熊倉裕一のレビュー一覧
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とにもかくにもその独特な世界観が特徴的な物語。
散りばめられた様々な洋画へのオマージュや、字幕のような台詞回しもそうだが、初期から特にビジュアル面が際立っており、見開きや台詞なしのページの書き込みや見せ方が非常に上手い。物語が進むにつれ画力はどんどん洗練されていき、非常に魅せる作品。 -
2005年に休載して以降音沙汰がなかったのですが去年熊倉先生の所在が判明しようやく電子書籍が配信され嬉しかったです。
ただ電子書籍版だと全7巻と表記されてるのですが、もう連載再開はないのでしょうか・・・。
7巻の終わり方でも綺麗ですが、やっぱ続き出て欲しいなぁ -
初めて読んだころからそろそろ20年経つと思うけれど、ジンほど世界に魅入られた作品はなかったと思う。
先生の現在がとても心配ですが、いつでも新刊をお待ちしております。 -
これのアニメもお勧め。
かなり昔に一度アニメ見てからちょっとずつあつめてるくらいのファン。
特にこの話が一番好き。
アニメのオリジナル要素も好き。Posted by ブクログ -
私にとっての漫画の神様は熊倉裕一氏なのであるが、この巻の絵はまさに圧巻の一言である。
いつかのインタビューで、熊倉氏は「カラーの景色を頭の中でモノクロにしてスクリーントーンを貼っている」というような内容を話していたが、まさにそういった様子である。建物や風景が”記号”になっていない。
氏の漫画家として...続きを読むPosted by ブクログ -
王ドロボウJINGの『ドロボウの都』編につながるエピソードゼロ的位置づけの『楽園のこどもたち』編に始まり、軽妙洒脱なセリフ回し満載のドロボウ物語。
こういうセリフ回しを見るとヒラコーを想起しますが、氏の作品が放つ狂気性にも似た、誰も掘り当てたことのないダイアモンド鉱山のような荒廃と赫灼が両立した独特...続きを読むPosted by ブクログ -
「JING on AiR」編が収められた一冊です。
私は最初に読んだのがKC版のこれだったので、めちゃくちゃ印象に残っています。
キルシュのようなヒロインも、雲の上の《宗教》も、とにかくすべてが新鮮でした。
漫画自体は白黒なのに、何故だかどのコマもカラフルに感じられます。Posted by ブクログ -
JINGは現在この巻までしか出ていませんし、このあとに熊倉先生が書いた『Q&A』もコミックスが発売されずに2012年まで来てしまいましたね……。
まるで時間を盗まれたかのようにあっという間でした。
それでも王ドロボウには盗み続けてほしいものです。
あー、新刊こないかなあ!Posted by ブクログ -
『王ドロボウJING』なら、やっぱりザザ編が一番好きだ。
話の流れも設定も素敵で、何度読んでも胸が熱くなる。
ステアも勿論魅力的なJINGガールです!
いやあ、やっぱJINGいいなぁ。熊倉先生はお元気なんでしょうか……。Posted by ブクログ -
4巻と続けて読みたい!
サザンコンフォートのお話も、優しくて好きです。
なにげにアニメJINGの第七監獄編のDVDに、ドラマCDとしてついていましたね〜。KING〜の方で音声になったのはこれだけかな。Posted by ブクログ -
物語の締め方が、凄く素敵な巻だと思います。
あとキールがいつも以上にいい!!
『KING OF BANDIT JING』の方が難解な気がしますが、この話は他より分かりやすいかな?Posted by ブクログ -
アニゼット。いやもうアニゼットが可愛い。
「恋愛税」という設定がとても上手いな〜と思いながら、この巻は毎回楽しく読み返してます!Posted by ブクログ -
アメコミ風な絵柄とコマ割、そして動きなど 日本ではあまり見ない画風ながら話がどれも面白く引き込まれてしまう。美術的な価値もすごく高い本Posted by ブクログ
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全7巻。続編「KING OF BANDIT JING」も出てるよ。初期と後期で作風がだいぶ違うけどまとめてレビューしてます。
盗めるものは星さえ盗む「王ドロボウ」が主役のものがたり。
舞台もお宝も小道具ひとつ取っても、とびきり独特なわくわくする世界観に圧倒されます。
台詞回しやデザインセンスもびり...続きを読むPosted by ブクログ -
コミックボンボンからマガジンZに移籍した新生王ドロボウJING。
内容はもちろん面白いのだが、背景の書き込みやキャラクターがとにかくカッコイイ!Posted by ブクログ -
全体的に王ドロボウ~より大人っぽい雰囲気(キャラも話も)。熊倉さんの絵は細かくて綺麗だな~といつも思います。
4巻くらいまでは読んだ記憶はあるけど続き読んだっけ…?wPosted by ブクログ -
このシリーズの中で、特にドラマチックなのがこの巻の『仮面武踏会』話。
戦いのシーンとか、恋とか、一つ一つの対処を見て、主人公は他の何者でもなく「王どろぼう」だと思う。Posted by ブクログ