森原八鹿のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
▼あらすじ
天涯孤独になった大学生の碧生の前に、突然現れた英国貴族・ケネス。その彼に英国へ連れ去られ、祖母の形見の指輪のために花嫁姿にさせられる碧生。期間限定の形だけの花嫁のはずが、彼の弟との仲を誤解されて、お仕置きとして陵辱される!
そんな横暴なケネスが許せない碧生だが、犬好きな優しい一面などを知るうちに…?
英国貴族とのスイーツロマンス♥
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地位、名誉、財産、美貌、才能を持ち合わせた英国貴族のスーパー攻め様が、平凡だけど健気で純粋な日本人の受けを溺愛するお話で、最初から最後まで王道且つ甘々テイストなお話でした(笑)
作者さんがハーレクインを目指していたというだけあって、確かに全体的にハーレクインっぽい雰囲気です。
とにかく王道なので展開も先が読めますし、ハプニングも割とあっさり解決してしまうので少し物足りない部分も。
その分、安心して読めるのですが…私は安心し過ぎて途中でだれてしまいました。あまりにもトントン拍子で事が上手く進み過ぎるので途中で退屈になってしまい、二人がくっ付いた後の話である『伯爵と最愛の花嫁』を読む前に本を閉じてそのまま数週間放置してしまうくらい前半だけでお腹いっぱいになりました……(笑)
それでも最終的にはきちんと最後まで読み終えましたが、正直、前半よりも後半の方が展開的にはリアルで面白かったです。
でも、森原八鹿先生のイラストは口絵を含めて綺麗ですし、内容も多少のハプニングやすれ違いはありますが、基本的には甘々なお話なので、殺伐としたお話を読むのに疲れてしまった方や、ハーレクインのような非現実的なお話が好きな方にはお勧め出来る一冊です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ三十路半ばの屁理屈男が、一回り以上年下ののんびり美大生
に骨抜きにされていく話です。
攻がべろっべろに甘やかしまくるんですが、受にも一応
過去のトラウマ的なものもあって、ただののんびりさん
とは違います。
絵を描き始めると、取り憑かれたようになって日常生活
もままならなくなってしまう受を、甲斐甲斐しく餌付け
する攻が、なんとまぁ……にやにや、という感じ。
内容も野原さんらしく、お涙頂戴がしっかりと入って
ますが、割とライトな読み口で重すぎないところがいいです。
絶妙に笑いのツボに入る所なんかもあって、暗くなりがちな
展開に歯止めが掛かっています。
ただ、個人的にイラストがイメージと全然あわないと
いうか、正直微妙だな……と思ってしまったのと、
桃色シーンの受の喘ぎがあんあんしすぎてて興ざめ
だったため、★ひとつマイナスとなりました。 -
Posted by ブクログ
リーマンもので再会愛。好物です。
両親の離婚で思わぬ試練を余儀なくされてしまった瑞季は、頑張りを見せて今は中堅広告代理店の社員として地道に働く毎日。ある日、クライアント先で高校時代の初恋の相手須藤と10年ぶりに再会します。バスケ部の先輩だった須藤からとても可愛がられていたのに、家の事情を素直に言い出せずひどい別れ方をしてしまったことがまだ尾を引いているのか、彼の態度は冷たくて。
すっごくイジワルな先輩に酷い仕打ちをされて復讐されてしまうのかと思ったら、けっこう可愛がられてるじゃん!と突っ込みたくなりました。
瑞季は先輩のことを引きずりすぎて、後ろめたさも手伝って余裕がないので、須藤の気持ちを推し量ることができていません。そのくせ、カッコイイ…とかってぼーっとなってたりする隙がありまくりで、可愛げもあります。
須藤は、一見鼻持ちならないタイプなんですが、さりげなくしっかり瑞季の力になっているところが好感でした。
広告代理店で働く瑞季の様子が生き生きと描かれていて引き込まれました。仕事での人間関係やトラブル、そして達成感が恋愛とうまーく絡んでいて絶妙でした。
好きな仕事をやり遂げるために瑞季は須藤を無視することができず、それどころか過剰に意識するはめになってしまいます。先輩が誤解したままでイジワルで酷いことを言ってくるのに、瑞季は今でも好きで好きで仕方ないくせに意地を張っちゃいます。
切なくて胸が痛くなる展開で、でも可愛がられて甘やかされてほっとできます。
エロ的にも言葉攻めのイジワルHに萌えました。 -
Posted by ブクログ
ストーリー作りが念入りで、読ませる作家さん。
前作同様この作品も楽しいだけ、悲しいだけではなくて、さらに心に響くものがありました。
翠がどうして目の前の幸せに気付かないようになったのか、なぜそこまで絵を描くことに没頭するのか、わかると胸が痛くなります。
でも、翠の持つちょっと子供っぽくてぬけてる部分が、そういう痛ましさを軽減してくれるんですよね。そして、ほっとけない気持ちにさせるのです。
互いの姉弟が結婚することになって顔合わせをした諒一と翠はその席で大喧嘩をしてしまいます。翌日謝ろうとやって来た諒一は、パンパンに泣きはらした顔の翠にズッキューンとなってしまいます。
どうして、翠を好きになっちゃったかということが面白くて、なんだかするっと納得できました。
相性サイアクなところから、だんだん近づいていくというのに胸キュンでした。
諒一の気持ちにまったく気がつかない鈍感な翠は、年上男のおせっかいに口うるさいお父さんかオカンのようだと思い込んでしまうのですが、実は心のどこかで何だか心地良いものを感じたりもしているのが微笑ましいです。
翠視点なので、諒一がほんとにオカンに感じられます。かいがいしい。身の回りのことはまるでダメダメな翠は、餌付けされてお世話されっぱなしに。ちょっと、うらやましくなってしまいましたww
ふつうだったら、そんなに甘やかしたら堕落?しそうなんですが、翠の背負っている苦しさを考えたら、もっと甘やかされてもいいと思えます。
登場する食事やデザートがとってもおいしそうでした。
諒一が年上で、頑固だけど余裕のある優しさを持つ男なんです。そういうえらそうな男が、年下で絵のことばかり考えてる天然に、いつの間にかめろめろにされて振り回されて、というのがいいんですよね~
エロ的には、今回ちょっと不満が。喘ぎ声がやたら多くて食傷気味になってしまったので。
あと、イラストがいまひとつでした…申し訳ないけど、勝手に脳内変換させてもらいました。
という理由の★の数です。 -
ネタバレ 購入済み
好き嫌いが分かれるヒーロー
耳が聞こえず孤児院へ送られていた公爵令嬢のヒロイン。父の政敵相手との結婚のために呼び戻されます。結婚相手は昔一度会った伯爵令息でした。政敵なため王太子からヒロインを愛することがないように釘を刺されているヒーロー。そんな2人のすれ違いながらも幸せになるまでのストーリーでした。
ヒーローが他とは違いチャラく軽いです。でも一途なのは一途です。それが良い人もいれば苦手な人もいると思います。評価が良かったので世間的には面白いと思えるヒーローだったのでしょう。ただ現実的に王太子の側近なのに口は軽いし、行動が軽薄だし、今まで色々な人とやってると性病の心配もあるよなぁと考えてしまいました。個人的にはもう少し現実的なほうが好みでした。