田所雅之のレビュー一覧
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直感的に、今後の自分にとってのバイブルになる気がしている。これまで既に一定軌道に乗っているビジネスをどう伸ばすか、そのための仕組みや体制をどう作るかについて考えることがほとんどだったので、いざ新規事業を立ち上げる当事者になってみると暗中模索で何をすべきか全く分からずに不安を抱えていた。
「賢者は歴史に学ぶ」という言葉があるように、既に諸先輩方が試行錯誤してきた歴史がある中で、その知見や経験を活かさない手はない。
本書を通じて、新規事業を立ち上げるためにここ数ヶ月間自分が取り組んできたことは、過去の失敗例を踏みまくっていることが分かったので、早速軌道修正していきたい(笑) -
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入門 起業の科学
著:田所 雅之
スタートアップが成功するか、失敗するか。それは、顧客に熱狂的に受け入れられる製品を作れるか(PMF、プロダクト・マーケット・フィットを達成できるか)にかかっている。本書では、アイデアを思いついてから、PMFを達成するまでに内容を絞り、4ステップ・39のチェックポイントに整理されている。
初めて起業する人の一番大きな不安は、成功の道しるべが何もないことである。ピンチの連続になることは想像できても、その内容は曖昧で実際には何にどう備えるべきかわからない。それは起業をした後でも変わらない。
本書の構成は以下の5章から成る。
①成功に至るプロセスを理解する
②ア -
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ネタバレ『起業大全』要約
【はじめに】
◾️本書の目的
PMFを達成した起業家がその先大きく事業をスケール(成長)させるために必要になる知見を体系的に学ぶため。
すなわち「起業家」が「事業家」へと進化するために必要な実践知をまとめた書籍である。
ここでいう「事業家(CXO)」とは、
各機能に部分最適化された意思決定やディレクションを行う人材ではなく、部署やファンクションをまたいで、俯瞰的かつ大局的に事業を把握し、必要なリソースを配分し、かつディレクションする力を持つ人材だ。
他の要素も合わせてまとめると、
スタートアップを成長させるCXOに必要不可欠なケイパビリティ(能力)は下記の4つ。
・俯瞰 -
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ネタバレ持続型イノベーションと破壊型イノベーション
電気ポットの中でティファールみたいなのも破壊型イノベーション。ただし顧客すら自身のニーズに気づいていない。
持続型を否定はしていない。ゴールには破壊型を起こせる状態を作ること。
イノベーションは目的ではなく手段。だから目的は何かをはっきりさせる。
メンタルモデル(世界の見方)を変革しないといけない。
ありたい姿の前に「どんな世界を予測しているか」がくる
会社、組織のwantは何か
個人のwantとの接点を探す
社内リソース、紋切り型以外で何か
canをさかす
どこで(小規模)の検証をするか
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Posted by ブクログ
相当おもしろい。
起業における成功の再現性を担保すべく気をつけるべき点は何かをフェーズごとに追っていく構成。
Chapter1に割かれているページが一番多いことからも分かるように一番重要なのは人々が感じている痛みを解決するようなアイデア(課題ドリブン)→この痛みが破壊的イノベーションの元!
この技術があるから起業したいというように技術ドリブンだと失敗するのはかなり大きなトラップでは?
「既存の市場における課題」は何か普段から頭を回していたい。
起業家もその痛みを共有していることが望ましく、解決のためのビジョンを描くことで仲間を集めていく
→ユーグレナの出雲社長にお話を伺う機会が過去にあった