椿いづみのレビュー一覧
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とても長い三年間を描いた物語が遂に終わった……
あまりに長いし、伏線や要素も大量に詰め込まれているために本当に終わるのかと疑っていたのだけど、本当に終わってしまうんだものなぁ……
本作を引っ張ってきた事件や因縁などは前巻の時点でほぼ終わっているために最終巻で描かれるのは鷹臣と真冬の物語
これまで断片的にしか描かれてこなかった鷹臣の行動原理を纏めて描いてくれたのは嬉しかったな。
こうして無事に生徒から好かれる学校になった緑ヶ丘学園の様子を見ると鷹臣の功績と尽力は非常に大きいものだったなと感じられるね
そうして無事に全てが丸く収まる中で一人不満げな真冬…
そう言えば、真冬だけはその過去について -
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ネタバレ"「今日学校に通う高校生は朝から晩まで恋愛の事を考えていて
テストも運動も女の子を賭けて戦うのですよね…?」
「一体どんなアホな本読んだんですか」
「まぁ!!失礼ですわね とても面白い少女漫画ですのよ!」
「少女漫画…?」
『全く…少女漫画がバカにされてるようで困るな 一体どんな作者なんだか』
「これですわ!」
『俺だ!!!』"[p.12_少女漫画家として]
鹿島くんの妹……妹!?今まで話のどこかに妹がいるって伏線出てたりしてたのかな。
ローレライだとバラしたのに信じてもらえない結月……直前になって緊張してるのが可愛い。
「お前得意だろ」「うん!」のシーンめちゃくちゃ笑う -
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表紙がとてもメルヘンチック…!
真木によって真冬が軟禁されるという衝撃展開なのに、当の真冬がそれほど深刻に捉えていないせいかギャグ展開みたいになってしまうね
それでも軟禁場所がまさかの華房邸だったのは驚きだったけど。
華房藤子が登場したと思ったら、そっちのけで黃山の話が始まって、それも一段落着く前に真木の話が始まって更に真冬の過去も関わってきてと、23巻辺りから話が少しあっちへ行ったりこっちへ行ったりと落ち着きの無い内容に見えていた展開が全て繋がったように思えるこの巻
本当にこの作品はギャグを織り交ぜつつも縦横無尽に飛び回る展開をきちんと収束させていくね
藤子の真木に対する態度を見る限り、真 -
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真冬と真木の過去に何が有ったのか探求される巻。25巻にもなって主人公である真冬の過去に注目されるとは……
結局、真木が西高出身であることは判っても彼が蹴落とされた番長だったのか、反乱したナンバー2だったのかは判らずじまい。この点は後々大きな意味を持ってきそうな気がするし、普段の彼がそのような過去があったことを微塵も感じさせないのは少し奇妙な気もする
又、真冬の過去を探る話では鷹臣への印象が少し変わりそうになった。
真冬の過去って断片的にしか描かれてないから、鷹臣の真冬に対する態度が変わっていたことには気付かなかったなぁ。最初は無茶苦茶な絡み方をしてくる真冬に対して彼なりに優しく接していたの -
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覆面男の正体はあいつでしたか~。たしかによくよく考えてみればあいつ以外居ないわ。自分は何を思い込んでいたんだろうね?
けれど、あの新人教師真木が怪しいというのは変わらなくて。作中最強格の鷹臣と渡り合えるってどれほどの実力者なんだろう……?
また、真冬だけ妙に気にかける姿勢は気になるな。敢えて真冬や鷹臣と同じ出身地であると匂わせているようだし、もしかして昔真冬たちと何らかの関わりがあったんだろうか?
とにかく彼は見た目以上にかなりの曲者のようだね
そういえばストーリーとはあまり関係ないけど、真冬が後輩から男を奪い取ったと聞いて過去最速のスピードで不良を片付ける鷹臣にはかなり笑ってしまった -
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新学年スタートの巻。そして新しい後輩組がやってくるわけだけど……。登場してすぐに話題の中心をかっさらっていく華房妹は恐ろしいね
これまで風紀部と対立した者は数多いけれど、不良組を除いて割とルールの中で戦うもしくはルールに従って仕掛けてくる者が多かった印象があるのだけど、華房藤子は平然とルールを捻じ曲げてくるような底知れ無さがあるね
まさか賭けの相手である鷹臣を学園から追い出すとは思わなんだ。そして状況をかき回し鷹臣を追い出すというファインプレーをかましたのに自分は生徒会長になる気はないというのはどういうつもりなんだろう?一応その点は理事長である父親の意思に従ったようだけど、なら何故鷹臣を追い出 -
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どうして桜田はここまで自分の女装姿に自信を持っているんだろうね?見る度に不思議に思うよ
今回だって女装が原因で葵と会うことになったのに、全力で女装してしまうし。だというに下着に関してだけは全力で力を抜いてくる点は本当に理解できないよ!
学園サイドは三学期が始まり二年目も終盤。生徒会の刺客は全て撃破し、後は生徒数を増やすだけかと思いきやそういえば華房雅は何を考えているのかという問題が残っていたか
彼が風紀部と対立していたのは裏の賭け事によるものだったのだけど、他にも謎めいた態度で周囲を翻弄する点や弱い者を匿おうとした意図は不明のまま。
楽園の主はあれ程の大怪我を負ったのに事情を隠すなんて一体何 -
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根が深そうな問題を抱えた早川家の事情。ややこしい人間関係が絡んでいるのだろうと思ったら、別の意味でややこしかった!
仰々しく語られた本妻・愛人問題が存在しないとは全く予想しなかったよ……
早川家にまとわりついていたのは勘違いから始まった人間関係のすれ違いであり、でもそれが大問題にならなかったのは香一とリディアが何だかんだ互いのことを大切に思っていたからなんだろうね。だから問題だと捉えていたのは自分の思い込みに過ぎなかったのだと判れば穏やかに笑い合うことができる
けれど、それはやっぱり信頼関係があるからこそできるものであってリディアのように香一への信頼が無い早川香にとっては無理な話。だから母の -
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風紀部全員集合の第94話扉絵。だけれど、由井だけは現状を反映して背景と同化するような暗さに
雅のためにと風紀部を裏切った由井。しかし、荷物を解くことは出来ず、奪った仮面や修学旅行の写真を見るシーンには風紀部への未練を感じさせた。だというのに本人はどこまでいっても自分のそんな感情に鈍感なまま
彼が忍者キャラとして雅に仕え始めたのは忍者趣味とか雅のカリスマ性に惚れ込んだせいかと思っていたんだけど、実際のところは自分がどう動けば良いか判らないから自分の決定権を他人に預けたかったというのがメインだったか
雅に因る揺さぶり、早坂の真っ直ぐな言葉。それらを受け遂に「自分のしたいこと」を口に出した由井。読 -
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これまでどういう存在か謎だった百地瑠奈に出番が回ってきたことで華房雅の実像がほんの少しだけ見えた気がするんだけど、それによって増々雅の狙いがよく判らなくなってしまったようにも思う
雅は問題を抱えた生徒を風紀部との争いの中で救おうとしたのか、それとも恩を売れそうな相手を囲いたかったのか、どちらだろう?
そして何よりもこの巻で衝撃的な点は遂に動き出した由井の策謀。前の巻で真冬達と仲良く遊ぶ光景が描かれていたのだから、彼の中でやまびこの術をする気が失せているのではないかと期待していたんだけど、そんな事は無かったか
というか、一瞬にして風紀部を崩壊寸前まで追い込むその手管は恐ろしい。真冬と早坂は脅迫 -
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修学旅行+亜希の孤独な戦い
行きのバスの時点からはしゃいでる感じで写真を撮りまくる由井。彼のキャラ付け的にそういう事しててもおかしくないなと思っていたんだけど、あれって雅の指示だったのか。他にも修学旅行に行く生徒会メンバーは何人も居るのに敢えて由井に頼んだ真意が気になるな
由井が分析したように風紀部の弱点を探るためなのか、由井に修学旅行を楽しんで欲しいと思ったのか
何はともあれ、風紀部の二人と過ごす内に本心から楽しいと感じ始めてしまった由井。写真の中で楽しそうに笑う自分を見て何を思うのだろうか?
一方学校に残った渋谷亜希。彼はヤンキーではないし、生徒会との争いにおいて戦力になることはないと