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Posted by ブクログ
祖父の遺骨を携えて、生前の祖父と一緒に行った旅程を一からなぞる兄弟の話。問題なのは兄弟があの時より一人減っていること、生まれも育ちも違う兄嫁が加わっていること(途中で帰ったけど…けど?)、じわじわ追跡してくる謎の車、不穏な空気。読んでいて心休まることがない、けど、引き込まれる。語り手である次女が色んなことを読み手に隠していて、旅が先に進むごとに少しずつその隠れ蓑が剥がれていく。
色々あってちゃんと目的地には辿り着くんだけど、これほど辿り着かなければよかった、思う目的地があるだろうか。。
あまりに誰も救われない結末に、しばらく何も考えられなかった。いやいやいや…となるけど、逆にむしろ爽快なくらい。留置場で姉を待ち続けている母親を思うと尚更。
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