飯野謙次のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「失敗学会」の取り組みから高度な内容を期待したが、ミスに限らず仕事の進め方についてのアドバイスが書かれている。ミスをしないために、体系化されたものや、どう仕組化すれば良いかを知りたかったが、経験に基づく内容が多く、わかっていたことの再確認が中心となった。社会人2~3年目くらいに読むとためになるかも。
以下、気になったところ
・先人のいるエリアで失敗している場合ではない
・失敗を防ぐヒントは過去にある
・集中力を温存する
・注意力を求められるときは、そうしなくていい方法を考える
・2種類以上のバックアップをとる
・1つの項目に1つの細かい内容(□水温は10度より低くない □水温は20度より高 -
Posted by ブクログ
スタンフォード大学の博士である著者がミスしても評価の上がる仕事の方法について自身の研究などから書いた一冊。
本書を読んでミスすることは人間の特性であると感じ、トライアンドエラーを繰り返すことが大事であることを学ぶことができました。
そして、ミスが起きてもいったん一呼吸置いて落ち着くことやその影響度を考えること、
うまくいかないことを蓄積することなどミスしてからの改善法を学ぶことができました。
ミスや失敗のしない仕組みをつくるために自身の研究で使ったラズベリーパイでの事例やまんだら図や計画外のことについて対応できる余裕を持つことや思考展開図を使うことで仕組みをつくる一助とすることは参考になり -
Posted by ブクログ
脳科学的に注意できる数には限りがある。
だから、注意すべきことを減らす仕組みがダイジ。
そして最後に、ミスを引きずらないマインドセット
注意すべきことを脳内から外へ出す。すなわち書き出す、吐き出す、質問する、まとめる、データ化して他媒体に記憶させる(検索しやすくが必須)
以下引用メモ
日本人は仕事で失敗するとすぐ謝る。でもアメリカ人は誤らない。
代わりに「こんなことになりました」と説明し、じゃあ次にどうしようかというようにすぐに解決策に思考が進みます。アメリカでは、その人の人格と仕事が切り離されている。たまたまマネジャーという職をしているという風に捉える。だから人間としての失敗でないから謝