藤崎彩織のレビュー一覧

  • ざくろちゃん、はじめまして

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    2023/05/03
    SEKAINOOWARI(セカオワ)のピアノを務めているsaoriさんこと藤崎彩織さんの書いたエッセイ本。今回の内容は、藤崎さん自身の妊娠から出産とその後までの話が、時系列に沿ってかなり赤裸々に語られている本。
    読んでみての印象は「世の中の男性はこの本を読んだ方がいいんじゃないだろうか!?」ということ。
    奥さんが妊娠してから出産に至るまでの体調の変化や気持ちの変化、言葉では「産後うつ」という簡単な言葉で表現されているものが具体的にどういう状態で、どのような心境になるのか、というような多くの夫婦が妊娠、出産、子育てを通してぶつかったであろう壁について、さおりさんの言葉でわか

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    2023年05月04日
  • ねじねじ録

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    タブーと思われがちなこと、書くのに勇気がいっただろうなと思うこと、ふっと頬が緩むこと、新発見なこと。
    あらゆる面白さが詰まっていて、とても励まされました。

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    2023年01月16日
  • ねじねじ録

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    やっぱりさおりさんの文章大好き、落ち着く
    同じようなことで悩んでいて嬉しい。
    さおりさんみたいな大人になりたい
    多角的な視点にハッとした、私はまだまだ視野が狭い

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    2022年03月19日
  • ねじねじ録

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    初めてのエッセイ。僕がセカオワのファンでなければ買わなかったと思う。

    本としての感想はエッセイってこういうものか…そうだよな…という感じ。

    ファンとしての感想はサオリちゃんの家族との日常、バンドの裏話、思い出話を知ることができてよかった。また、それらとサオリちゃんなりの前の向き方、世間に対する考えなどが結びついていて、素敵な音楽を届けてくれるサオリちゃんの頭の中、思考が垣間見えて嬉しくなれる。

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    2022年03月04日
  • ねじねじ録

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    ステージの上で輝くサオリさんにもこんな悩みがあるのかと、とても人間味溢れるエッセイ集。

    子どもが産まれて、文の重みも出てきた素敵な作品だった。

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    2022年01月23日
  • ねじねじ録

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    彩織さんの等身大のエッセイ集、楽しんで読んだ。性別の違いはあるもののわかるー、ってことろがいい。
    これからも、いろいろなアウトプットをしていただきたい。

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    2022年01月22日
  • ねじねじ録

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    大学生になって友達が上手く作れなくて、微妙に馴染めないサークルとか、よくわからないけどとりあえずこなす課題とか、これからのこととか、自分の要領の悪さとか、そんなことをすごく悩んでいる中でねじねじ録読みました。

    悩みって似たり寄ったりだけど人それぞれで、自分の言葉全部を出すことができなかったり、そもそも吐き出すことを億劫に感じて結局1人で抱え込んでしまうことが多いけれど、ねじねじ録を読んで、それでいいよってさおりさんが肯定してくれた気がしました。

    それと日々考えていても、結局「綺麗事」で終わってしまう、ジェンダーの問題とか、私は当事者じゃないけれど強く疑問に思っていて、何か報道されたりするた

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    2022年01月11日
  • 読書間奏文

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    2021/01/08
    SEKAI NO OWARI のピアノ伴奏をしているsaoriさんこと藤崎彩織さんのエッセイ第二弾。ねじねじ録に引き続き読みました。
    今回の読書間奏文は、前回のねじねじ録が、結構「セカオワ色」が多かったように感じたところから変わって、本当に日常をsaoriさんが生きていて感じたことや考えたことをsaoriさんが読んだ本の一節を引用しながら彼女の経験を重ね合わせて紡ぎ出された言葉を中心にまとめられています。
    バンド活動のことに関してはもちろんそうですが、日頃生活をしている場面で触れた光景、見た光景、経験したことなどを小説の一節と結びつけて考えていくことができる凄さと、その発

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    2022年01月08日
  • ねじねじ録

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    まだ自分が経験したことがない、考えたことがないことを彩織さんの言葉で表現されていたことで、新しい視点で物事を考えることができた。

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    2021年10月08日
  • ねじねじ録

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    2021/10/03
    ふたごに続いてSaoriさんのエッセイということで、即買い。ミュージシャン、アーティストというのも表には見せない苦労がたくさんあるんだなぁと、何だかSaoriさんの心の内側を垣間見れるような、この人の等身大の気持ちが書かれているというのがすごくよく伝わってくる文章だと思いました。
    Saoriさんは結婚もされて、お子さんも出産し、そんな中でSEKAI NO OWARIの一員としての活動もしていて本当にすごいなと思います。
    家族を持つことによるバンド活動への影響や、それを乗り越えてさらに頑張ろうとするけど、時々弱い姿も見せて…という情景が想像できるようなストレートな文章が綴ら

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    2021年10月03日
  • ねじねじ録

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    Saoriさんの思っていること、考えていることがアウトプットされてます。得にコロナ禍でライブも出来なくなってウズウズしている時に、思いを文章に吐き出したのは良かったと思います。ピアノは上手いし、文章表現も上手い。息子さんもどう成長していくか楽しみです。今後もエッセイ出して欲しいな。長編は難しくても、短編小説出して欲しいな。

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    2021年08月12日
  • ふたご

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    2020/09/27
    SEKAI NO OWARIのピアノを担当しているSaoriさんこと藤崎彩織さんの書いた小説。豪華にも解説は宮下奈都さんが書いているから気合の入れようが違うなと感じました。
    もともとセカオワ自体もすごく有名だからころバンドの人間が書く小説というのにもとっても興味があってちょうど文庫化していたので買って読んでみました。
    どうしてもさおりさんが有名であることで、あーセカオワってこうやって出来上がって今の形になっていったんだなぁと結成までの背景的な感じで読むこともできますが、それを全く知らなかったとしても1つの物語として出来上がっているなと感じます。
    何より言葉選びが多彩で色々

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    2020年09月28日
  • ねじねじ録

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    私も悩み出すとぐるぐる考えが止まらなくて、なかなかその流れから出てこれない所があるのですが、彩織さんはそんな自分を色んな角度からある意味客観的に見つめておられる様に感じて私もそんな姿勢を真似したいと思えた。ねじねじというタイトルも歯車が上手く噛み合わずとも何度も止まりながらも回ろうとするていう姿とかかれていて その表現が良いなと思った。

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    2025年12月08日
  • 読書間奏文

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    本に対する思い、音楽に対する思い、社会に対する思い、普段の人前に立って煌びやかな世界にいる時とは違ったパーソナルな思いがたくさん込められていた。現実から逃げるための本が、彼女の感性を豊かにしていた。冷静でいて、感情的な彼女が何かを考える時、隣に本がいたのだなと思うと、自分と同じ点があって嬉しくなった。彼女が最近作詞を務めた曲は、初め深瀬さんが書いたと勘違いするくらいに彼の考え方が反映されていた。でもこの本を読んで、彼女が様々なものを吸収し、消化し、吐き出しているのだと納得がいった。彼女の価値観がファンを超えて読者に吸収されていくのだろう。

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    2025年08月21日
  • 読書間奏文

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    バンドやって、ライブ企画して、母親やって、読書して、本まで書いている。そしてどれもちゃんと等身大の自分である。すごいなぁ。

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    2025年06月28日
  • ねじねじ録

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    久々に藤崎さんの文章を読んだ。
    SEKAI NO OWARIの曲を聴くことはないのだが、
    やはり藤崎さんの文章は好きだなぁと思った。
    特に好きなのはパンの話とラップの話のセルアウトのくだり。

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    2025年06月08日
  • 読書間奏文

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    感想が苦手だ。映画を見に行った後、どうだった?と聞かれても、良かった、面白かった以外のものが出てこない。また作品に涙を流す人を羨ましいと思う。涙にはデトックス効果があって、実際泣いたという事実は、自分の感受性や弱さを肯定する効果があると思う。
    音楽のルーツはSEKAI NO OWARIだった。テレビで見た彼らの演奏に凄まじく心を動かされた。煌めきのようなメロディーそして歌詞、クリスマスに彼らのCDをねだったのも覚えている。Saori、況や藤崎彩織は間奏文として、日常と本を組み合わせて文章を綴る。日常がメロディーなら本を読むために一点に視線を集中させるその瞬間は間奏になり得る。バンドが軌道に乗っ

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    2025年04月12日
  • ざくろちゃん、はじめまして

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    2025.3.2
    セカオワのサオリさんの妊娠から出産までのエッセイ。
    サオリさんのエッセイが好きなのでずーっと読みたかった!読んでよかった。
    男性が多い職場で休みたい、つらいと言えない葛藤。こんなつらい中で激務をして音楽を作っていたなんて。
    数年先もスケジュールが決まっているので結局産休0日のまま産んだらしい。

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    2025年03月11日
  • ふたご

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    頑張れない時の方が頑張ってる時よりも辛いから、限界まで身体が壊れかけるまで頑張れてる人を見ると羨ましく思えるし格好良く見えるしキラキラして眩しい。そこまでやったら本末転倒だろ!っていうやつは人の心がないんか?お前がこっそり手助けして見守ってあげればいい。ヒトは独りで生きてけない弱い生き物なんだから。

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    2025年01月30日
  • ねじねじ録

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    2024.11.18
    セカオワのサオリさんのエッセイ。とても良かった。
    子育てのこと、アーティストとしての活動のこと、深瀬さんとの喧嘩、かわいい両親についてなど諸々。

    “数えきれないほど喧嘩をして言い合って来た私たちだけど、本当に伝えたいことは言葉にならないのかもしれない。
    詩を書き、文章を書くことを生業にしている私たちが「本当に伝えたいことは言葉にならない」なんて思ってしまうと元も子もないけれどら「ごめんね」「いいよ」では済まなくなってしまう大人の世界では、多くを語らずに乾杯するということが、どんな言葉よりも意味を持つことがあるのだ。”

    “子供に説明しようとすると、総じて良い人間になろう

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    2024年11月19日