鹿毛雄二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本はとにかく1日でも早く読むことをおすすめする。ドル・コスト平均法、複利の考え方は義務教育ですべきレベル。これから投資を始める人はシンプルで明確な指針を知ることができる。ところどころ理解しにくい点もあるが、そこはいったん置いておいてまずは愚直に本書のオススメルールを実行していくのが良いかもしれない。投資を少し経験している人は、聞いたことのある話も多い。自分のポートフォリオを見直すつもりで読むと参考になる。そして5年に1度くらい本書を読み返したい。
印象的だったのは、これだけシンプルなルールを打ち出しているものの、どこまでリスクを許容できるかは人それぞれであるという点。
"「儲け -
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Posted by ブクログ
「投資の大原則」のタイトル通り、
投資で確実に成果を上げるための外せないポイントについて、簡単にわかりやすく書いてある。
とはいえ、投資をやったことのない人が読むには少しわからない単語が頻出であるうえに、基本的な用語の説明はあまりない。
投資はやってるけど「これで良いのかな?」と不安を抱えるビギナーにはちょうど良い。
投資本によくある「あなたも億万長者になれる!」みたいな怪しげなものではなく、普通に老後も暮らしていくために最低限お金を有効的に増やしていきましょうよ、、、と語りかけてくるような内容。
堅実に投資を続けるための教科書である。
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Posted by ブクログ
世界No.1のアクティブファンド運用ができる会社の組織や人材育成を明かしてくれている書籍です。
著書が「敗者のゲーム」チャールズエリスというのが非常に面白いです。敗者のゲームではインデックス投資以外は敗者の行うゲームといいつつ、こちらの書籍ではキャピタルの驚異的な実績とそれが長く続いてきたこと、更に今後も続く理由が読み解けたと感じました。
投資の勉強をする本ではないですが、アクティブファンドに投資をしたことがない方は是非読んでみて欲しいです。
・ボトムアップ方式
・景気は気にせず企業の成長性と利益のみ評価
・不景気の中で他社が人を切るなか、キャピタルは積極的な採用活動 cuz 非上場企業の -
購入済み
前半は必読の入門書
前半はどこの国でも通用する、投資と貯蓄に関わるとても大切なことが簡潔にまとめてあり大変有用な入門書となっている。
詳しく知りたい人にはデータなどが少なく物足りないかと思うがこれは同じ著者による関連書籍を読むことで補完されるので、この本を読んでさらにマニアになりたい人は一読をおすすめします。
後半は具体的な方法についてのべられているが、これが譲渡性預金やリバースモーゲージ、401(K)など米国の制度や仕組みをある程度知らないとたぶん意味がわからないし、ドル建ての資産運用を前提に書いてあるので、何となく流し読みでよいと思う。
日本でどうすればよいかは、日本人が書いた本を参考にされたい。
とにかく -
Posted by ブクログ
新 NISA をきっかけに投資を始めてから、本著の名前をよく耳にするようになりました。投資に関する記事や YouTube でもたびたび紹介され「一度は読んでおくべき名著」みたいに言われていたことから、今回手に取ってみました。
本書の主張をひとことでまとめるなら「投資はインデックス投資が最も合理的」という点に尽きると思います。その考えを裏づけるために、著者はいろんなデータや過去事例などを丁寧に紹介しています。理論に加えて「投資の現実」を冷静に描いた一冊という印象です。
ただ正直なところ、読み進めるのは少し大変でした。海外の本にありがちな遠回しな表現や、同じ内容を別の角度から繰り返すような説明 -
Posted by ブクログ
既に10年ほど投資信託や日米の個別株を中心に投資していますが、再度投資の基本を学びたく名著と呼ばれる本書を手に取りましました。
感想はこれから始める初心者にはハードルが高いと思いました。ファンドマネージャや投資運用会社とか区別がつきにくい単語が主語となる文の趣旨を捉えにくかったです。
また、長期投資では債券不要論の根拠が、何十年にも渡って子や孫に資産として引き継ぐ前提(と自分は解釈しました)なのも極端だなとも思いました。
ですが、自分の10年投資した経験から、広く分散された株式インデックスファンドによる長期投資は全てと言ってもいいくらいの多くの人に勧められる投資手法であるという本書の主張には共 -