に加われたのだと思えてしまうよ -
Posted by ブクログ
ゲームにおけるループ構造であればトライ&エラーを繰り返す流れとなってもプレイヤーは大きな不満を抱かないけど、一本道の漫画では別の話
だからって新ループが開始されて早々に予定調和が崩されるとは思わなかったけど
唯でさえ無力な七緒にとって最大の武器は前回までのループで生じた事象を知っているという記憶。なのに記憶が意味を為さない事象、というより相手が対策できるなら七緒の無力感は更に増してしまう
こちらの取れる手段が少ないのに相手の対抗手段が増えているとか本当に手詰まりだと思うんですけどね
それでも何の手掛かりも増えていない訳ではないのが唯一の救いか
ここに来てガスマスクと強い関連を持つだろう団体が登場したね
自発的に足を運んだ人だけ受け入れるなんてどういう教団だと疑問に思ったけど、ここで謎の少女が絡んできますか
七緒以外の多くが観測する相生亜希。それはガスマスクに対策を打たせるものになったけど、同時にこれは何かしら奇跡への導入のように思えるよ
これまでは七緒の記憶しかループ後へ持っていくことしか出来なかった。けれど夢の少女の形を取れば次のループへ影響を生じさせることが出来る
これはピンチであり同時にチャンスかもしれない
でも無力な七緒一人で対処できない事実は変わらない。不安は募る
ここでもう少し格好良く登場できたら悟はヒーローに成れるかもしれないけど、そういう人物ではないので仕方ないか(笑)
又、ここで期待してしまうのは悟も同様に夢の少女の影響が強まっているのではないかという点
第1巻の時点から少女の幻覚を見ていた彼なら何か事態を打開する鍵を手にしているのではないかと思えたけど、それは読者が思っているものと少し違った?
悟が思い出した昔の友達。ガスマスクの手掛かり。その二人の過去はあのパンデミックにどう繋がっていくのだろうね?
後、あの珍妙な猫に特に意味は無いんだよね…。ループを繰り返すことでより珍妙な猫になっていくとか流石に無いよね? -
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終末感漂う作品世界
巻末記載の参考文献にダンテ「神曲」地獄編やメアリー・シェリー「最後のひとり」等が挙がっているような作品で、作画自体は丁寧で良いのですが、いかんせん、何がどうなっているのかが見えにくいですね。ギジンのアイディア自体もありがちですので……。
ただ、同じ作者がいま連載中の作品の1巻を先日読み、そちらはなかなか良かったので、JUMP+で続き、読んでみようとは思いましたよ。 -
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第1巻の時点でも何が起こっているのか判らなかったけど、続く2巻でも何が起こっているのか全く判らない……!
一応、断片的な情報や感染情勢等は見えてきたものの、それが事態解明の手掛かりには到達していない印象
ただ、その中でも悟の回想はかなり真実に近づく何かを含んでいたのかな?
「世界を滅ぼすならどこからがいい?」 虐められている人間の他愛のない復讐妄想。何の形を取る事もなく終わる筈だった適当な発言。けど、悟が指し示した順に感染爆発が起きている
感染は悟を引き金として起こしているのか、それとも一緒に話していた少年が引き起こしたのか?こうなってくると1話で言及されていた悟が誰かと記念樹の根元に植えた何かもこの少年と植えたのではないかと思えてしまうけど……
そして感染が広まり、タンカーの爆発さえ起きた横浜はもはや世紀末の様相
その中を不倫相手となった教え子と逃避行を開始するなんてインモラル感が有り過ぎてどう判断していいか困るな…
おまけに悟の妻の亜希はこの意味不明な状況ながらに少しずつ真相へ近づきつつ有るようだし
驚いたのは突如日本を追い詰め始めるあの感染病が人為的に拡散されている点かな
第1巻の時点では悟の逃避行ルートをなぞっていたものだから、感染病についてもファンタジックな存在かと思いきや、人の意思によってばら撒かれたウイルスなのか…
超自然の大混乱のように見えて、その実悪意が満ち満ちた街を駆け抜ける悟と相生亜希。学校へ避難するまで状況で悟を支えいてたのは教師としての使命感。それが変わるのは吉本の死か…
自分が感染経路を知っているかもしれない。かつて世界を救う研究者になりたかった。そのようなあやふやな考えが冴えない教師である悟を走らせるようで。それに付きそう相生亜希は本当に何者なんだ……
各人が口にする「また失敗した」、悟や吉本にだけ見える謎の少女
新宿の街中で再びウイルスがばら撒かれる極限状態、悟の行動は失敗を呼び起こするものなのか、失敗を突き破るものになるのか
本当に何もかも状況が見えてこないのに緊迫の度合いだけが跳ね上がっていく…… -
Posted by ブクログ
これは一体何が起こっているんだ……?中盤までは女学生に翻弄される高校教師といったタイプの作品なのかと思っていた。けれど、第1巻終盤にて明かされる裏事情が単純な物語ではないのだと突き付けてくる
こうなってくると悟の夢も何か深い意味が有るのかもしれないと思えてくるが……
妻の浮気を疑った事から始まった悟の逃避行。それは彼の心を癒やすものにならなかったけど、代わりに出会ったのは真意の読めない女学生
その出会いは悟を癒やすのではなく、心を決めさせるものになったようで
それだけで終われば少し笑える少し良い話。でもそこで終わらないから厄介な話になっていく
あの手この手で悟を翻弄する相生亜希。沼に嵌ってしまえば教師人生は危うい。けれど指輪を握られているから厳しい手も取れない
まあ、この点には悟の優柔不断な一面や生徒の思惑に関係なく教師として面倒を見てしまう一面も関係しているのだろうけど
こういった描写だけなら本作は許されない不義の物語で終われる。社会的に許されなくてもそれで終われる
でも、思わせぶりな相生亜希の言葉が沼の深みに悟だけでなく読者も引きずり込んでいくね
「何度生まれ変わっても」という発言、将来の夢を当てた点、そして悟に迫りつつも慰める誘惑の数々……
そして極めつけは謎の感染症ですよ!最初は新型コロナウィルスのオマージュとして背景に出した要素かと思いきや、ガチでヤバい奴では……!?
おまけに感染が広がっている地域って悟の逃避行ルートそのものですよね……?
盛大に乱れる悟の内心を他所に終末を迎えようとする世界。そして邂逅する二人の亜希
この作品はどういった路線を進もうとしているのか全く読めないよ……!