東百道のレビュー一覧

  • 花もて語れ 2

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    朗読マンガ。
    でも、朗読マンガというよりは、解釈ウンチクまんがだと思ったりもします。

    実際の朗読は、マンガからは聞こえてこないから、それをなっとくさせるための「解釈」なんだろうなぁと思います。

    本当のところは、解釈がちゃんとできたとしても、朗読までには、深い溝があるような気がします。

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    2014年05月09日
  • 花もて語れ 1

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    朗読マンガ。

    これは、藤田 日和郎が、ツイッターで感想を語っていたのをみて購入。
    なかなか、楽しかったです。

    朗読というよりも、物語の解釈論な感じです。

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    2014年05月09日
  • 花もて語れ 1

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    絵は個人的には、イマイチ…というか、すみません、あまり魅力を感じなかったのだが、朗読というほとんど知られていないジャンルの手引書としては、うってつけだと思う。

    朗読の手法から学ぶことも多い。視座とか初めて聞いた。勉強になる。

    朗読してみたくなるマンガ。
    本を読む大切さを、マンガで説かれる矛盾…本よがんばれ!

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    2014年04月11日
  • 花もて語れ 11

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    ネタバレ

    朗読をモチーフにしたコミック。
    この11巻は朗読コンクールにて主人公・ハナが発表するシーンが主です。
    課題作品は坂口安吾の『風博士』。
    この作品を朗読することの中にハナの気持ちの整理がきっちりとつけられた。

    ありのままの自分でいられる人は強い人。
    裸の自分になれる人は強い人。
    だから私は強くなる。
    落ちれるぐらいに強くなる。
    私になれる人は私だけだから。
    私を背負える人は世界中で私だけだから。
    私を生きられるのは私だけだから。

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    2015年02月13日
  • 花もて語れ 2

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    テーマは朗読。本を読むのは、多分に個人的な経験だと思っていたけど、声に出して読むことで周囲に伝播する。視野が広がり、新しい可能性を感じる良作^_^

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    2014年02月04日
  • 花もて語れ 10

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    ネタバレ

    折口先生と藤色先生の関係を思いきって聞いてみるハナちゃん。
    二人の間柄の真相が明らかに!
    その二人と昔、三角関係だった謎めいた新キャラが登場。

    次号、待ちきれませーん。

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    2015年02月13日
  • 花もて語れ 9

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    朗読の世界を漫画で描くという、音を画で表現する種類の漫画です。
    なので、もちろん漫画の画力が素晴らしい作品なのは言うまでもないのですが、
    私がこの作品で一番面白いと思っているのは、良く知っている有名作家の有名な小説の新しい読み方を教えてくれる所。「作家が主人公の視点で語っている」「作家が物語の中に入って語っている」「作家が作家の視点から語っている」など、視点の変化を読み方で表現する手法とか始めて知りました。
    ところが、9巻ではあまり有名じゃない小説が登場。

    ただ、このお話。日本人の怪談好きなら誰もが知っているあの人が登場するので、
    朗読されている話そのものに興味がわいてきて、それが登場人物の

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    2013年09月08日
  • 花もて語れ 9

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    ネタバレ

    ハナちゃんと満里子さんの同居生活がスタート。
    満里子さんのいたずらを大目に見るハナちゃんの度量の広さに
    感心する。

    その新居にてクリスマスイヴパーティーが開かれる。
    火野葦平の『皿』をみんなで群読する。
    就活中で気力をなくしていた山吹さんは群読中に我と向き合い
    見出していく。

    『何かの理由で捨てた情熱、何かの理由で持ち続けることは
    叶わなかった熱情。
    でも、たとえあなたがその情熱を忘れても、情熱の側は
    あなたのことを忘れはしない。』
    心に響きました。

    そういえば藤色朗読教室の前にいた引っ込み思案な人は
    新メンバーとして次回登場するのでしょうか?
    気になる・・・・。

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    2015年02月13日
  • 花もて語れ 9

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     正直いまの自分に重ねてしまって心がえぐられるようでした。

     倍返しだっ!。初っ端から始まる満里子とハナの共同生活。最近ハナちゃんのスペックはストップ高なのに対して、満里子はダダ下がりっぱなしですね、今回の生活はひどいというレベルを越して生活できねぇだろこいつと思わせてくれるほどでした。そりゃハナに本音で喋ってって言われたら数千倍にして返されますよ。だけど、そんな2人でも一緒に生活して楽しそうなのがとても微笑ましい2話でした。

     あなたの時間に価値はありますか。今回の朗読は落語にもある皿屋敷のお菊もでてくる火野葦平の河童曼陀羅の1篇「皿」。皿を追い求める亡霊であるお菊と河童の情熱を山吹と谷

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    2013年08月30日
  • 花もて語れ 1

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    朗読の漫画があるなんて、ビックリ‼
    声に出して読むことは大切と思っていたけど、他人に大きな影響を与えるとは思っていなかった。どうしても歌には負けてしまうと。二巻以降が楽しみです!

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    2013年08月04日
  • 花もて語れ 6

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    宮沢賢治がテーマということで、わたしの地元のいい風景がふんだんに盛り込まれていて嬉しい限り。ストーリーは心を締め上げるような切なさだけど。

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    2013年03月14日
  • 花もて語れ 6

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    週間連載になって、やや長めのストーリー展開になっている。間延びした感じはあまり無いのだが、密度を保ってほしいと思う。

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    2013年03月09日
  • 花もて語れ 7

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     朗読のステップ4。朗読の技術もさることながら今回はキャラの心理描写が色濃く出た感でした。花の迷いと満里子の決意、今思う自分の気持ちを込め宮沢賢治の「おきなぐさ」を朗読する。

     ステップ4の真髄。第6巻から課題とされている「立体的な場面」の表現方法。人との対話における欠かせない要因「間」がその鍵だったとは思いつきませんでした。今回のおきなぐさでの賢治の問いかけととてもマッチしているテーマだと思いました。他にも小さなアリからみた視点における表現、観念的視点の変換、真っ赤な天蓋のシーンなどどれをとっても唸る演出でした。物語の賢治との対話と聞いてくれる人との対話、それらすべてを取り持つ「間」。本当

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    2013年03月02日
  • 花もて語れ 7

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    今巻は恋愛のぐしゃぐしゃはあんまりなくて(ゴメンね山吹くんw)賢治の「おきなぐさ」が中心。ひとつの作品を読み込むためには時代・歴史・作者の人生を考慮する必要がある。(これは絵を読む時もそう)それを丁寧におってました。


    しかしながら、この「名作を残すと研究と称して手紙やら酒の愚痴やらまで丸裸にされる」感じは、毎度有名人は大変だねと言いたくなるわー

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    2013年03月02日
  • 花もて語れ 2

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    宮沢賢治さんの本を読んだことないけど、読んでみたくなりました。片山ユキヲさんは見せ方がうまいですね。満里子さんの葛藤しているところとか。一気に引き込まれる。

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    2013年02月18日
  • 花もて語れ 1

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    朗読って奥が深いんだね。確かに黙読だけでは想像できない部分ってあるのかも。本を読むことの楽しさを教えてくれるマンガだ。

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    2013年02月18日
  • 花もて語れ 6

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    全員いい人すぎてあかんスパイラルに入ってるよ! だからこそうまくほぐれそうな期待もあるが。辛い場面でもそういう救いがあるのは嬉しい。

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    2012年12月05日
  • 花もて語れ 6

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     朗読を通して自分の感情・位置の再確認をする満里子さんは綺麗でした。それでも、まだまだ自分の中に溜まったものを吐ききれてない様をみるとこれからそれがどう解決するのか、花の心情の移り変わりも気になるし、やっぱ週刊に移って展開の速さがより週刊誌向けになった気がしました。
     今回の朗読のポイントの場面の立体化は声でそんなことができるのかと満里子さんと同じ感想を持ちました。これを朗読家たちがどう表現するのかすごい興味深いところです。

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    2012年12月03日
  • 花もて語れ 2

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    ネタバレ

    最後に、佐倉ハナの朗読の才能を見出した折口氏の登場を匂わすなんて、次の巻も読まなきゃいけないじゃないか・・・!

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    2012年12月03日
  • 花もて語れ 1

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    小学生の時の教科書に載っていた 宮沢賢治の「やまなし」。
    何度読んでも全く意味がわからなくて、(確か、先生も意味を教えてくれなかった)だから、ずっと、宮沢賢治が好きではなかった。
    最近この「花もて語れ」を、いろんなところで目にしだした。
    「“朗読コミック”とはなんなんだ?!朗読をどうマンガにできるのか?」という疑問をいだき、購入した。
    そうだったのか!「やまなし」って、そういうお話だったのか!
    途端に私の中で宮沢賢治への評価が変わった(苦笑)。

    朗読の素晴らしさは実感している。
    同じ本でも、自分で黙読したときより、誰かに読み聞かせてもらったときの方が強く心に響くときがある。
    一番強く感じたの

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    2012年10月30日