ジャック・ケッチャムのレビュー一覧

  • 地下室の箱

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    妊婦が理不尽に監禁される話。「隣の家の少女」と同レベルの救いのなさを期待していただけにちょっと期待はずれ。

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    2010年01月22日
  • 襲撃者の夜

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     あの衝撃の事件から11年。警官を引退したピーターズは、早朝にある事件が起こったことで警察から助言を求められる。
    二人の女性が惨殺された。そして死体の一部と一緒に居たはずの赤ん坊も、持ち去られていた。11年前の「彼ら」の生き残りが起こしたと思われる事件。
    あの時、混乱した現場で、被害者を「彼ら」と勘違いし射殺していたピーターズは、あの忌まわしい現場へ他の警官を引き連れてゆく。

    「オフシーズン」の続編は、ある女性が帰宅しベビーシッターが惨殺された現場を眼にしたところから始まる。
    いつものケッチャムのように、彼女が生と死の狭間でもがく事すらも許さない。彼女の意識と命はあっという間に断ち切られる。
    序幕の場面で、女性と赤ん坊、そして老いた元警官が出てくるとなると、今回の標的はコレか、と。不安と期待入り混じります。
    中心となる人物は、ディヴィット、エミリー夫妻とその赤ん坊のメリッサ、エミリーの友人のクレアとその息子ルーク。
    クレアは離婚した元夫スティーヴンとの間に問題があり、ルークは両親の離婚に対してどこにもぶつけられない怒りを抱えている。
    エミリーのもとへ身を寄せたクレアに、会いにこようとするスティーヴン・・暴力的な彼の訪問は不穏の影を投げかけるが、それは「彼ら」に襲撃されるとたちまち霧散してしまった。周到な恐るべき襲撃によって。

    中盤から、これは「オフシーズン」と同じモノではないのだ、と気づかされる。描写は脚の付け根がムズムズするほどリアルだし、「彼ら」のリーダーである「ウーマン」(彼女が前回の事件の生き残り)の野生的な強さと、善悪の無い本能的な感情に圧倒されるけれど・・でも「オフシーズン」とは違う。
    標的となったエミリーとクレアが、強いのだ。肉体的にではなく、精神的に。母は強し、とはよく言ったもんだ。
    だから、展開にいつもの現実感がなくなっているような気がする。生き残る過程に不自然さがあるなんて、ケッチャムらしくない。

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    2009年11月30日
  • 襲撃者の夜

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    「オフシーズン」の続編。

    また食人族に襲われる話。今回もなかなかな血みどろ具合いでよろしい。
    前作より評判が落ちてるのは、ラストがケッチャムらしくないからか。
    彼の作品を読み終えた後は、確実に体重が減ってる気がする(ケッチャムダイエット)。文面のところどころに太字が混ざっていたが、なんなんだそのサービスは。

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    2009年10月04日
  • オンリー・チャイルド

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    父親に虐待される子供、子供を守ろうとする母親。内容が重い上ラストがラストので読後感はよくない。けれど、面白いと思う。

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    2009年10月04日
  • ロード・キル

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    シリアルキラー。
    今回の殺人鬼は淡々と冷静に無差別に殺していき猟奇的な要素はない。
    ロードムービー系は嫌いだけどケッチャムだから許せる。
    オフビート感覚っていわれてるけど、テンポが良かったのは最後の方だけだし展開も読めちゃったんだけどな。

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    2009年10月04日
  • オンリー・チャイルド

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    暴力的で変質的で殺人犯の夫から息子を守るために闘う妻。
    児童虐待が大きなテーマになってて、法廷の辛気臭ささにイライラさせられた。
    今回もまた読者を裏切りつづけてくれる作品だったので満足。

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    2009年10月04日
  • 地下室の箱

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    妊婦を監禁して虐待する話。
    妊婦が題材なので相当鬼畜だろうと覚悟していたが、「隣りの家の少女」よりマシだった。
    あんなことやこんなことやそんなことまでするのだろーな、と緊張と期待で読み進めたが
    そこまではしなかった。

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    2009年10月04日
  • 黒い夏

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    高校生が殺人を犯していく話。
    ケッチャム作品の中で一番の長編というから、さぞかし猟奇的なことが詰まってるのだろうと期待してたが、“シチュエーションを丁寧に描いている”というだけでソフトな仕上がりだった。
    「隣の家の少女」は越えれませんねぇ。

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    2009年10月04日
  • オンリー・チャイルド

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    自分に子供ができても、こういう風になったらと考えると吐ける。虐待のおはなしと言われているが違うと感じた。

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    2009年10月04日
  • ロード・キル

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    こっちは『隣の家の少女』に比べるとまとも(?)なサイコパスノベル。

    個人的にはイマイチ。ドキドキ感があんましなかった。
    じっとりした迫るような恐怖がない。
    逆に言えば、意味もなく人を殺しまくるのに乾いた文章が味なのかな。
    それが、犯人の殺人に対するなんの感慨もないところを表しているのかも。
    犯人の恋人と途中に出てくる女子大生がもっと活躍して欲しかったかな。

    期待してたけど、なんかあっさり終わった。
    『隣の家の少女』を最初に読んだのが失敗だったか?

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    2009年10月04日
  • 地下室の箱

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    うーん、最後に来てちょい期待はずれ(何を期待してんだか)。
    題名もあらすじもかなりそそられたのに、なんかあんまり面白くなかった。

    主人公が出産するまでの10ヶ月間をひたすら陰湿に描き続けるものだと思ってたら、なーんか、あっさり終わる。
    ページ数も少ないんだけどさ。ラストも普通の小説っぽいし。
    ケッチャム体験版としてはいいかも。

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    2009年10月04日