門司柿家のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いいねえ、心温まるシリーズだ。ちょびっとはらはらもする。アンジェリンが故郷に帰って来て、お父さんのベルグリフにベタベタ。ものすごく大好きなのだ。一緒についてきたパーティーのミリアムとアネッサも孤児院出身だけに、ベルグリフに甘える。ボルドー伯爵家の3姉妹もベルグリフに傾倒。ボルドーで起こった陰謀をアンジェリのパーティーとベルグリフで解決してしまう。ヘルベチカ、サーシャ、セレンのボルドー箔姉妹とも縁が深まりそうだ。ヴィエナ教への復讐のために騒動を引き起こしたシャルロッテもベルグリフの温かな手に惹かれてしまったよ。ベルグリフは魅力的なお父さんだ。
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ネタバレ 購入済み
父娘の絆
アーススターコミックのWEBで無料で読み始めたのがこの作品との出会い。
無料だからと読み始め、のんびりとした物語が好きになり、キャラクター達に魅力を感じ、楽しみに読んでいたのですが、読み逃しをしてしまい、思い切って小説版を買ってみたのですが、積ん読状態で長いこと放置してしまいました。
完結したようなので、読んでしまおうと本を開きました。
やはり魅力的な作品です。
ものすごく面白い訳でもないし、先が凄く気になるという訳でもないのですが、暖かく父娘の絆を描かれていて、心が暖まります。
うん、本当に良い父娘。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ運命が交錯する帝都ローデシア編、その前編が描かれた8巻である。
旧友との再会を目指した旅も大詰めを迎え、パーシヴァルとの関係修復に成功して後はエルフのサティを残すのみ。
ただ、その目指す先には帝都に渦巻く陰謀の影が見えている、といった物語である。
これまでの物語が一つに繋がってくる、作中の表現を用いれば「事象流」のさなかなればこそ、これまでのような一巻完結とはならず。
帝都ローデシアで難敵に立ち向かってきたサティを助ける物語の、その結末は次巻に譲っている。
巻末にあるように
>冒険が、始まろうとしている。(P.297)
このシリーズ最大の冒険が始まるところでこの巻はクローズ -
購入済み
俺の娘がこんなに強いはずがない
4巻まで読了
山ほどあるなろう系コミカライズではかなり良作といっていい漫画だと思います
原作は未読ですが書籍版キャラデザをちゃんと踏襲して漫画としても読める構成になっています
作画は抜くところは抜いて書き込むところをしっかり書き込んでいて読んでいて面白いですし
原作のお話しがしっかりしているのか読んでいて続きが読みたくなるいい漫画だと思います
俺tueeならぬ父tueeと言っていいお話ですが娘に対する姿勢は真摯で誠実で非常に好感が持てます
孫悟空を拾った孫悟飯(爺)の苦悩って感じでしょうか。
WEBで読んだ4巻の続きもサブキャラで一気にハネる展開があるので実に楽しみです
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ネタバレ 購入済み
まさに父娘だね
父と娘二人の視点で書かれる物語、5巻まで読みましたが面白かったです。
物語全体の雰囲気が良く、父親のことになると暴走しがちな娘を父親が温かく見守る感じが良かったです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシャルロッテの贖罪に一つの区切りが付く5巻である。
彼女の贖罪はこれからの人生、これからの物語でも続いていくのだろうが、この5巻でのトルネラへの旅路で(特にボルドー伯への謝罪で)一つの区切りが付いた形だろう。
ストーリーラインとしてはやや地味な巻で、剣戟が火花を散らすような展開は今回はお休み。
カシムが加わってのオルフェンでの生活から始まり、ボルドーを経由するいつもの旅路を経て一同でトルネラへと帰郷する物語である。
その中での焦点は、上でも書いたようにシャルロッテの罪の清算。彼女を付け狙う追手のヤクモとルシールが、その上で重要な役割を果たしている。
加えて彼女らは、ベルグリフが求 -
購入済み
当初と印象が変わる
無料で2巻まで。
冒頭は、少女マンガのような絵に少女マンガのような展開。
絵は悪くないがこれはなあ…と思っていたが、その後雰囲気が変わってくる。
キャラはくだけた様子を見せるようになり、2巻あたりからはストーリーにも深みが出てくる。
明確な戦闘シーンは2巻後半からだが、戦闘時の動きの描写も悪くなく、スピード感のある戦闘が楽しめる。
まだストーリーがどう転ぶのか予想もできないが、これなら読み進めてみようという気になるレベルの作品。
現段階ではまだ「秀作」とまでは言えないけれど、悪くないと思います。
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ネタバレ 購入済み
比較的和やかに…
一段落ついてこの巻では比較的和やかに進んでいきます。
トルネラにみんなで戻ってから、冬の穏やかな時間。
すっかり家族という感じで過ごす一行。
ベルグリフはサティと無事に結婚できて何より。