アーサー・ディ・リトル・ジャパンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
会社で研修があり、その際に課題図書として推薦していたので。
リーダーとは自分らしさをさらけ出さないとダメだ、と研修でも言われていたが
この本を読んで詳細を理解しました。
いわゆる良いリーダーとなるためのハウツー本では全くなく、状況や環境によって
求められるリーダーシップは変化するため、いわゆるこうすればいいということは
言えないと断言されています。
ではどうするか。
自分で考えるしかない。そして自分らしさを出して部下や上司との関係を築き
人を動かしていくことがリーダーとしての役割。
当然スキルも大事だが、もっと大事なのは自分の心構えであり、周りとどういう
関係を築くことができるか。仲 -
Posted by ブクログ
直近のCASEやMAASなど自動車OEMの危機感や変革の書籍は多数あったが、そのOEMのサプライヤー目線での書籍は珍しいのと、自分にも大いに関わるだとうと思い手に取った。
内容は段落や構成がしっかりとしており体系的にまとめられた本であった。体系的に整理するうえでは良い本であったが切り口や作者の意見があまり辛辣な感じではなかったので強烈な印象は残らなかった。
その中で本書の学びを以下に述べる。
・日本は系列の垂直統合型、欧米は水平分業型。ただし地域性がましてきたので
今後はコアコンピタンスを高め、各社ニーズに合わせたカスタマイゼーションで
プロダクト価値を高めることが重要。また日本の -
Posted by ブクログ
リーダーの資質として、『その人らしさ』があげられるが単に自分らしさを前面に押し出すだけではいけない。
郷に入れば郷に従えというように、ある組織に所属するとその組織の流儀に溶け込む力も持っている。
しかし、全てを受け入れるわけではなく、適度に自分らしさを出し、周囲に影響を与え皆を引っ張っていく存在に変わる。
この相反する、自分らしさの押し付けと周囲の価値観の受け入れをバランスよく保てる人がリーダーなのだ。
<メモ>
・社交性と連帯性
社交性は友情や愛情なので人間関係のつながりを示す。仕事が楽しくイノベーションを生まれやすい。一方、結果に関しては評価が甘くなる。派閥形成の原因にもなる。
連帯 -
Posted by ブクログ
もともと10年くらい前にでた本の新版。
人の真似ではなくて、「自分らしさ」に根ざしたものでないとリーダーシップは機能しない。もしかすると、かっこ悪いところもあるかもだけど、そこも含めて、受容し、オープンにすることが「本物」のリーダーシップだ。
いわゆるオーセンティック・リーダーシップというのは、サーバント・リーダーシップとあわせて、とても好きな考えだ。
が、なにが「オーセンティック・リーダーシップ」の原典なのか、勉強不足で知らなかったのだが、もしかするとこの10年前の本がベースなのかな?
と思って、読んでみた。
たしかに、上に書いたような考えが、明確にかいてある。
オーセンティック -
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