鹿毛雄二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本はとにかく1日でも早く読むことをおすすめする。ドル・コスト平均法、複利の考え方は義務教育ですべきレベル。これから投資を始める人はシンプルで明確な指針を知ることができる。ところどころ理解しにくい点もあるが、そこはいったん置いておいてまずは愚直に本書のオススメルールを実行していくのが良いかもしれない。投資を少し経験している人は、聞いたことのある話も多い。自分のポートフォリオを見直すつもりで読むと参考になる。そして5年に1度くらい本書を読み返したい。
印象的だったのは、これだけシンプルなルールを打ち出しているものの、どこまでリスクを許容できるかは人それぞれであるという点。
"「儲けたい」と言う気持ちと、「よく眠りたい」と言う気持ちの兼ね合いを考え、自分の性格を自覚し、どの程度ならよく眠れるかを考え、その水準まで資産の中の株の割合を減らすことだ。"152
個人的にはここでこそ経験値がものを言うように思う。市場の上下に完全な無心ではいられない。何回かの小さなヤッチマッタを繰り返して自分の快適ゾーンを探るしかないように思うし、結構ここが長期に投資に参加するためのミソなんじゃなかろうか。生きている間にリーマンショック級の混乱をまた経験する覚悟は必要だろう。そのときに精神が耐えうるポートフォリオは自分で考えなければならない。
本書ではアクティブファンドはとにかくボロクソに言われているけれど、世のファンドマネージャーはなんて反論するのだろう。本書でも世の中的にもインデックスファンド一択!という感じだが、それに素直に乗っていいのかは正直まだよくわからない(まだ自分の知識不足)。みんながインデックスファンドを買うようになったらどうなっちゃうの?とか、そんなにインデックスファンドは素敵なのになんでアクティブファンドは(入れ替わりがあるとはいえ)、そのものはなくならないの?とか、色々気になってしまった。これからまた色々勉強しよう。
・お金は若いうちから定期的にためるべし(今すぐに始めること)
・不時の出費に備えて現金は用意しておくべし(目安6ヶ月。でも個人的には2年くらいは欲しい)
・とにかくインデックスファンドを買うべし。(債券もポートフォリオに加えることを検討しよう。30代20%、40代35%、50代50%くらいが今の自分の考える許容度かな。少々保守的に)
・リバランスすべし(ということは自分の資産比率を持ってないとあかん)
・ドル・コスト平均法(定期定額長期積み立て投資)を行うべし(これも時間との闘い。一刻も早く始める)
・72の法則。72を利回りで割ると資産が倍になるまでの期間がわかる(利回り4%であれば、72÷4=18年かかる) -
Posted by ブクログ
世界No.1のアクティブファンド運用ができる会社の組織や人材育成を明かしてくれている書籍です。
著書が「敗者のゲーム」チャールズエリスというのが非常に面白いです。敗者のゲームではインデックス投資以外は敗者の行うゲームといいつつ、こちらの書籍ではキャピタルの驚異的な実績とそれが長く続いてきたこと、更に今後も続く理由が読み解けたと感じました。
投資の勉強をする本ではないですが、アクティブファンドに投資をしたことがない方は是非読んでみて欲しいです。
・ボトムアップ方式
・景気は気にせず企業の成長性と利益のみ評価
・不景気の中で他社が人を切るなか、キャピタルは積極的な採用活動 cuz 非上場企業のため短期の利益を追わなくていいため
・非上場のため、短期の利益を追求はしない
・ファンドマネージャーの評価は直近成績の40:20:20:20と4年間の成績で評価される
→短期的な視点で投資しなくても済む
・面接は現役社員により複数多面的な質問で行う
・スーパースターではなく、会社全体で知識の共有をして勝っていくことを大切にしてきた -
購入済み
前半は必読の入門書
前半はどこの国でも通用する、投資と貯蓄に関わるとても大切なことが簡潔にまとめてあり大変有用な入門書となっている。
詳しく知りたい人にはデータなどが少なく物足りないかと思うがこれは同じ著者による関連書籍を読むことで補完されるので、この本を読んでさらにマニアになりたい人は一読をおすすめします。
後半は具体的な方法についてのべられているが、これが譲渡性預金やリバースモーゲージ、401(K)など米国の制度や仕組みをある程度知らないとたぶん意味がわからないし、ドル建ての資産運用を前提に書いてあるので、何となく流し読みでよいと思う。
日本でどうすればよいかは、日本人が書いた本を参考にされたい。
とにかく前半だけでも資産形成の初心者、特に二十代三十代の若年層にこそ読んでもらいたい金言づくし。二、三時間で読めるので入門書としてどうぞ。 -
Posted by ブクログ
インデックス・ファンド(投資成果が特定の市場平均指数に連動するように運用されているファンド)を買って所有し続け、経済成長を待つことが、投資の成功法だ。個々の株を売買すると余計な経費や高い税金がかかり、テニスで言うアンフォーストエラー(単純ミス)につながる
気候のよい場所に住みたいなら、先週の天気だけを参考にしても意味がない。
市場に対して狙い撃ちで勝つことはプロでも難しい。長期的にみたらインデックスの成績が良く、リスクも少ない。
防御は最大の攻撃である。投資においては高いリターンを求めることより、リスクを最小限にとどめることのほうが重要だ。あなたの大切なお金を守るために、最も得意な分野で、かつ冷静な判断を下せる範囲内で常に投資をしなければならない。