佐藤雄佑のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
■学んだこと
・求職者登録から入社に至る率を業界標準の6.6%から13.1%まで引き上げたのが、インテリジェンス。行動メジャーシート、求人票クオリテイコントロール室や、カウンセラーと相談できるエントリーセンターが功を奏した。
・人材派遣業の市場規模は6兆4995億円、1985年労働者派遣法によって公的に人材派遣事業が可能になった、1990年バブル崩壊によって企業が固定費を抑制するために正社員から派遣社員に切り替える動きが活発に。2008年リーマンショックに伴う派遣切りが話題に。
・セグメント特化型求人情報誌は、市場が大きくなるにつれてマッチングの非効率が生まれることに対し、より細分化した -
Posted by ブクログ
【概要】
序章:採用支援ビジネスをとりまく全体像
第1章:職業選択の広がりと採用ビジネスの100年
第2章:求人広告と人材紹介、2つの人材ビジネスの誕生
第3章:リクルーティングビジネスにおけるビジネスモデル変遷
第4章:リクルーティングビジネスの新潮流
第5章:人材業界のディスラプター
第6章:人事採用部門は変化にどう対応すべきなのか?
第7章:リクルーティングビジネスの未来シナリオ
【まとめ】
新卒採用の始まりは19世紀に大学が発祥し、財閥企業の三菱が新規大学卒業者の定期採用をスタートさせたのが始まりというのは興味深い。その後、就活解禁などのいわゆる就活スケジュールが始まったのは、20世 -
Posted by ブクログ
ネタバレ元リクルート人事の佐藤氏の著書。
さすが、と言わんばかりの合理的な理論に基づく採用関連の分解化と戦略。
事例も多数載っていてわかりやすい。
経営、人事に携わっていない私だが、読んでよかったと思う一冊。
今後は人事チームに限らず、「性格の良さ」は個々からも発信する時代になると思うので。
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■中小企業が採用で勝つポイントは性格の良さ
会社の売り上げ・規模・伝統といった外見ではなく、
大手企業では得られない"やりがい"や、"多様な働き方"を柔軟に提供すれば、
良い人材を獲得する -
Posted by ブクログ
とても読みやすい。
1-2時間あれば読めます。
採用に関わっていた身として、性格の良い会社を増やすが今後の採用戦略、企業の生き残りだと思ってたので、とても内容は共感できる物でした。
企業ブランド力や、知名度で会社を選ぶことは無くなることはないと思いますが、そのような選び方をする方は、いつかどこかで悩んだりするのかなとか思ったり。もしくは何も気に止まず駆け抜けるのかなと。
よい生き方をしたい、自分らしく生きていっていいよ!という世の中になればなるほど、求職者が企業を選び、それに答えられる企業が残っていったりファンを作るのだろうなと思ってます。
知らない会社の取り組みなどもしれ良かった!
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Posted by ブクログ
ネタバレこれから人材業界に務める人や、人材業界について知識がないのでこれから学びたい人におすすめの一冊。
リクルーティングビジネスの始まりや、
ここまでの年表について、
現在のリクルーティングビジネスの種類について網羅した本。
この一冊を読むことで大まかに、
人材業界の流れと、現在のビジネスモデルが理解できる。
これまでは
求人広告・人材紹介・求人データベースなどが主となってきたが、
1995年のネットの普及により、
ソーシャルリクルーティングサービス・アグリゲーション型求人検索などが出てきている。
この2つが今までと圧倒的に違うところとしては、
『単価が安い』というところ。
この20年、価格