藤崎彩織のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ああ〜ユーモアと知性があふれる文章、久しぶりに読んだ〜!すっごく面白くて、一気読みしてしまった!子どもに恵まれるということ、産むということ、育てるということ、手に取るようにわかり、共感できるのはさおりさんの文章が上手いからだ。
p.157 あなたは私が子どもを一人で見て、キツイもう無理って泣けば満足するの?やっと俺の大変さがわかったかって思う訳?」
「産後の傷も癒えないまま働きに出た私を、更に子どもをひとりで見ることで疲労困憊させたいってこと?それで満足するってどういう感覚?」
「じゃあ私だって、働きながら妊娠出産して、育児もしながら一家の大黒柱になるプレッシャーを感じてみてほしいよ!」
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Posted by ブクログ
ご主人の側から見た同じ期間の本もぜひ出版していただきたいと思いました。
もうすぐ子どもが1歳になるタイミングで読んだ。同じタイミングで、母親になって後悔しているも読んでいて、思ったこと。妊娠、出産、育児って、やってみないとわからないことが多く、向き不向きがあるけど、仕事と違って絶対に投げ出せない。しかも、いい面ばかりが見えるから、産後の世界から切り離された感じや、ホルモンに振り回される辛さは、体験しないとわからなかった。けど、この本には、妊娠、出産、育児の酸い甘いが、隠さず書かれていて、子どもをどうしようか悩んでいる人に、読んでみてほしいなと思った。章ごとのタイトルになっている比喩か面白い。 -
Posted by ブクログ
SEKAI NO OWARIの Saori ではなく、
藤崎彩織 一人の女性の話だった
男性ばかりの現場で活動する女性の
妊娠・出産が伴う 苦悩がリアルに語られていて、
まだまだ女性へのサポートや理解が、
世の中全体として足りていないと感じた。
育休の制度が整っていたり、夫が家事育児をやってくれる環境にあったとしても、
さおりちゃん自身は、そこのサポートより、精神的に支えてよ〜と思ってたらしい
結局精神がボロボロになることには変わりないから、そこがサポートできる環境が整備されないと、女性活躍とか実現できないだろうなって思った
あとは、妊娠・出産を、喜ばない人達の存在。
仕事が大事な人から