斎藤孝のレビュー一覧
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有名な一文は学校で習ったから覚えてたけど、ちゃんと読んだのは初めて。昔の自己啓発書!意識高い系@明治時代!みたいな感じの内容で興味深かったし何これ意外に面白いじゃん、と思った。私たちが不平等って感じるのって命の平等とか権利の平等ではなくて、生まれながらに土地持ちとか、何もつけてないのに肌綺麗とか食べても太らないとかそういう事なんですけどー?って読んでて思ったけど、それは権利も命もすでに平等が当たり前である今だから言える事で、権利も命も平等じゃない時代があったんだなーと。。明治維新ってすごかったんだ。文学を通して歴史を学ぶって面白い。現代にも通じる生活、人としての在り方、日本の在り方、などなどい
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啓蒙思想家であり、慶應義塾の創始者でもある福澤諭吉が、明治時代の初期、庶民に向けてこれからの時代を生きる心構えを、端的に力強く語りかける書。
大政奉還や西南戦争などの激動の時代と並行して発表された本書。
当時は、「これからどうなってしまうの?」という危機感とともに読まれていたのかなと思うけれど、2025年を生きる私が読むと、そうか、これが近代の思想の出発点だったのだな、と再認識する読書になった。
面白いなと思ったのが、「義務」を「分限」と、「権利」を「権理」と記した福澤の言葉遣い。
義務と権利って、どこか相反するイメージの使われ方、例えば「義務を果たして初めて権利が与えられる」という考え方 -
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びっくりするくらいあっという間に読み終わった本。
絶対に聞いたことがある本だが読んだことがない本でもあったため、読んでみた。
なぜ、学びを修めなければならないのか。
なぜ、賢くならなければならないのか。
日本国民(にっぽんこくみん)という民族が滅ばずに生きていくためには何が必要か。
闘うとはどういうことか。
このようなことが書かれていた。
本の活字から伝わる福沢先生の「このままじゃ日本はだめになる。どうにかせんといかん。」という熱い気概に圧倒された。
先の見えない時代に置かれていた人々に対する福澤先生の啓蒙は、我々にも当てはまることが多くあった。
勉強しないと。 -
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AI時代に入り、人間とは何か、何を学ぶべきか、果たして学ぶ必要があるのかといったテーマが、我々に迫ってきている。ChatGPTに質問すれば答えてくれるため、学ぶことをChatGPTに任せるべきだという意見もある。ChatGPTをやらないヤツはバカと堀江貴文に言われて、ChatGPTを使うようになって、ChatGPTと生成AIの本を読み始めた。生成AIを駆使する落合陽一の著作を読み、さらにニーチェの『ツァラトゥストラ』を手にすると、永遠回帰というテーマが浮かび上がった。「神は死に、人間は超人となる」と説くニーチェの考えは、落合陽一のワークアズライフ、「好きなことで24時間働け」と共通点があると
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福沢諭吉の意見は非常に参考になり、多くの学びを得ることができました。
学問は、ただ知識を身につけるだけでなく、それを自分の仕事や働き方に活かし、社会に役立てていくことが重要だと感じました。
また、「怨望」を抱くことはよくないという考えにも深く共感しました。自分がやるべきことを見極め、それを通じて文明を前進させるために行動する。単に家族を守ることにとどまらず、他人や社会全体に貢献できる人間でありたいと思います。
これまで、個人的に「自分や家族の幸せ」が最も大切だと考えていました。もちろん、それは基本であり大切なことですが、同時に、文明を進歩させ、世の中に貢献できる行動を取ることが重要だと気 -
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渋沢栄一の論語と算盤に続いて、前の1万円札だった、福沢諭吉の学問のすすめを読みたくなった。
学問のすすめという言葉はずっと知っていたけど、実際に読んだことはなかった。冒頭に翻訳者もそのように言っている。
本の概要だが、国を頼りにしているばっかりではなく、民の気風を改革し、国を自ら盛り上げることが大事だとと書いてあった。では、どうやって気風を高めることができるのだろうか。それが学問である。福沢諭吉は学問をただの机上の学びだけでなく、アウトプットが大事と言っていた。
さて、本で自分が面白いなと思ったところを紹介しよう。私は「この仕事で飯を食っている」という表現がなぜか嫌いだった。言語化できな -
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日本国民に対して危機感を伝える本書。
特に国民の学問の程度を嘆いている。
あれこれ文句を言う前にまず勉強せよとのこと。
その人の職の苦労を知らずに主観で語るなと。
また、政府と国民の関係を良好に運ぶために我々がすべきことが書かれている。
結論を言ってしまうと、学問をし、知識や見聞を広め、一般常識や教養を身につけなさいとのことだ。
非現実的な例だったが、悪い政府に対しては自分とその子ども、さらにその先の子孫を通じて改善されるまで抗議しろと。彼の気概が感じられて良い。
そして、国民との約束を守る良い政府であるなら、素直に従い、面倒を起こさないことが平生だということだ。
これに関しては、良い政治 -
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出会いかた:本好きの知人に勧められて。
齋藤孝さんはいろいろな著書や発言からも「本をたくさん読んだ方が良い」とされている方です。この本は齋藤さんの恐ろしいほどの読書量と身につけた知識・引き出すスキルがちりばめられており、斎藤さんの目からみた世界はきっと自分なんかと解像度が全然違うんだろうなと思いました。この本でも触れられている「大人」の4つのステージの中でもちょうど自分がファーストステージにあたる45歳~であり、世間的にはベテラン・中年・旬を過ぎた世代と思われ、自分もそう思ってきている所でした。しかし、今からがまさに大人として、人間として面白くなってくるところなんだよ!というメッセージを受けま