東百道のレビュー一覧

  • 花もて語れ 8

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    朗読会でハナが披露したのは
    宮沢賢治の『注文の多い料理店』

    観客席に居る折口先生や藤色先生が
    作者や登場人物の心情を掘り下げての解説が
    ハナの朗読とともに理解を究明した。

    コミックの域を超えて朗読会の臨場感を
    表しているのはスゴイです。

    ハナちゃん一皮も二皮も剥けましたね。

    0
    2015年02月13日
  • 花もて語れ 7

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    満里子が読んだ宮沢賢治の『おきなぐさ』って
    童話なのだけど悲しい。

    天に召されるふたつのおきなぐさ。
    そして、種子は風にのって新しい命へのバトンタッチをする。

    おきなぐさの終わりと始まり。

    満里子はレクイエムとして妹の死を悼むだけでなく
    ハナへのメッセージをも込めたのがよかった。

    前巻の旅行で、ぎくしゃくしてしまったけど自分を闇から
    救出してくれた感謝と永遠の友情が朗読劇から伝わった。

    0
    2015年02月13日
  • 花もて語れ 8

    Posted by ブクログ

    うーん、やはり週刊連載になってから面白くなくなりました。
    もっと腰を据えてじっくり描いてほしい作品です。

    前から思ってましたが、各話のオーバーラップがひどいです。
    連載だと「前回のおさらい」みたいな感じになると思いますが、
    単行本で読むと三歩進んで二歩下がる感じでイライラします。

    0
    2013年06月05日
  • 花もて語れ 1

    Posted by ブクログ

    題材が珍しくて、
    一話目が少々重く感じたけど、
    朗読を通じて人との繋がりを描いているのは
    すごく面白いと思った。

    話も朗読する内容と被さるように作っているので
    朗読する作品についても
    その考えが一辺倒ではないと思うけど、
    考えが深まると思います。

    0
    2012年10月11日
  • 花もて語れ 5

    Posted by ブクログ

    週刊誌に移ったため冒頭は振り返り的な内容。でも朗読シーンはグッと胸に迫る。次巻は満里子さん活躍らしい。そして何だか色恋展開みたいだが、、、どう転ぶかなぁ

    0
    2012年09月04日
  • 花もて語れ 4

    Posted by ブクログ

    ハナと芥川と「トロッコ」の物語世界が重なって後半は盛りだくさん。地の文における視点の転換も興味深いものがあった。

    0
    2012年04月11日
  • 花もて語れ 1

    Posted by ブクログ

    まずタイトルが秀逸。どんな話か読んでみたくなる。そして、漫画で朗読の話をやるっていうんだから驚かされる。
    ただ、描きたいことに表現力がついていってない印象も。テーマ的にはもう少ししっとりとまとめて欲しいけれど、演出過剰で騒がしく感じてしまう。
    あぁ、でもクオリティの高い朗読を一度聞いてみたくはなる。

    0
    2012年03月27日
  • 花もて語れ 1

    Posted by ブクログ

    坂本真綾さんが元々この作品を知っていたのか、帯には疑問が持てますが…
    朗読の素晴らしさを伝えたい著者の気持ちは強く伝わりました。ハナちゃんが世間知らず過ぎてビックリ。
    学生振りにクラムボンという単語を聞いた気がしますね!懐かしいー

    0
    2012年01月03日
  • 花もて語れ 2

    Posted by ブクログ

    朗読をテーマにしたマンガの第2巻。月夜に本が雁のように飛んでいく表紙が好き。

    第1巻の最初の「試練」と対峙し、また友人を得ていって物語が動き出していく。第1巻から続いて宮沢賢治の「やまなし」、「春と修羅」、高村光太郎の「ぼろぼろな駝鳥」をとりあげている。「春と修羅」は巻末に詳細な解説がついているところにかなり気合がはいってるようだ。

    全般を通してマンガの場合はその性格上、どうしても表現が大袈裟になることが多い。特に絵では表しづらい味や音についてはどう視覚化していくかは大きな問題のひとつでもあるし、雑誌の連載ものであれば打ち切りとの闘いも考慮に入れて、大きくメリハリをつけていくことも必要にな

    0
    2012年01月02日
  • 花もて語れ 1

    Posted by ブクログ

    絵や展開は本当に好みでないのだけど、朗読という題材が面白い。宮澤賢治の「やまなし」の解釈を読んで、うわぁ~~~~~~~と思った。とりあえず1巻しか読んでないけれど、続きが気になる漫画。

    0
    2011年12月24日
  • 花もて語れ 3

    Posted by ブクログ

    「花咲き山」の朗読により描き出される世界と佐倉ハナのキャラクターとの組み合わせがとてもしっくりとしていると感じた。熱い朗読とその過程そのものは見どころがあって面白いのだけれども、外野の人たちの熱い声のことがどうも気になってしまってしかたない。

    0
    2011年10月11日
  • 花もて語れ 2

    Posted by ブクログ

    国語の教科書で読んだことのある童話や詩でも画で見せられると感覚が違ってまたいいもである。中でも春と修羅が一番よかった。

    0
    2011年08月02日
  • 花もて語れ 2

    Posted by ブクログ

    ハナと満里子が友達になるくだりの不器用さにグッと来ます。
    最近はなかなかこういう話が読めないですよねー。
    人付き合いには四苦八苦しているんじゃないのかな、みんな…と思ったりするのですが。

    にしても朗読サークルのみんな、中々のキャラクターで楽しませてくれていますが、ここでまさかの折口先生の名前がっ!

    ……実は折口先生、大好きです。
    もう本人たちの驚愕余所に狂喜乱舞。
    早く次巻が読みたいです…!

    0
    2011年06月25日
  • 花もて語れ 1

    購入済み

    いらん

    原宿と御宿のあたりはいらん。
    余りにも恣意的過ぎて作者の悪意しか伝わってこない。
    阿漕さの無いのはこの作品の良いところの為、惜しまれました

    0
    2017年09月19日