田所雅之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
成功する起業のため、各フェーズにおける重要なポイント、成功に必要なフレームワーク、豊富な事例を圧倒的な文章ボリュームで解説している。
第1章:Idea Verification
第2章:Customer Problem Fit
第3章:Problem Market Fit
第4章:Product Market Fit
第5章:Transtion to Scale and Sustainable
と章立てからみてもわかるように、起業を初期フェーズから、継続的な勝ち続ける仕組みの作り方まで、網羅性ある視点で解説してくれている。
個人的にハッとしたのはスタートアップとスモールビジネスの違い。本書はスモールビジネスではなく、スタートアップ向けの書籍。ただし、スモールビジネスでも多くの示唆を得られると思う。 -
Posted by ブクログ
起業で最も難しいのは、優れたアイデアを生み出すことではなく、
「売れる事業」を再現性高くつくることである。
本書は、そのプロセスを経験則ではなく、
論理的なフレームワークとして整理した実践書である。
印象的なのは、「思いつきで進める」のではなく、顧客課題の発見、
仮説構築、検証、改善という一連の流れを徹底している点である。
事業はセンスではなく、
検証の積み重ねによって成功確率を高められることを教えてくれる。
また、スタートアップ向けの内容でありながら、
新規事業や既存事業の改善にも応用できる考え方が多い。
特に「顧客は何を欲しいのか」ではなく、「どんな課題を抱えているのか」という
視点は、多くのビジネスに共通する本質である。 -
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入門 起業の科学
著:田所 雅之
スタートアップが成功するか、失敗するか。それは、顧客に熱狂的に受け入れられる製品を作れるか(PMF、プロダクト・マーケット・フィットを達成できるか)にかかっている。本書では、アイデアを思いついてから、PMFを達成するまでに絞り説明されている。
成功はアート、失敗を避けることはサイエンス。「起業の科学」の基本コンセプトを根底として以下の5章から構成されている。
①成功に至るプロセスを理解する
②アイデアを検証する
③課題の質を上げる
④ソリューションの検証
⑤人が欲しがるものを作る
再読
世の中には、スタートアップを取り扱った情報は山のように存在している。目まぐるしく変化の激しい業界において、瞬間的には役立つものの、その時に欲しい情報や知識であっても簡単に陳腐化してしまうのも事実である
そして、その情報はメディア・書籍・雑誌等含めて、ちりぢりに細切れに存在している。
その問題を解決してくれるのが本書。
PMF達成までという重要なフェーズまでを体系的に、本質から経験と知見をバランスよく考慮して紡ぎ出された本書は、時間がたっても陳腐化することなく、常に何が大切かということを意識しながら読み手に行動までをイメージさせてくれている。
アートとサイエンスという対照的な視点ではあるものの、新しい価値を創出するという点ではツールとしての活用では共に重要な武器となる。暗黙知的な概念の落とし込みと起業家として大切な志等、サイエンスでは説明できないような、熱い想い等も大切にされ、起業家に寄り添ってくれている。
多くの起業家や起業を目指す人達の礎となる一冊。 -
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直感的に、今後の自分にとってのバイブルになる気がしている。これまで既に一定軌道に乗っているビジネスをどう伸ばすか、そのための仕組みや体制をどう作るかについて考えることがほとんどだったので、いざ新規事業を立ち上げる当事者になってみると暗中模索で何をすべきか全く分からずに不安を抱えていた。
「賢者は歴史に学ぶ」という言葉があるように、既に諸先輩方が試行錯誤してきた歴史がある中で、その知見や経験を活かさない手はない。
本書を通じて、新規事業を立ち上げるためにここ数ヶ月間自分が取り組んできたことは、過去の失敗例を踏みまくっていることが分かったので、早速軌道修正していきたい(笑) -
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入門 起業の科学
著:田所 雅之
スタートアップが成功するか、失敗するか。それは、顧客に熱狂的に受け入れられる製品を作れるか(PMF、プロダクト・マーケット・フィットを達成できるか)にかかっている。本書では、アイデアを思いついてから、PMFを達成するまでに内容を絞り、4ステップ・39のチェックポイントに整理されている。
初めて起業する人の一番大きな不安は、成功の道しるべが何もないことである。ピンチの連続になることは想像できても、その内容は曖昧で実際には何にどう備えるべきかわからない。それは起業をした後でも変わらない。
本書の構成は以下の5章から成る。
①成功に至るプロセスを理解する
②アイデアを検証する
③課題の質を上げる
④ソリューションの検証
⑤人が欲しがるものを作る
スタートアップとして起業することは、一生のうちに誰しもが経験するものでもない。そして、その時代の最先端で行われているそのプロセス自身も、暗黙知の塊でもあり、成功の本質を説明できるものでもない。
しかし、本書はそれを可能としている。起業から成功迄で大切なプロセスの期を絞り、科学という武器で再現性を可能にしたり、客観的なデータからわかりやすくそれを解明し知らせてくれている。
もちろん、科学を越えた何かが成功に寄与するこもあるが、本書のようなデータの蓄積や経営にかかる知識等を総結集して、わかりやすく説明している本は皆無に等しい。
多くの人が、本書にマーカーびっしりで読み、学んでいると考えられる。読み物としても起業の体系的な学びにもうってつけの一冊となっている。 -
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ネタバレ『起業大全』要約
【はじめに】
◾️本書の目的
PMFを達成した起業家がその先大きく事業をスケール(成長)させるために必要になる知見を体系的に学ぶため。
すなわち「起業家」が「事業家」へと進化するために必要な実践知をまとめた書籍である。
ここでいう「事業家(CXO)」とは、
各機能に部分最適化された意思決定やディレクションを行う人材ではなく、部署やファンクションをまたいで、俯瞰的かつ大局的に事業を把握し、必要なリソースを配分し、かつディレクションする力を持つ人材だ。
他の要素も合わせてまとめると、
スタートアップを成長させるCXOに必要不可欠なケイパビリティ(能力)は下記の4つ。
・俯瞰力
・大局観
・ストーリー設計力
・横断的知識
◾️スタートアップ・バランス・スコアカード
・ミッション/ビジョン/バリュー(MVV)
・戦略
・人的資源
・オペレーショナル・エクセレンス(OE)
・顧客体験(UX)
・マーケティング
・セールス
・カスタマーサクセス
・ファイナンス
※本書では、それぞれの章ごとで各要素について解説を行っていく。
◾️スタートアップ(事業)のフェーズ
・Ideation:アイデアを発見する段階
・Pre-seed:顧客課題とソリューションを検証する段階
・Seed:UVP(顧客への独自の価値提案)が明確になりPMFが見えてくる段階
・Series A:PMFを達成させUnit Economicsを健全化させる段階
・Series B〜:スケールを目指す段階
・Pre-IPO:IPOを目指す段階
・Post IPO:圧倒的優位性の確立を目指す段階
【CHAPTER 1】ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)
スタートアップCXOにとってPMF後の最も重要な仕事の一つはMVVの策定である。
◾️MVVが実務において最強の武器になる理由
1.意思決定の質とスピードが高まる
2.持続的競合優位性(ディフェンシビリティ)が高まる
3.人材採用力が高まる
4.組織を一枚岩にする
5.プロダクトの訴求力が高まる
その他、この章ではMVV策定における切り口や良い基準が具体的事例を交えて解説している。
【CHAPTER 2】戦略
ユニコーン企業を目指すスタートアップが持つべき戦略的な視点は大きく3つ。
1.フィージビリティ(PMFの実現可能性)
2.スケーラビリティ(成長できるか)
3.ディフェンシビリティ(持続的競合優位性を築けるか)
◾️フィージビリティを大きく左右する2つの視点
1.どこの市場セグメントから始めるとPMFできそうか
2.どのビジネスモデルから始めるとPMFしやすいか
◾️自社事業の「センターピン」を見つける
ポイントは「需要に対して供給が(圧倒的に)不足しているセグメント(What,When,Where,Whoの切り口で検討)はどこか?」を念頭に検討すること。
その具体的な方法として、「Go-To-Market」というフレームワークが紹介されている。
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ネタバレ持続型イノベーションと破壊型イノベーション
電気ポットの中でティファールみたいなのも破壊型イノベーション。ただし顧客すら自身のニーズに気づいていない。
持続型を否定はしていない。ゴールには破壊型を起こせる状態を作ること。
イノベーションは目的ではなく手段。だから目的は何かをはっきりさせる。
メンタルモデル(世界の見方)を変革しないといけない。
ありたい姿の前に「どんな世界を予測しているか」がくる
会社、組織のwantは何か
個人のwantとの接点を探す
社内リソース、紋切り型以外で何か
canをさかす
どこで(小規模)の検証をするか