葉月文のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
読了後、このお話を思い出す度に、しばらく胸が締め付けられる思いでした。(私の場合、心身ともに)
静寂の中、就寝時にベッドで横になっている時、
心臓の音が聴こえると、もうそれだけで悲しくなった。
この幸せが続かないことも、恋の終わりが必ずやってくることも分かっている、せつない恋のお話です。
だけど、こんな恋愛ができた六華がうらやましいなと
本当に思う。
きょうだい愛、家族愛にもあふれている。
若葉さんの近況も興味があるし、六華のその後も知りたいなぁと思う。
六華がいつかまた、素敵な恋をしていたら良いな。
紙媒体も購入したい。そばには『銀河鉄道の夜』を置いて。
あと、無性にカップラーメンが食 -
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Posted by ブクログ
ホヅミ先生と茉莉くん、そしてポップコーンやハレルヤなど彼らの周りの人々との一夏の大切な大切な出来事。
いやあ、良かった。
前半はいわゆる水着回。
神回かよと思った^^
茉莉やポンコツもいいけど、ここは双夜担当の圧勝だった(なにが?)
いやでもこの前半はポンコツが実にヒロインしていて可愛かったな。
前巻でもそうだったけどポンコツのヒロイン属性高いわ。
茉莉ちゃんとダブルヒロインと言ってもいいぐらいで、茉莉ちゃんの影がちょっと薄かったほど。
だけど、後半の展開で彼女がすべてを持って行ってしまった。
さすがヒロイン。さすが正妻。
いやね、多分茉莉ちゃんはステージに上がる事になるんじゃないかなあと -
Posted by ブクログ
あーこれは好きなお話だ。
最近流行りの年の差ラブコメ。
主人公の作家青年の元に女子高生がやってきて家事やらデートやらで親しくなっていく展開はどこかで見たことがあるような既視感があるのだけど、でもこの作者のちょっとした比喩表現なんかがラノベと言うより文芸寄りで、なんだか新鮮な感じがした。
まあ、ちょくちょく挟まれるマンガやアニメネタにはニヤッとさせてもらったけど^^
そしてそんな二人の生活を題材に一つの小説を書き上げるところが一つのハイライト。
だけど本当のハイライトはそのあとに待っていた。
少女に事情があるのは伏線で匂わされていたけれど、その真実が分かったあとの主人公の荒ぶり方が個人的に -
購入済み
そっか、そうか。
そう云う事だったんね。
ある意味、商業デビュー作を最後に読んだのは正解だったかも。
思いの外、想定外で奥が深かったかも。
1巻のみで完結してたら解らなかったかもだけど、
こうやって2巻まで出ると内容が良く解る。
本当に巧い作品だ。 -
購入済み
文句なし
って、言いたいけど、ほんの少しだ違和感と言うか、
話解決してないよね?
このまま次巻に行くの?
って思った。
もう既に作者買いしてる状態なので、内容に付いては文句なし。
さてが次巻。 -
購入済み
感服
いろんな意味で良かった。
そして懐かしくも思った。
暗室か、もう40年以上関わってないな。
勿論、作品自体も自分好みで良かった。
さて、続きを。 -
ネタバレ 購入済み
少年が何度も恋に落ちるお話
彼は毎週、桜の香りのする少女と出会い恋をする。
何度も何度も繰り返す出会いは、少女にとって幸福であり、絶望であった。
「また明日」その約束を「うそつき」と返す少女は彼と出会うたびに不安と切ない想いを抱いてたことだろう。
希望を失った彼女に幸あれと願わずにはいられない。感動できる心を保つために本書を手にとって見てはいかがだろうか。
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Posted by ブクログ
ネタバレふわー、優しいなあ。
こんなにも優しさが溢れているから、こちらまで優しい気持ちになれる、そんなお話。
茉莉ちゃんがほんと可愛い。
こんな娘が一緒にいたら絶対恋してしまうだろう。
ホヅミずるい。めっちゃずるい。
僕も彼女に看病された〜い^^
とはいえ今巻のメインヒロインは実は茉莉ちゃんじゃなくてポンコツだと思うの。
コミカライズ対決における彼女のホヅミ作品に対する、ううん、ホヅミ自身に対する想いの強さがとても素敵。
きっと誰にも憧れの存在はいるんだよね。
ポンコツにとってホヅミはそんな存在なんだと思う。
そんな相手に対する想いには素直に感動する。
ちなみに茉莉ちゃんにとってのホヅミは希望なの -
購入済み
実験的チャレンジ?
1巻でも同じ様な感想を覚えたけど、
一応、既に作者買いしてるにも関わらず、
この作品は、表現が遠回し過ぎるし、我慢して読み続けないと把握が難しい独特さが引っ掛かる。
今までの他の作品と比較しても居室過ぎて読み辛い。
作者自身の新しい作風の開拓なのか?
それとも気の迷いか?判断が難しい。
悩んでる真っ最中の様に、作風が安定していないのが残念。
1巻も2巻も前半で挫折するかもだけど、読み切れれば良さが解るかも?
そう云う作品です。 -
購入済み
辛口評価
最新作から遡って、ようやく商業デビュー作に辿り着いた。
順番通りに読んでたら評価は違ってたかもだけど、こう云う評価に収まる。
作風は完成してるし好きな雰囲気だけど、
やはりまだ拙い印象が拭えない作りになってるのは仕方が無いね。
でも、デビュー作でこれだけ完成された文章なら商業化されても問題無いよね。
巧いと思った。 -
購入済み
仕方の無い辛口評価
読んでる途中で評価がほぼ確定し、
あとがきを読んで納得の星4つ。
仕方無いよね、この展開では。
作品自体は良いけど、読んだら満点は着けれないと思う。
自分はそう納得した。 -
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