唐木田みゆきのレビュー一覧

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    殺されるの誰ですかと一気読み。
    あのノリの悪ふざけグループが厭すぎて厭すぎて。
    面白かったでござる。

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    2022年02月09日
  • 殺人記念日

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    ネタバレ

    精神病院から退院し、妻ミリセントにつきまとい始めた義姉のホリーを不可抗力で殺してしまった”わたし”。
    それをきっかけに殺人の蜜の味を占めるようになる夫婦2人のサイコパス小説。

    自分達の所業を、町のかつての伝説的殺人鬼になすりつけようとするが、友人、家族に思わぬ影響を与えてしまい、困惑する展開に。

    アメリカ発と思えないフレンチミステリ的設定。
    子ども達の肉体的、精神的な負担・異常を気遣いながらも、自分達に捜査の矛先が向かわないよう苦慮するシュールな場面。
    夫婦の甘い出会いを思い返し、なぜこんな現在になってしまったんだと回顧する哀愁漂う想起。
    サイコパス的人生と家庭の両立というありえない設定を

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    2022年01月22日
  • 殺人記念日

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    ふとしたきっかけで殺人を犯してしまった夫婦。その殺人にときめきを感じ、そこからターゲットを探しまた殺人を犯す。そこからの計画の面白さや、夫婦とその子供たちの生活と裏と表のようなものが描かれていく。中盤から後半にかけての展開、予想外の方向へと動き出す事件。最後に追い詰められていくのは誰か。最後まで緊張感を保たれていて一気読みでした。

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    2021年04月16日
  • 殺人記念日

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    倦怠期を殺人という共通の趣味で乗り切ろうとする夫婦。相当イカれてる!早いとこ酷い目に遭いますように…と願をかけながら読み進める。過去に女性たちを殺害していたシリアルキラーの名を語り始めたところから、計画の歯車が狂い出して最後は意外な結末に!
    しかし息子と娘がかわいそうでな。面白かったけど子供にトラウマを植え付けて胸糞悪かった。

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    2021年03月31日
  • 生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者

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    【腹減り度】
    なし
    【食べ物の割合】

    【1番美味しそうだったもの】
    ダイナーのチェリーパイ(作中見るに美味しくは無さそうだけど)

    *感想*
    章が短いコマ切れで、とんとん拍子で話が進むので次々場面が変わる割にかなり読みやすい。
    ヒロインのジリアンの、健康的なセクシーさと非常に可愛らしいキャラクターが◎。主人公のセオクレイは頑張ってるけどちょっと情けない。
    本当にいるのかわからない、見えない敵を追うセオクレイは異常者のよう。ていうかあんなに死体掘り当てて送りつけてたら怪しすぎてセオクレイが捕まると思うのだけど。頭のおかしい学者程度の扱いなのでちょっと疑問だった(張られてたけど。)

    タイトル

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    2020年11月06日
  • 訴訟王エジソンの標的

    ネタバレ 購入済み

    「今の」発明家を描く歴史小説

    発明家には3種類ある。
    アイデアを考え理論を作り出す者、理論を商品にして売る者、新しい商品を社会に不可欠な産業システムに変える者。
    それぞれテスラ、ウェステイングハウス、エジソンを指していて、今作ではこの3人の対立構造が主題となる。

    一般的な発明家のイメージである知的好奇心のままに研究し続けるのはこの中でテスラだけだ。しかも彼はこの3人の中で一番蚊帳の外。
    なぜなら彼のような好奇心だけで、悪く言えば暇つぶしに研究をしても儲かることはない。新しい理論を商品に変えなければ資本主義は儲からないし、もっと儲けるためにはその商売が不可欠になるぐらいにシステム化する必要がある。

    章の合間

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    2020年06月12日
  • 訴訟王エジソンの標的

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    ひょんなことからウェスティングハウスの顧問弁護士になった若手ポール。エジソンのエジソン・ジェネラル・エレクトリックから300件以上訴えられている。どうすれば、エジソンに勝てるか?発明界の巨人に挑む姿を描くドキュメント風小説。

    かなり事実に基づいているらしく、こんなことがあったのか驚きながら読んだ。(一応、エジソン=悪辣なヒール、ポールとウェスティングハウス=善人的に読み取った)

    人物造形やストーリーが素晴らしいのだけれど、長い。レストランで何を食べたかなど瑣末な描写はもう少し控えて、三分の二ぐらいに抑えてくれればさらに良かった。

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    2019年07月11日
  • 訴訟王エジソンの標的

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    ニコラ・テスラが、頬ひっぱたいて「シャキッとしろ!」と言いたくなるような人物なのは良かった(結構イライラさせられた)
    ただ主人公にも同様にイライラ、他の本ではみられない悪ーいエジソンに苦戦を強いられダラダラしてる感じがした。
    エジソンとウェスティングハウスの電流戦争が題材

    実在の人物や社名。モノが効果的に出てくるのが面白い。
    合間に古今東西発明にまつわる人(だけでもないが)の言葉が引用されてサクサクと小刻みに読める。
    だけど期待したより淡々と進むので火花が出る激しい闘いではなかったが、むしろヒロインとくっつかずも想いが交差した空気感のほうがバチバチとした磁場が発生してるかの様だった。

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    2019年06月26日
  • 生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者

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     マジシャンの書いた小説。なるほどと思う。東野圭吾の『ガリレオ』シリーズのような理系探偵のサイエンス・ミステリかとの予想を大きく覆し、本書はまるで、全体が仕掛けにみちたイリュージョンのようなエンターテインメント小説なのだった。火器や炎や鉤爪の活劇とバイオレンス・アクション。一人称現在形でのリズミカルな文体に着いてゆくだけで、探偵セオ・クレイの被る肉体的被害を自分が受けているかのような痛々しさに痺れてくる。

     生物学探偵というタイトルから地味な先入観を持ってしまうこのヒーローは、一見普通の大学教授、かつフォールド・ワークと最先端のデジタル技術を駆使する研究者でありながら、実は真実を手にするため

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    2019年05月27日
  • ビューティフル・デイ

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    映画もとても良かったので原作も購入。
    こちらもすごく良かったです。薄暗く透明感がある、しかし不鮮明なネオンライトに照らされて、どこか息苦しい話の中、最後の瞬間の力強さに完全にその世界観へと引き込まれます。映画と内容は違うけれど、原作の雰囲気、主人公の解釈を大きくは違えない、道筋が少し違うだけなのだと思わせてくれる。
    映画 、原作、どちらも好きです。

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    2019年01月14日
  • 冷たい家

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    ネタバレ

    フォルゲートストリート一番地。完璧主義者の建築家エドワードが設計した最新鋭の設備が整う無機質な家で繰り広げられるサスペンス。

    賃貸契約を結んだ過去と現在の2人の女性の視点を通して描かれる家と設計者エドワードの危うさに緊張感が尽きない。

    結末の意外性はさほどではないが、結末にしてなお拭われないエドワードの気質に、作品全体を通しての完璧主義への皮肉めいたものを感じる。

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    2018年03月16日
  • 冷たい家

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    ミニマリストで完璧主義の建築家が設計した差新テクノロジーに管理された家で起こる相次ぐ不審な死。過去に住んでいたエマと、現在住んでいるジェーン。エドワードと交際した2人にはいくつかの共通点があった。過去と現在が行き来する展開と、その合間に挟まれる、この家に住む資格をテストする不吉なアンケート項目。読ませる仕掛けてんこもりで、しかもハリウッド映画化前提で書かれたかのようなスリリングな展開。すこし冗長なところもあったけれど、ロン・ハワードによる映画化も楽しみ。

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    2017年12月10日
  • 冷たい家

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    面白かった。一気に通勤電車の中で2日ほどで読んだ。
    最後少し惜しい、もう少しじっくり読ませて欲しかった。
    映画化とのオビ、おそらく映像よりは、本で読んだ方が怖い。

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    2017年12月03日
  • 訴訟王エジソンの標的

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    エジソンとウェスチングハウスの特許戦争をもとに作られたフィクション。エジソンが崇められているが、事業家としては非常に冷徹な対応をすることを理解。

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    2025年12月01日
  • 傷を抱えて闇を走れ

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    ネタバレ

    救いがない

    トレントは救いだと思った
    信仰が人を救うのだと思いたかった
    結局ビルは救われない
    2つに割れた岩
    ビル自身も内に秘める衝動を恐れている
    結局ビルはくだらない家族から離れられない
    救われない

    やたら挑発してくるローナも純粋な思いからじゃなくて母親への当て付けだしそれを見るビルもほとんど表面しか見てない



    読んでいるときは面白かったけど望まない結末にもやもやする。

    これが現実ということか。
    これが南部ノアールということか。

    生い立ちの及ぼす影響の絶望的なまでの哀しさを砂を舐めるように感じた。
    私には読んじゃいけない本だった。

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    2024年12月23日
  • 傷を抱えて闇を走れ

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    導入部こそ悪くないし、290頁と短くまとめた力量も良いのだが、趣味が合わないと言われればそこまで。米国社会の抱える闇がもう少しはっきりとした形で見えると楽しめたかもしれないが、そこまで楽しめなかった。残念。

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    2024年07月03日
  • ブルックリンの死

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    もうちょっと理性的な解決ならよかったのに。
    アメリカの人の感想を聞いてみたい。
    エドガー賞受賞ということは、アメリカではありえる、いい解決なのか。

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    2024年05月21日
  • 傷を抱えて闇を走れ

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    SL 2024.2.1-2024.2.3
    フットボールが何事にも優先されるという風土が、多分日本人のわたしには理解できないんだと思う。
    それはそれとして。ビリーがこんなふうなのは、やっぱり環境のせいなのか。どんなに素晴らしい選手であったとしても、ほんとは無垢な心を持っているとしても、彼は厄介ごとを自ら引き起こすし、そうする以外に物事に対処する術を知らないことが哀しい。
    闇の深い物語だった。貧困と差別と虐待と暴力。なんともやりきれないラスト。

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    2024年02月03日
  • 傷を抱えて闇を走れ

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    母親と幼い弟、義父と暮らすビリーは、アメフトの天才選手として活躍をしていた。ある日、ビリーは義父とけんかをし、彼を殴り飛ばしてしまう。翌日、家に戻ったビリーは、義父の死体を見つけ…。

    今年初の翻訳ミステリは、爽快感ゼロ。しかし、ラストは記憶に残るだろう。

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    2024年01月05日
  • 空軍輸送部隊の殺人

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    1940年、イギリス。農村部の空軍駐屯地に女性飛行士だけで構成された後方支援組織〈補助航空部隊〉が配属された。戦線で命をかけんとする彼女たちをまず襲ったのは、敵国の攻撃ではなく刃物を持った殺人者だった。切り裂きジャック事件を模した連続殺人事件に挑むのは、優秀な飛行士でありながら犯罪心理学の博士であるリジー。女性蔑視が色濃く残る空軍内で煙たがられながらも、地元警察の堅物刑事ケンバーと共に事件を追う!

    ATAの隊員が主人公なのに、飛行シーンがあまりないのが残念。プロファイリングの要素は必要だったか?

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    2023年10月15日