葉月文のレビュー一覧

  • この世界からまた君がいなくなる夜に

    ネタバレ 購入済み

    読了後、このお話を思い出す度に、しばらく胸が締め付けられる思いでした。(私の場合、心身ともに)
    静寂の中、就寝時にベッドで横になっている時、
    心臓の音が聴こえると、もうそれだけで悲しくなった。

    この幸せが続かないことも、恋の終わりが必ずやってくることも分かっている、せつない恋のお話です。
    だけど、こんな恋愛ができた六華がうらやましいなと
    本当に思う。
    きょうだい愛、家族愛にもあふれている。
    若葉さんの近況も興味があるし、六華のその後も知りたいなぁと思う。
    六華がいつかまた、素敵な恋をしていたら良いな。

    紙媒体も購入したい。そばには『銀河鉄道の夜』を置いて。
    あと、無性にカップラーメンが食

    #泣ける #切ない #感動する

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    2025年05月10日
  • さんかくのアステリズム 俺を置いて大人になった幼馴染の代わりに、隣にいるのは同い年になった妹分

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    読み始める前から、良い意味で嫌な予感がしてたんだけど(笑)。。。予想通り頭を金属バットで殴られる位、脳天に響いた本でした。

    タイトル通り、姉妹での三角関係なんだが、奇病により7年間の眠りにつく主人公が目が覚めると幼なじみ(同い年)の女の子が、姉から妹に変化してしまう。
    絶妙なすれ違いの恋愛模様、誰も悪くない、この運命に振り回される3人描写が本当に見事。どんどん、ぐいぐいとストーリに引き混まれます。
    全員の想いがわかるが故に、ものすごく辛い。
    全員に幸せになってほしいという運命を星に願う一冊です。

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    2023年11月19日
  • Hello,Hello and Hello

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    【君との積み重ねた思い出を僕だけは忘れないように】

    少女と少年の記憶に纏わる出会いと別れの物語。

    人と人の関係はひとえにその人との日々の積み重ねで形成される物である。
    しかし、少女の死によって、周りの人々は少女に関する記憶を忘れてしまう。
    本当の死とは、その人の事を忘れて思い出さなく事。
    これは、少年と少女の淡くて脆いたった一度きりの恋の物語。
    積み重なる物が無いからこそ、自分の存在を何とか楔として世界に埋め込もうと足掻く由希と、沢山の初めましてを繰り返して。

    それでも彼女を忘れない由の純愛が胸に切ない痛みを齎すのだ。

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    2023年04月13日
  • あの日、神様に願ったことはIII beginning of journey under the bright blue sky

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    一言で言えば、離れ離れになった2組の親子(子どもは1人だけど)の悔恨と再構築の物語。かな?もちろん、一言で表現するには無理があるのだけれど。父とは何か、という問いかけが、父親として存在している自分自身にもズキッとするところもあり、再読してよりこの作品の魅力に気づいた。フライさんのイラストも相まって高峰瑠璃の魅力満載巻!続巻希望!

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    2021年11月13日
  • ホヅミ先生と茉莉くんと。 Day.3 青い日向で咲いた白の花【電子特別版】

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    ホヅミ先生と茉莉くん、そしてポップコーンやハレルヤなど彼らの周りの人々との一夏の大切な大切な出来事。
    いやあ、良かった。

    前半はいわゆる水着回。
    神回かよと思った^^
    茉莉やポンコツもいいけど、ここは双夜担当の圧勝だった(なにが?)
    いやでもこの前半はポンコツが実にヒロインしていて可愛かったな。
    前巻でもそうだったけどポンコツのヒロイン属性高いわ。
    茉莉ちゃんとダブルヒロインと言ってもいいぐらいで、茉莉ちゃんの影がちょっと薄かったほど。

    だけど、後半の展開で彼女がすべてを持って行ってしまった。
    さすがヒロイン。さすが正妻。
    いやね、多分茉莉ちゃんはステージに上がる事になるんじゃないかなあと

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    2021年10月29日
  • ホヅミ先生と茉莉くんと。 Day.1 女子高生、はじめてのおてつだい

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    あーこれは好きなお話だ。

    最近流行りの年の差ラブコメ。
    主人公の作家青年の元に女子高生がやってきて家事やらデートやらで親しくなっていく展開はどこかで見たことがあるような既視感があるのだけど、でもこの作者のちょっとした比喩表現なんかがラノベと言うより文芸寄りで、なんだか新鮮な感じがした。
    まあ、ちょくちょく挟まれるマンガやアニメネタにはニヤッとさせてもらったけど^^ 

    そしてそんな二人の生活を題材に一つの小説を書き上げるところが一つのハイライト。
    だけど本当のハイライトはそのあとに待っていた。
    少女に事情があるのは伏線で匂わされていたけれど、その真実が分かったあとの主人公の荒ぶり方が個人的に

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    2021年02月24日
  • Hello,Hello and Hello ~piece of mind~

    購入済み

    そっか、そうか。

    そう云う事だったんね。
    ある意味、商業デビュー作を最後に読んだのは正解だったかも。
    思いの外、想定外で奥が深かったかも。
    1巻のみで完結してたら解らなかったかもだけど、
    こうやって2巻まで出ると内容が良く解る。
    本当に巧い作品だ。

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    2021年02月18日
  • あの日、神様に願ったことはII girls in the gold light

    購入済み

    文句なし

    って、言いたいけど、ほんの少しだ違和感と言うか、
    話解決してないよね?
    このまま次巻に行くの?
    って思った。
    もう既に作者買いしてる状態なので、内容に付いては文句なし。
    さてが次巻。

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    2021年02月17日
  • あの日、神様に願ったことはI kiss of the orange prince

    購入済み

    感服

    いろんな意味で良かった。
    そして懐かしくも思った。
    暗室か、もう40年以上関わってないな。
    勿論、作品自体も自分好みで良かった。
    さて、続きを。

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    2021年02月16日
  • Hello,Hello and Hello

    k.h

    ネタバレ 購入済み

    少年が何度も恋に落ちるお話

    彼は毎週、桜の香りのする少女と出会い恋をする。
    何度も何度も繰り返す出会いは、少女にとって幸福であり、絶望であった。
    「また明日」その約束を「うそつき」と返す少女は彼と出会うたびに不安と切ない想いを抱いてたことだろう。

    希望を失った彼女に幸あれと願わずにはいられない。感動できる心を保つために本書を手にとって見てはいかがだろうか。

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    2019年12月05日
  • あの日、神様に願ったことはI kiss of the orange prince

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    最後で「えー!?」っていう展開が待っていて、読み終わってすぐに2回目を読んだ。登場人物の言葉の端々に仕掛けられた言葉があったことが分かり、1回目以上に面白かったかも。叶羽と燈華の切なくて深い関係も良いけど、「カメラで撮る」ことへのこだわりも自分的には良かった。2巻は9月に出るらしいので、続きが待ち遠しくなった作品。実は、内容も作者もまったく知らなかったけど、フライさんのイラストにひかれて購入。正しい判断でした。この作品を読むときは「色づく世界の明日から」サントラを聞いていた。なんか合うんだよね。

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    2019年04月02日
  • 天使の胸に、さよならの花束を ~余命マイナスなわたしが死ぬまでにしたい1つのこと~

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    じ~んとする物語がいくつも重なっていく作品。それぞれの物語の主人公が亡くなった後の、心残りを昇華していく様は読んでいて切ない。しかし全編通して読むとなるほどと思う結末が用意されていた。死は当たり前に寄ってくるけど、生ある人たちの繋がりは1つの救いのよう。続巻あるかも(ないかも)みたいな後書きがあったので、期待。

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    2024年10月01日
  • この世界からまた君がいなくなる夜に

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    通勤中の地下鉄で読んだけど、泣きそうになった。というか、ちょっと涙でた。ハズカシイ…。
    2回読むと「あ、そういうこと?」っていう発見があるので、2回は読んでほしい。
    あとアニメ化して欲しい。

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    2022年09月10日
  • ホヅミ先生と茉莉くんと。 Day.2 コミカライズはポンコツ日和

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    ネタバレ

    ふわー、優しいなあ。
    こんなにも優しさが溢れているから、こちらまで優しい気持ちになれる、そんなお話。

    茉莉ちゃんがほんと可愛い。
    こんな娘が一緒にいたら絶対恋してしまうだろう。
    ホヅミずるい。めっちゃずるい。
    僕も彼女に看病された〜い^^

    とはいえ今巻のメインヒロインは実は茉莉ちゃんじゃなくてポンコツだと思うの。
    コミカライズ対決における彼女のホヅミ作品に対する、ううん、ホヅミ自身に対する想いの強さがとても素敵。
    きっと誰にも憧れの存在はいるんだよね。
    ポンコツにとってホヅミはそんな存在なんだと思う。
    そんな相手に対する想いには素直に感動する。
    ちなみに茉莉ちゃんにとってのホヅミは希望なの

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    2021年07月06日
  • ホヅミ先生と茉莉くんと。 Day.2 コミカライズはポンコツ日和

    購入済み

    実験的チャレンジ?

    1巻でも同じ様な感想を覚えたけど、
    一応、既に作者買いしてるにも関わらず、
    この作品は、表現が遠回し過ぎるし、我慢して読み続けないと把握が難しい独特さが引っ掛かる。
    今までの他の作品と比較しても居室過ぎて読み辛い。
    作者自身の新しい作風の開拓なのか?
    それとも気の迷いか?判断が難しい。
    悩んでる真っ最中の様に、作風が安定していないのが残念。
    1巻も2巻も前半で挫折するかもだけど、読み切れれば良さが解るかも?
    そう云う作品です。

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    2021年06月14日
  • Hello,Hello and Hello

    購入済み

    辛口評価

    最新作から遡って、ようやく商業デビュー作に辿り着いた。
    順番通りに読んでたら評価は違ってたかもだけど、こう云う評価に収まる。
    作風は完成してるし好きな雰囲気だけど、
    やはりまだ拙い印象が拭えない作りになってるのは仕方が無いね。
    でも、デビュー作でこれだけ完成された文章なら商業化されても問題無いよね。
    巧いと思った。

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    2021年02月17日
  • あの日、神様に願ったことはIII beginning of journey under the bright blue sky

    購入済み

    仕方の無い辛口評価

    読んでる途中で評価がほぼ確定し、
    あとがきを読んで納得の星4つ。
    仕方無いよね、この展開では。
    作品自体は良いけど、読んだら満点は着けれないと思う。
    自分はそう納得した。

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    2021年02月17日
  • Hello,Hello and Hello

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    正月休みを活用して、一気読み。よい作品でした。1、2章くらいまでは主人公が高校生だったり、中学生だったりして時制を把握できず、ちょっと混乱。読み進めると「なるほど、そういう仕掛けか」と納得したけど(ネタバレになるので内容はナイショ)。2回読むとまた印象が変わりそう。でもラストはもう少し書き込みが欲しかったかなー。
    それにしても葉月文さんは美少女の描き方がうまい。今作のヒロインである椎名由希もだけど、「あの日、神様に願ったことは」のヒロイン、逢見燈華、黄金井月泪も魅力的だったし。

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    2020年01月05日
  • Hello,Hello and Hello

    Posted by ブクログ

    3.8
    蛇足的な継続がなかったのがいい。ラストまで駆け抜けた感じ。にしてはそれほどラストが良かったと言われたらなんとも。

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    2019年06月01日
  • さんかくのアステリズム 俺を置いて大人になった幼馴染の代わりに、隣にいるのは同い年になった妹分

    Posted by ブクログ

    1巻。続きますか?
    物語の世界は1巻ラスト以後想像したくない展開が予想される。作品としてはこれで終わりとしても、それも有りなのかもしれない。
    U35さんのイラストで初めて"怖い"と思った。

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    2025年02月12日