村上世彰のレビュー一覧
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先駆者
YouTube大学を観て、読んでみました。
ライブドア事件で、ホリエモンと二人でフジテレビを乗っ取ろうとした人という認識ぐらいで、実際に何をやっている人なのかよく分かっていませんでした。
投資の勉強を始めて、投資家がどんな視点から投資を決めているのかを知りたくて読んでみたところ、めちゃくちゃ面白いです。
村上氏の目指したものは、日本にコーポレート・ガバナンスを浸透させること。
そして、世の中に塩漬けになっている金を循環させることでした。
米国のように、株主の利益を念頭に置いた経済活動を日本の企業も真剣になって取り組んで、日本の経済を成長させて欲しいと、この本を読んで切に願いました。 -
Posted by ブクログ
今、村上ファンドを創設した村上世彰の娘である野村絢が、父親同様の投資家、アクティビストとして、鉄道会社の株を買いまくっているということについて、仕事でかなりホットな話題だったので手に取った。
村上世彰がめちゃくちゃテレビに出ていたとき私は5歳とかだったので、当時の記憶はほぼないのだが村上ファンドといったら、「投資でズルしてお金儲けして警察に捕まった悪い人」、みたいなイメージを持っている人が多いのではないか。この本を読むと、そういう概念は覆されると思う。
本の中の村上さんは、ものすごく真っ直ぐで正義感と信念がある少年のような人。元々経産省の役人で、日本のコーポレートガバナンスのルールをつくって、上場企業のあるべき姿を唱えてきた人だからこそ、「日本経済や上場企業はこうあるべき」という理想や信念のもと、投資をして、上場企業にあるまじき経営をしている経営者にはどんどん口を出す。
そこに世間からの評判である悪人の姿はない。
村上世彰は逮捕されて実刑判決が出ているが、そこに実際の罪はなかったんじゃないか?ピュアすぎて不器用で融通が利かないところはあるが、とても可哀想な人だと思った。
「おわりに」を読んで著者やその家族の心の傷や、トラウマ、切実な思いを感じて心が痛くなった。
以下、忘備メモ。
「阪神鉄道大再編計画」
阪神鉄道の企業価値を最大化するための提案は、利益を生み出していない資産の売却、利益を生む可能性のある事業への積極投資、株価の改善のための自己株取得などを具体的に提案した。
私はコーポレートガバナンスの浸透を目的に、その徹底がなされていない企業に投資家として関わり、上場企業のあるべき姿に近づけたいと願ってきた。
コーポレートガバナンスが徹底され、経営者が株主を向いた経営を行い、株価が高く維持されている上場企業では、〜乗っ取りや敵対的買収は起きない。
株価の高い企業は乗っ取られない。 -
Posted by ブクログ
高校生向けの本なので、優しく、分かりやすく読みやすかった。初心を忘れないように自分の復習にも良かった。
本書にも書いてあったが、確かに私の親は株式投資を否定していた。ギャンブルとは言ってなかったが、危険なものだから手を出すな、と。まあ、社会人になってすぐに投信始めたんだけどね。
私は体が弱いため、早めに働けなくなるだろうと考えたのが投資を始めたきったけ。未来の不安に対する貯蓄ってパターンですね。
結果、自分の不安はかなりなくなった。次は子供や未来の地球のために投資したいと思う。
子供がもう少し大きくなったら、子供に教えながら一緒に投資をするのも、私の夢のひとつ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者の村上世彰さんは、日本の企業や投資家、これからの学生に投資の必要性、投資の怖さ、投資の楽しさについて述べていた。
投資の方法は、PBR、PERが低い株を見つける。ただ安いのではなく、なんで安く売られているかを考え、本来の価値より安くなっていることが大切❗️
そのために、四季報やIR担当者に電話をしたり、損益対照表で情報を集める。
投資とは❓
少し先の未来において大きな利益が得られるように今コストを支払うこと。
FXは、ゼロサムゲーム
ギャンブルは、マイナスサムゲーム
株式投資は、プラスサムゲーム
長期で見るとプラス。皆んなで富を生み出し分け与えるもの
投資で大切なこと
①投資の本質をしっかり理解いた上で
②期待ちを考えて投資判断をして
③リスク管理を考えて投資
IR情報から期待値を判断する
IR担当者に電話して可能なら見学する
・企業全体の業績の動向
・主力の商品、新規展開で期待が持てるサービス
・株価に対する考え方
・目標とするROE
・将来のビジョン
PBR 株価➗1株純資産 1倍未満の銘柄に目をつける
ROE 純資産➗自己資本 値が高いほど、資本効率が良い会社 日本は約10%
PER 株価➗1株益 15倍が平均で、7〜8倍が割安 -
Posted by ブクログ
中高生向けで優しい言葉で読みやすい。
日本人はあまりにも学校でも家でもお金について考える機会がないと実感。
誰もがお金持ちになりたいはずなのに、それを公言すると何となく白い目で見られるようなタブー感。なぜだろう?
もう既に大人になって思うのは、そんな他人の白い目なんか気にしてる人ほどどんどん損していくのだろうと。
どんどんお金について勉強して貪欲になって、お金を増やすために行動していいのだと、この本を読んで思いました。
もちろん「お金」が目的ではなく、その先にある「自分を幸せ」、「周りの人達の幸せ」からは逸脱しないようにして。
生きていくためにお金は絶対に必要。
まずは数字に慣れ、期待値(儲かる確率)という考え方を常に頭に入れて生活しようと思います。
この本は、数学がずっと苦手だった文系の私に優しくお灸をすえてくれました。