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Posted by ブクログ
元号が変わる2019年の幕開けとともに、冬休み図書として購入。
前年にハイデガーの『存在と時間』の入門書を読んだのがきっかけで、他の哲学者についても知りたくなったのと、いつか齋藤孝氏の本を読んでみたいと思っていたことが購入理由である。
また、手軽な新書レベルの分量で分かりやすい哲学全般の入門書が他にはなかなか見られなかったということも本書を選んだ理由である。
本書は西洋哲学をベースに、古代ギリシャ哲学から中世・近代を経て現代哲学へ至るまでの大まかな流れに沿って、それぞれの時代を代表する哲学者とその思考法をコンパクトにまとめてある。
また、各節の終わりにその節で解説した哲学者のサマリを載せていることから、より理解が深まるように構成されている。
さらに齋藤氏は、西洋哲学を分かりやすく伝えると同時に、本書の冒頭で「哲学を知る」ことと「哲学を生きる」ことは違うとし、古代より哲学者達が生涯をかけて根源的な問いと対面しながら磨き上げてきた『知』の結晶である哲学を、人生を生き抜く上で使わない手はないというスタンスで、知ることよりも生きる糧として役立てていこうというメッセージを強く打ち出している。
自分は高校時代、教科書に登場する人名や用語が覚えにくいカタカナばかりである倫理の科目が現実離れしていてどうしても興味が持てず、授業が非常に苦痛で仕方がなかったが、本書のような気楽に読めてかつ人生と哲学を関連付けてくれる指南書があれば、哲学者の考え方や言葉をその後の人生の様々な局面での拠り所としたであろうと、中年になった今更ながら感じた次第である。
Posted by ブクログ
哲学は高校の倫理で勉強したので、無知の知などは言葉は知っていたが、それを自分の生活に落とし込むと言う事は管型ことはなかった。
しかし本で書いているシチュエーションなどは、普段自分たちの生活でも出てきそうな話だったので、全然哲学的なアプローチが出来ていなかった(先人の知恵を活かしていなかった)と思った。
デカルトの考えるための方法論
・証明性の規則:根拠や焼香を明示してそれ以外は受け入れない。
・分析の規則:難題を小さく分析する
・総合の規則:思考は順序立てて進める
・枚挙の規則:すべてを列挙して見落としがないか再検討する。
体にしみこませる勉強
宮沢賢治
「体に刻んでいく勉強が/まもなくぐんぐん強い芽を噴いて/どこまでのびるかわからない/それがこれからの新しい学問の始まりなんだ」
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