【感想・ネタバレ】オメガの血縁【イラスト入り】のレビュー

秀香穂里 / 森原八鹿

『兄貴を番にして孕ませてやる！』秘書として働くオメガの秋生は、雨の中男を拾う。その男は幼い頃引き裂かれた弟でアルファの鷹史だった。番にするため兄を探し出したと言う弟にひそかに運命を感じる秋生だが、許されない愛ゆえ拒絶する。しかし絶対的アルファの前では理性に反して発情し、最奥からあふれ出る熱い蜜液が止まらない!! しかも運命の番との出会いで強くなったオメガの香り（フェロモン）が、更なる波紋を呼び起こし!? 欲情したたる禁断オメガバース!!

[mono · ★★★☆☆]

いまいちかな

オメガを人間扱いしない世界が腹立たしい。同じ人間に上も下も有るのだろうか？しかし、私自身も振り返ると差別や偏見で他人を傷つけて生きているのかもしれない。でも、このストーリーは、余り共感出来ない。

[ブクログ · ★★★☆☆]

オメガだというだけで、家族から離れ差別され続ける秋生。そんな秋生のことが好きで探し続けた弟の鷹史。どんなに惹かれていても弟と言うことは変わらない。とブレーキをかける秋生に対してストレートに自分の気持ちを伝えてくる鷹史は、秋生にとって大切だけど辛い存在だったかも。それでも、大好きと言う気持ちが溢れている鷹史は、見ていて楽しかった。