花松あゆみのレビュー一覧

  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    人工知能について少しでも知見を深めたかったので読んだ。物語形式で大変わかりやすく、記憶にも残りやすい優れた作品だった。人工知能を作るにあたり、どのようなことが問題となってくるのか簡単に知れた。絵もかわいい。

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    2025年03月18日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    「言葉がわかる」とはどういうことなのか、我々は脳内で無意識にどのような処理をしているのか、1つずつ分解して解説しており、わかりやすい。 
    イタチを主役にストーリー仕立てにしていることに加え、イラストも可愛いらしいので絵本感覚で楽しく読み進めていける。
    著者が工学畑や技術畑の人間でないことが(言語学者だそうです)、専門知識のない一般人でも理解できる形を可能にしたと思う。AIのことを、なんだか凄そうだけど得体がしれないもの、と感じている方は、これを読むと解像度が上がる気がする。

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    2025年03月10日
  • 図書館のお夜食

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    同世代の主人公でちょっぴり境遇に共感できた。原田ひ香さんの著書は読んだ後にほっこりして気持ちがいいです。

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    2025年02月16日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    「言うことが何でも分かる」ロボットを開発したいイタチの物語を軸に、自然言語処理とは何か? AIにはどんな技術が組み込まれているのかがよく分かる一冊。
    楽しくてオモシロイ。
    現状の技術では、AIに学習させる素材をどう用意できるか、その素材の質をどう担保するかが難しい。ここをブレークスルーできる技術は可能なんだろうか?

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    2024年09月23日
  • 図書館のお夜食

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    心があったかくなった。
    原田さんは繊細さんなのかなと思う。とても共感できるフレーズがたくさんあった。

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    2024年08月20日
  • 星ぼしでめぐるギリシア神話

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    ネタバレ

    神話にもずるい人がいて、可哀想な人がいて、英雄がいて、支援者がいて…神様や人間の冒険譚が好きなのは、古代も今も同じなんだなぁと思った。星座の現れる時間帯や季節などからも、よく神話と辻褄が合わせられていて、長い時を経て様々に形を整えられながら今日まで存在してることも納得出来る秀逸な話だなと感じたり。
    後、本自体が凄く読み易くて、ヘラクレスがペルセウスのひ孫であることとか、ここで知れた知識もたくさんあって、知識欲とわくわくで満たされる時間だった。
    個人的にはプロメテウスの偉業や、エロスとプシュケのちょっと強引なラブストーリーが好きだった。

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    2024年08月12日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    人が話す言葉の意味や意図を機械が正確に処理するためにはどんなハードルがあるかを、一つずつ順を追ってわかりやすく、しかも物語(おはなし)仕立てで楽しく、説明してくれている。これを読めば、一世を風靡している大規模言語モデルのAIと言えども、それがどんなに進化したとしても、できること(内容・分野・場面)は限られるだろうことがよくわかる。

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    2024年02月07日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    意外と簡単なこともAIにはわからない、どころか知性があるかは推測しかできないんだなぁという感じ。多分それが合ってるのかもしれない。

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    2024年01月10日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    うちの娘は語学が好きである。英語とか古文とか、文法の勉強自体が好きらしく、活用とかイディオムとか覚えたりが苦でないらしい。
    これは語学は仕方なく学ぶものでそれ自体はめんどくて仕方ない、という私とはえらい違いである。
    したがって、というか娘はなんとなく自分を文系と思っているようなのだが、いよいよコードさえ書かなくてもAIを使える時代がやってくる。そうなると語学そのものが好きなことはAIの本質理解の上で立派な武器なのでこの本を推薦してみた。そして案の定自分が先に読んでいる。

    川添愛さんの本は何冊目かわからないがこちらも予想どおりおもしろい。「自動人形の城」とほぼ同じタイミングの出版であり、いずれ

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    2023年11月12日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    ChatGPTやSiriの音声認識とか原理について、非常にわかりやすく、勉強になる本。人間とは何か、言語とは何か。突き詰めると、会話は結局、パターン化され規則性のあるインプットとデコード、アウトプットで成立する事が分かる。

    私たちの会話の中で重要な雑談。6割が雑談であると言う調査結果もあり、その中身はぼんやりしたやりとり、ぼんやりした理解で構成される。内容の正確さが必ずしも問われない、ぼんやりした言葉にはちゃんと共感してもらった、否定してくれた、興味を持ってくれたと言う自分の都合の良い解釈が成立するのだという。コミニュケーションで大切なのは、一問一答の正答率を上げる事ではないのだ。

    また、

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    2023年06月11日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    言語学者である著者が言葉を理解することの複雑さとAIで克服することの可能性を分かり易く解説した良書。ChatGTP等の生成AIが一斉を風靡している今こそ、言語・言葉の本質を理解することの必要性を認識した。地に足のついた議論に必要な考え、理解をストーリー仕立てで誰にでも判るように説明されており必読の一冊。

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    2023年05月05日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    今まで読んだ技術書で1番レベルに面白く驚いた。
    今まで曖昧だったことが、言語化されて細分化されていくことがとても痛快で面白かった。
    ここまでわかりやすく書いた作者さんの力が素晴らしいと思う。
    まるで解決しそうなのに次々と問題が押し寄せるさまが面白く、言語処理がどれだけ難しいことなのかわかった。

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    2023年01月06日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    面白さと、難しさを紹介してくれる稀有な本であった。

    但し、2017年出版の本であり、やや内容に古さが感じられたのは、この分野の進歩が早い証か。

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    2023年01月06日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    機械は言葉を理解できるのか? そもそも言葉が分かるとは何か? という問いに対し、機械に言葉を理解させる仕組みの紹介が、物語形式で書かれており、とてもわかりやすかったです。

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    2022年12月01日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    人の言葉をわかるロボットをイタチが開発する話である。
    言葉を理解することについてわからせることで、人工知能と言語の問題を明らかにしている。
    問題提起にはいいであろう。

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    2021年06月23日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    面白く学びも多かった。私のいる業界では、自然言語処理の認識が大変大雑把で、ビックデータを統計的に処理する、と言ったフレーズでなんとなくなんでもできてしまうことになっていたが、決して深入りせずもう一段ブレークダウンできた感がある。私の関心は言語のAI的応答よりも言語そのもののの構造や在り方の方にあるが、自然言語処理と言語学にまたがる説明により使われ方や課題がわかりやすく提示されているので、とてもよくわかった。
    寓話的な本の作りは当初やや子供向けかなとネガティブに思っていたが、結局理解の助けになった。著者には感謝しかない。

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    2021年01月01日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    「AIによって仕事がなくなる」「10年後に消える職業」
    そんな言葉を何度も耳に・目にしてきました。
    私は替えのきかない仕事というわけでも、ポジションというわけでもなく、そういった言葉に危機感をよく覚えていました。
    とって代わられないためにも、という気持ちからAIについて知ることから始めよう、と何気なく書店で見かけて惹かれたこの本を読むことにしました。

    表紙や挿絵から伝わる絵本のようなとっつきやすい雰囲気が、AI分野にしては珍しく、初心者の私でも読めるかもしれないと思え手に取りました。
    専門的な用語ばかり並んで素人は読み進めるのも難しいということがなく、絵本パート・説明パートと分けた構成になっ

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    2020年10月20日
  • 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット

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    装丁と挿画とタイトルに惹かれて読み始めました。
    人工知能についての知識がなくても、言葉に興味があればスッと読めると思います。
    一言で言えば、言葉を理解するってどういうことなのか?が書かれています。
    何でもできるロボットが作れれば、働かなくて良くなるんじゃない?と考えたイタチ達が、機械に言葉を理解させられるよう(かなり他力本願に)取り組む物語パートと、解説パートが交互に続きます。
    普段から他人に言葉で伝えるのは難しいと感じていたけれど、人間は想像以上に複雑なプロセスを経て言葉を使っているんだと改めて認識しました。他人の意図を推測するなんて、そりゃ機械にやらせるのは難しいよね、人間だってしょっちゅ

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    2020年10月01日
  • 図書館のお夜食

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    確かに考えてみたらアニメやドラマに出てくる食事の再現メシが有るんですから小説も有りますよねぇ…どれも食べてみたいです

    一話ごとのボリュームも丁度良くて、通勤のお供にも最適でした

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    2025年10月30日
  • 図書館のお夜食

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    面白かった。
    でも、お夜食に視点があるお話だと思っていたので、そこは少し残念。勝手な思い込みだったけど、、、

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    2025年09月04日