木村裕美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレそうかー、そう来るのかー
それはでも無茶やわー
四部作の二作目で急にそれは無茶やわー
むしろどう収束させるのか気になって早く次読みたいわー
ということで、一応このパターンもあるかなという予想の範疇ではありましたが、やっぱり無茶してきよる
同じ世界なのに世界観変えて来やがったのよ
しかも(繰り返しになるけど)四部作の途中なのよ
まぁ誰も読んでないだろうからぶっちゃけちゃうけど、前作では一見ファンタジーに思えたことが実は裏であーなっててこーなってて最後にそれが明かされてうわーだったのよ
でも今作はファンタジーに思えたことがそのまんまファンタジーっていう
うそ〜ん
だって共通する登場人物と -
Posted by ブクログ
ネタバレあれっ?幻想的なミステリーだと思ってたのに、ミステリーみたいな幻想小説だったの?
最後は流血がいっぱいで色んな人が死んでしまってグロテスクなのだけれど、結局のところ何の犯人を探していたのか、何が一番の問題だったのか分からないまま、私の頭の中はとっ散らかっております。
結局、上巻で「忘れられた本の墓場」へ行ったときから時空を超えた“天使”の罠に捕まったということなのかな?この小説の主人公は小説家なので、作者のカルロス・ルイス・サフォン自身が主人公でもあり、天使でもあったのかもね。
でも、私は実は伏線はこの小説の外にあるのではないかと期待している。
それは主人公ダビッドが子供の頃にセンペー -
Posted by ブクログ
まず前作『風の影』のあらすじを覚えていない。魅力のある小説だった気はするのだが、なんかこうスッと入ってこなかった。本作もやっぱりそれに近いかな。
ちなみに『風の影』の断片的な記憶はこんな感じ。特に後半戦を覚えていない。
・本の墓場みたいなところ。冒頭チラリとしか出てこない
・ナゾの作者が書いた本が出てくる
・ナゾの男につけられる
・友だちと血入りのソーセージを食べるシーン
・彼女と空き家でイチャイチャする
作中での時間経過の感覚とか、他人の書いた原稿を裏で書き直してしまう場面とか、ヒロイン(ではないのか。クリスティーナの方ね)の振る舞いとか、いろいろ微妙に納得しづらい。
夢と現がないまぜ -
Posted by ブクログ
ネタバレShadow of the wind の続編ということで,待ち遠しかった本.英語で読んでしまおうかとも思ったくらい.でも翻訳を待ってよかったかも.謎の編集者コレッリとの宗教に関する議論のところはたぶん英語だとまったくわからなかっただろう.日本語でもあんまり読みたくないところ.
さて,物語にぐいぐい引っ張られて,二冊本を私にしてはかなり速く読み終えた.下巻の残り三分の一くらいから,急に幻想小説というのか,現実が溶けていくような感覚になるところが,私の好みではなかった.4部作の第二作ということで,新しいのがでたらまた読んでしまうかな.できれば,記憶が薄れないうちにでて欲しい.