あらすじ
読解力は、あらゆる機会をうまく乗り越えていくための力の素となって、その子の人生をバックアップしてくれます。読解力のある子は本がちゃんと読めるようになって国語ができるようになるだけでなく、他の教科の成績も上がりますし、実際の暮らしのあらゆる場面で、読解力を役立てることができます。
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Posted by ブクログ
読解力は人生を生き抜く力と定義しており、ベースになる力。
書き言葉の語彙を大量に仕入れる小学生のうちに読解力を磨いておくと、その後の勉強も人生も大きく変わる。
読書が大切である。いわゆる名作がテキストとして最適である。
本を読んだら、あらすじを話させてみる。要約させることが目的で、子どもの気持ちや感想を聞かない。
とにかく繰り返す。量を質に変える。
まとめると読解力をつけるには、1.名作を音読し、2.あらすじを言い、3.本に直接書き込み、読み解いていき、4.感想を言う。
とにかく繰り返す。
国語が基礎ということはよく分かる。また音読が効果があることもよく分かった。
Posted by ブクログ
知識や技能を実生活に活用する「新しい学力」が近年求められている。
齋藤孝教授は上記の学力を「読解力」と置き換え、
それを小学生の時に身に付けるべきだと提唱している。
齋藤氏は「読解力」を得るためには「名作を読む」ことが必要だと語る。
本を読むことで、日常の会話では身に付かない「書き言葉」を身に付けることができるからだ。
「書き言葉」の意味をとれるようになれば、自然と生きるために必要な「共感力」「要約力」「伝達力」も習得できる。
名作の読ませ方としては、「音読」→「要約」→「書き込みながら読む」→「感想」の順番が良い。
「音読」で書き言葉と表現をしみこませ、「要約」でまとめさせ、
「書き込みながら読む」ことで客観、主観を分けさせ、
「感想」で名作が腹落ちしているかを確認する。
上記を何冊も繰り返していくことで、
小学生のうちに生きていくのに必要な「読解力」が鍛えられていく。
本書の最後には芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を読んだ、
小学生が書いた感想文が掲載されている。
「自分が小学生の時は、こんなレベルの感想文書けなかった」と思うものばかりで、
今必要な「新しい学力」とは、こういうことなのかと実感させられる。
ぜひ一度手に取っていただき、今後を生きるために必要な「新しい学力」というものを理解してほしい。
Posted by ブクログ
読解力をつけるために、
①名作を音読する
②あらすじを言ってみる
③本に直接書き込んで読み解く
④感想を言ってみること
一流のものに繰り返し触れていると、一流の一流たる理由が自然にわかるし、結果的に他のものに触れた際にそれがどのくらいの程度のものか判断もつく。
量質転換
1年生の息子と一緒に読むために、
早速先生の本を買った。