李琴峰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
生を祝う を書いた李琴峰さんのエッセイ
エッセイを読んだ経験が少ないが、作者さんとおしゃべりしているような感覚
特にマイノリティに関する言及が多く、自分とは異なる視点で世界を見つめているってことに気づく
それは小説を読んで思うこともあるが、それ以上にどんな背景や意図で書いているか、その当時の社会情勢はどのようなものか、作者の過去の遍歴や生き方はどのようなものか
そう言った観点に触れることができるのがエッセイの良さかもしれない。
まだまだエッセイというジャンルを楽しめている気はしないが、いい経験をさせてもらった。
もっと、いろんな人の作品読んでみたいなーって思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレサクッと読める文章量の小説。
100分で読めるように作られている中編小説らしいです。
家族とは?をレズビアンという目線で描いた作品。
正直に言うと恵まれた家族環境の私には感情移入し難い作品だった。
ただ帯にもある「幸せもいうものに対する母親の想像力が、あまりにも偏っていて、あまりにも限られていた」という言葉が心に残った。
主人公のマヤの母親だけではなく、現実の多くの人の考える幸せは偏っている。
幸せの形は人それぞれであり、誰も他人の幸せを否定する権利もないし、ましてや、奪い、制限する権利なんてない。
それを多様性が叫ばれるこの時代に生きる私たちは、心にしっかり刻み込まなければならない。
そんな当たり前のようなことを、突きつけられる作品でした。 -
Posted by ブクログ
新宿二丁目にあるレズビアン・バーに立ち寄る女性たちを描く連作短編集。その中にはもちろんレズビアンもいれば、バイセクシュアルも、Aセクシュアルも、トランスジェンダーもいるし、彼女たちの中の多くは当然のように、日本出身者ではない。性的マイノリティの女たちの、最初から国境で分断されることのないつながり、そうした女性たちを受け入れるアジア最大のゲイタウン二丁目の懐の深さを描き出している。
ただ、ひとつひとつの章で登場人物の背景が懇切丁寧に説明されるようなパターンがくりかえされ、ここに集う人々の多様さを伝えることが目的化されすぎているようにも感じた。せっかく小説なのだから、彼女たちの多様さだけでなく複雑さに触れるような瞬間がもっと欲しかったと思う。 -
購入済み
ノンフィクションっぽい?
すごくリアルで、物語というより、ノンフィクションなんじゃないかと思った。
特に台湾や中国のLGBT事情や社会問題については日本人では漠然としか分かり得ない真実のようなものを感じた。
当事者としてはきっとここが舞台なんじゃないかとか、掲示板でビアンはこういう誘い方するなぁとか共感できる部分が多かったです。
評価低いのは個人的に文章読みにくいなと感じたからです。