川島隆のレビュー一覧

  • 変身

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    ある日起きたら自分の姿が虫になっていた…

    有名な小説でずっと気になっていたのをやっと読んだ。
    長い解説が入っていてカフカの事が詳しく書かれていて面白かった。
    訳す人によっても文章が違うのでいろんな人の訳した本を読んで違いを見るのも面白いかもしれない。

    さて主人公が変身した虫がなんの虫かは読んだ人によって違うと知り面白いなあと思った。

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    2026年01月19日
  • 変身

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    ネタバレ

    有名どころなので読んどくかと思い。
    虫になって段々と体の能力や嗜好も虫化していくところが、気持ち悪くて悲しかった。
    また、分かり合えない家族との距離も切なかった。
    もう一方の主人公はグレゴール自身ではなく家族だったのかもしれないと最後の展開を読んで感じた。

    あとカフカが恋人に毎日長文の手紙(調子いい時は複数通)送りつけて、数日返信なければ電報を打ち、すぐ他の女にもなびくというメンヘラ気質だったと知り、やはりこういう作品は一般人より感覚が繊細過ぎて病んでるくらいの人が書けるんだろうな〜と思った。

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    2026年01月17日
  • ポケットマスターピース01 カフカ

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    カフカの短・中・長編小説が12編と、公文書に書簡集が収められている。
    カフカがどんな小説を書いたのか、どんな人物だったのかを知るには好個の一冊。

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    2025年06月25日
  • 変身

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    ネタバレ

    100分de名著本に掲載されていたので読んでみた。
    カフカの変身

    このタイトルを聞けばおおむね、『朝起きたら虫になっている主人公』は連想できると思う。

    で、他には? と言われてちゃんとオチまで話せる人は何人いるだろうか?
    そもそも読破したことある人は?

    私もここにきてやっとこ本編に触れました。
    最初の虫になった以外の物語知らないから。

    主人公のグレゴールはある朝起きたら虫ケラのようなものになっていた。
    で、家族はびっくり。
    妹だけが頑張って兄と思われる虫ケラを世話しますが、最後には皆疲れ果て、グレゴールすらも疲れはてて死んでしまいます。
    残った家族は何かの義務から解放されたかのように電車に乗って旅をするという…。

    そんな話だったのか。

    読む前までは映画「ザ・フライ」のイメージと重なっていたのですが、違うな甲虫だな。
    フンコロガシとか、カナブンの地味な色系。

    カフカは読者それぞれにグレゴールのイメージを持ってほしいと思っていたようなので、正解とされるイメージはありません。

    訳者の川島さんは「虫」を「虫ケラ」とすることで今までイメージされていた変身のイメージを変えています。
    なるほど、虫=無用の長物であり、外見ではなく内面というか置かれた状況をさしたものなのかと気づきます。

    本文自体はそこまで長い文章ではないものの、なかなか読むのに手こずりました。
    どうにも海外文学のリズムに蚊だらが慣れてなかったせいかと。

    そして、本文と同等、いやそれ以上か? の訳者の補足というかカフカの人物像や書かれた時期の状況などが記されています。
    この補足を読んでから本文を読むと、虫というのが比喩なのではないか?(引きこもりだったり、社会的に排除された何かだったり)…とわかってきます。

    文学作品と思って構えて読まない方が良いかも。

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    2026年09月28日
  • 変身

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    読み終わった後、はてなマークがたくさん。
    AIに、どういうことか聞いたら、
    主人公自身ではなく、
    彼の周りの人々の対応の話なんだと言われ、納得。

    で、彼が虫ではなく、
    可愛い小鳥になったら、周りの反応は違ったのかな〜と思った。

    でも、知人は、同じだと思う、
    なぜなら、小鳥もお金を稼がないから、
    と言ってた。

    せつない、、、

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    2026年09月23日
  • 変身

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    ネタバレ

    とても読みやすい翻訳でスラスラと読める。
    本の半分以上が解説で、本編はあっという間に読めてしまう。主人公はあっけなく死んでしまい、けっきょく突然虫になった理由もわからなかった。

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    2026年09月20日
  • 変身

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    突拍子のない展開にもかかわらず、心象を通した描写や世界観の映し出し方が統一されていて、その場にいる感覚になった。解説が豊富で、著者の生い立ちやほかの訳者にも触れられており、翻訳の世界の面白さも感じられた。

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    2026年08月07日
  • 変身

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    ネタバレ

    ある日、巨大な虫になってしまったグレゴール。
    会社で苦しい思いをしながらもがむしゃらに働いて家族を養ってきた彼が、目が覚めたら突然虫の姿になってしまい、家族にも避けられてしまうように。

    虫になっても仕事に行こうとする彼の姿勢には植え付けられた義務感を感じ、胸が痛くなった。
    そして人間時代のグレゴールに依存しきっていた家族はそれぞれ仕事を見つけ、自立していくようになり虫であるグレゴールの存在はどんどん“本物の虫けら”に。

    最後の解説でも記されていたが、変身ものは最後に姿が戻ったり変身した理由がわかったりするものだが、最後まで虫の姿で、そのまま生涯を終えてしまう。

    きわめて救いのない物語。社会から外れるというのがある意味救いと言われれば救いではあるけれど、虫になってからの孤独感は、人間であればできることである二足歩行で自由に動き回ることや、食事、そして人間関係を築くことができないことによって加速していく。
    不条理が描かれたこの物語は、感情移入こそしないものの、同種族でしか成り立たないこの世界について考えさせられた。普段こういう不条理な話には触れないが、読む機会を作れてよかった。本編は100ページほどなのでサクッと読めた。
    カフカの他の物語も読んでみたいと思った。

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    2026年07月12日
  • 変身

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    息子へ)
    久しぶりに文学小説を読んだ。

    朝起きると虫に変身してしまっていたサラリーマンと、
    その家族の話だ。

    とても奇妙で身の毛のよだつ話だ。
    さすがに文学小説だけあって、こんなに現実離れした話にもかかわらず、、「自分がこれに似た境遇になったら、、、、」と考えさせられる、、、。

    つまり、社会から脱落してしまったら、だ。

    本にもいろいろな種類がある。
    いろいろな方向から頭に刺激を与えるという意味で、この類の本も読むに値する。

    (お父さんの本の買い方)
    BOOKOFF \105
    (読め、もしくは、読むな)
    読みたければ読め!
    (君が・・・歳のころに)
    社会人になったら。

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    2026年06月08日
  • 変身

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    ネタバレ

    朝起きたら虫になってしまっているって展開は有名ですがはじめて読んでみました。虫になってからの描写がすごいですね。虫になった本人が考えるのが服の事とか仕事の事とかってのが奇妙な感じですよね。そして彼に対する家族の変化も怖いですね。『ある戦いの描写』はちょっとわかりにくい感じですね。両方とも何回か読み返さないと難しいですね。

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    2026年05月05日
  • 変身

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    文体がところどころ難しかった。この間まで家族だったグレーゴルに対して、彼の家族たちは接し方に悩みながら最終的に完全に見限ったわけだが、そこに人間以外は家族として認めない人間の残酷さを見た。でも、それはごく自然なことのようにも思う。

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    2026年04月28日
  • 変身

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    ネタバレ

    この物語を読み、悲しくなった。

    ある朝突然虫に変身してしまった主人公。仕事はクビ寸前、なんとか姿を見せるが皆から怖がられ、拒絶される。家族のことを思って一生懸命に働いていた主人公が居た堪れない。
    本人、家族含め絶対に現実ではあり得ない、想像し得ない状況であるのにも関わらず受け入れられている状況は奇妙だった。
    以前の主人公は周りを顧慮する性格だった、しかし顧慮しなくなった→変身どうやらおれの頭を狂わせてしまったらしい
    主人公が力尽きた後、家族3人は以前よりも強く結びつき、明るい未来を進もうとしているシーンが、グロい。

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    2026年03月29日
  • 変身

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    海外小説はほとんど読まないが、有名どころだし読んでみるかと手に取った。
    小説部分はだいぶ薄い。十分な解説があったが、解説を読んでもそこまで面白さはなし。
    文学者が何をしてるか不明だったが、カフカはこう思われていたが実際は違う、よってこの文章はこういう意図に読める、と解説にあり、そういう仕事内容なのかと理解した。

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    2025年12月21日
  • 変身

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    冒頭の一文から、文字通り世界がひっくり返るような衝撃を受けました。
    理由もなく虫へと変貌した男。そこから始まるのは、家族からの疎外と、人間としての尊厳が削り取られていく孤独な日々でした。どれほど尽くしてきた過去があっても、姿が変われば「モノ」のように扱われてしまう。そのあまりに冷徹な現実と、最後まで付きまとう絶望感に、読後もしばらく言葉を失いました。

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    2025年09月01日
  • NHK「100分de名著」ブックス カフカ 変身 「弱さ」という巨大な力

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    フランツ・カフカの名著「変身」を深掘りする。

    NHKの名著を様々な側面から深掘りし読み解く教養番組「100分で名著」の書籍版。番組もわかりやすいが私には自分のペースでささっと読める書籍版がよかった。
    カフカの変身は好きな作品だが、他のカフカ作品同様に暗く不条理。作者も暗く理解されない孤独の人生を歩んだのかと思いきやそうでもない。中島敦がクヨクヨ悩むタイプの作品を書きつつ自身はそういう人間と正反対の性格だったということに似ている。人間は傍目には恵まれていようと内面に人には理解できない闇を抱えているなんてことはよくあるものでそういった言語化できないやるせなさを作品として昇華しようとした時こういう読む人の解釈に任せる占いのような作品が生まれるのだろうか、と感じた。

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    2024年08月22日