田所雅之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
相当おもしろい。
起業における成功の再現性を担保すべく気をつけるべき点は何かをフェーズごとに追っていく構成。
Chapter1に割かれているページが一番多いことからも分かるように一番重要なのは人々が感じている痛みを解決するようなアイデア(課題ドリブン)→この痛みが破壊的イノベーションの元!
この技術があるから起業したいというように技術ドリブンだと失敗するのはかなり大きなトラップでは?
「既存の市場における課題」は何か普段から頭を回していたい。
起業家もその痛みを共有していることが望ましく、解決のためのビジョンを描くことで仲間を集めていく
→ユーグレナの出雲社長にお話を伺う機会が過去にあったが、本書にある通り自らが感じている痛みとそれを解決すべく思い描いているビジョンの解像度が圧倒的だった
望ましいスタートアップメンバー構成
3H+ボケツッコミ(p.175)
→自分や自分の周りの人がどれに当てはまるのかという視点を持っていると面白いかも
(テーマのせいかいつも書いてる文章とちょっと雰囲気が違う気がする。読んでて分かったら何が原因か教えて欲しい) -
Posted by ブクログ
この本を読む前は
起業は自分の強みやできる事、から考える
と思っていました。
この本を読んで私は、
いいアイデアとは解決策ではなく、
客先の課題、痛みを真っ先に考える
課題の質を高めることが最優先事項
誰かに話したときに相手が戸惑うようなアイデアのほうが、スタートアップには向いている。
詳細なビジネスプランは無駄
客先に合わせて変わっていくものだから
フィードバックを得て
課題を解決できるかに注力
失敗する多くのスタートアップは、自分たちで解決できる範囲内に収めるため、そもそもの課題をでっちあげてしまっている。「自分たちが作りたいから作る」のではいけない。スタートアップの命となるのは、「本当にその課題が存在しているのか」
ペルソナ(顧客の具体的なイメージ)とジャーニー(顧客の心理、行動パターン)を考える
ということに気づきました。
今後、
本業でも客先の課題、ペルソナ、ジャーニー、
を意識したインタビュー
を実行します。
複業は解決策から始めるのではなく、
課題の検討を最優先に
を実行します -
Posted by ブクログ
スタートアップ向けに書かれた本だが、
UXデザインにて新規事業を立ち上げる際のステップと
組織や財務の視点以外は変わらない。
アイデアから顧客課題を検証して、
プロトタイプを作成し、PMFを達成して、
ユニットエコノミクスを健全化するところまでの
一連の流れが分かりやすくまとまっている。
第1章 Idea Verification
アイデアの検証
1-1.アイデアに気付く
スタートアップにとっての「良いアイデア」とは
どういう課題を解決するか明確にする
1-2.スタートアップのメタ原則を知る
1-3.アイデアの検証
アイデアの蓋然性を検証する
スタートアップとしての潜在性を検証する
1-4.Plan A(最善の仮説)の作成
リーンキャンバスを用いてPlan Aを作る
-サイドプロジェクトで始める
サイドプロジェクトでアイデアを練る
第2章 Customer Problem Fit
課題の質を上げる
2-1.課題仮説の構築
カスタマーの抱えている課題が何かを言語化
2-2.前提条件を洗い出す
ジャベリンボードを使って課題の前提条件を洗い出す
2-3.課題〜前提の検証
カスタマーが本当に課題を持っているか明らかにする
-Founder Problem Fit
創業メンバーは課題が腹落ちしているか
創業メンバーと課題が合っているかを見極める
第3章 Problem Solution Fit
ソリューションの検証
3-1.UXブループリントを作成する
カスタマーがどのように解決したいかを明らかにする
3-2.Build Prototype
プロトタイプの構築
ブループリントをベースにプロトタイプを作る
3-3.Product インタビュー
プロトタイプを実際に使ってもらいインタビュー
-Forming team
共同創業はするチームを作る
核となるメンバーをFixしていく
第4章 Product Market Fit
人が欲しがるものを作る
4-1.ユーザー実験の準備をする
4-2.MVPを構築する
4-3.MVPをカスタマーに届ける
4-4.MVPの評価を計測する
PMFを達成できたか?
4-5.新たなスプリントを回す
4-6.継続的なUX改善
UXを磨き込む
4-7.ピボットを検討する
ピボットする
-柔軟性の高いチームを組成する
PMF達成へ柔軟性の高いチームを作る
第5章 Transition to Scale
スケールするための変革
(ユニットエコノミクス健全化)
5-1.ユニットエコノミクスを計測する
5-2.顧客1人当たりの売り上げ・利益を高める
顧客1人当たりのLTVを高める
顧客ロイヤルティーを高めてLTVを最大化する
5-3.顧客獲得コスト(CPA)を下げる
コンテンツマーケティングで広告を使わず顧客獲得
ユニットエコノミクスが健全化するまで回す
以上 -
Posted by ブクログ
ネタバレ
目的: PMFの達成
1.アイディアの検証
2.課題の質の向上
3.ソリューションの検証
4.必要最低限の製品づくりと検証
1.アイディアの検証
目標: 正しい仮説を立てる
・本質的な顧客の痛みを理解しているか
・なぜ私がやるのか
・他の人が知らない秘密。誰もが気付く/実行できる解決策では、大企業に負ける
・今ではSNSのおかげでイノベーターとアダプターは増えている。いかに早く使ってもらい、PDCAを回せるか
・今はない、スケールの大きな市場を作るのがスタートアップ。すでにある市場で確実に設けていくのがスモールビジネス。
・なぜ2年前でも2年後でもなく、いまやるのか。
・PEST分析大切。
・ビジネスアイディアの10のフレームワークを理解しろ
・持続的イノベーションと破壊的イノベーションは違うら
・ニッチな市場を独占し、広げろ。
・リーンキャンパスを何回も書き直せ。
2.課題の質の向上
目標: 想定顧客と起業家の課題意識の合致
(顧客の本当の課題を突き止める)
・課題検証で8割が決まる。
・ペルソナを作れ
・エンパシーマップを作れ
・カスタマージャーニーを作れ
・認知バイアスが働く。想定が本当に正しいか、高望みはしていないか、クリティカルに考えろ
・ジャンベリングボードで前提条件を洗い出せ
・20人のアーリーアダプターにインタビューしろ
・KJ法でインタビュー結果をグルーピング→新たな仮説づくり
3.ソリューションの検証
目標: 想定する課題と想定する解決策の合致
(顧客の課題を解決できる&使ってくれる解決策の洗い出し)
・プロダクトタイプカンバンボードを使え
・顧客インタビューで、ブレストした機能の中から本当に重要な機能を見極めろ
・本当に必要な機能に専念しろ。あったらよい、は実装するな
・プロトタイプの要点を30秒で語れるようにまとめろ
・まずは紙でプロトタイプを作れ。全員で作れ。
・機能の分類→構造化→各画面の表示コンテンツ決め→ページ遷移決め→UX想定→ユーザーインタビュー
・ツールプロトタイプを作成しろ
・ユーザーインタビューは動画に撮れ。わずかな体の動きを見逃すな。
4.必要最低限の製品作りと検証
目標: 実用上最低限の製品を作り、検証する
・作り込む必要はない。検証に必要最低限な機能だけを持った製品(MVP)を作り、何度も検証しろ。
・プロトタイプ検証は無料、MVP検証は有料。じゃないと、お金を払うだけの価値を感じているかわからない。
・MVPのタイプは5つ。
・ランディングページMVP(LPを作る)
・オーディエンス開発型MVP.(想定顧客がいるコミュニティに入り込み、使ってもらう)
・コンシェルジュMVP(実装せず手動でできることは手動で)
・動画MVP(製品紹介動画を作り、事前申し込みを募る)
・ピースミールMVP(既存のサービスを組み合わせて、作りたいサービスもどきを手軽に作る)
・ツールMVP(すべてを実装せず、目玉機能のみ実装する)
・MVPを作り検証したいユーザーストーリーを明確にしろ
・スプリントキャンバス、スプリントカンバンボードを使え
・検証のために、泥臭く足を動かし、顧客に会い続けろ。
・AARRR指標(海賊指標)で反応を分析しろ
・獲得→初回利用→継続利用→他のカスタマーの紹介→売り上げ確保
・MVPの検証とは、バケツの穴を探り当て、1つ1つ塞いでいくこと
AARRR指標を用いて検証するために、事前にKPIを設定しろ
・「content is king, UX is queen」。新しい機能を実装するより、UXを改善しろ。
・PMF達成の条件は3つ。高い継続利用率を保てているか。ユーザー獲得から収益化までの流れが確立しているか。リーンキャンバスのすべての項目の内容が成立しているか?
・「この製品がなくなったらどう思うか?」という質問に「非常に残念」と答える人の割合が40%を越えれば、継続的に顧客を獲得することができるか
この項目を全て満たせば、PMFを達成できる。すなわち、0→1を実現できる。
しかし、これは0→1はあくまでテスト販売。ここからが本当のスタート。1→10, 10→100の戦いが始まる。そこからは、製品の採算性の向上など、別のスキルが必要になる。
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Posted by ブクログ
1.IDEA VERIFICATION
リーンキャンバスを使って、顧客の課題やソリューションを洗い出す。
サイドビジネスでOK。
2.CUSTOMER PROBLEM FIT
顧客と課題が見つかったら、課題を磨き込む。
検証可能な仮説を立てる。
顧客自身、課題を正確に捉えていないので、徹底的にヒアリングする。課題の磨き込みが甘いスタートアップが多い(ソリューション優先)
3.PROBLEM SOLUTION FIT
課題を磨きこんだら、ペーパープロトなどでソリューションが効果的か検証する。時間やコストをかけすぎないこと。ソリューションが効果的かどうかわからない中でプロダクト作りを先走らない。
4.PRODUCT MARKET FIT
プロダクト作り。リーンやアジャイルな開発でMVPを構築し、継続的なUXの改善を行う中で、仮説検証していく。
最初は人力であったり、商品分野を絞ったりして小さい市場を独占する。
5.TRANSITION TO SCALE
LTVの最大化
CPAの最小化
【印象に残った言葉】
・起業家がやることはマーケット分析ではなく、顧客の声を聞きに行くこと
・誰も欲しがらないプロダクトを作ってしまう
・工程が進むにつれ、創業メンバーも洗練されていく
・工程が進むにつれ、ピボット(方向転換)によるコストは増大する