クレハのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
やっぱりか…としか言えない
漆黒最強と言われる葛。自分の力に溺れるあまりに墜ちてしまったその姿はやっぱりね…としか言えない。
これが黒幕かと思いきや、どうやらそうでもなさそうで… -
ネタバレ 購入済み
次々と怪しい人が…
数字の順番に次々と怪しい人物が登場するけれど、今回は今まででいちばんの怪しさ。
数字増えるごとにそうなるのか?
学祭とは言うけれど… -
Posted by ブクログ
ネタバレ「華を、絶対に犠牲にはさせない」
世界を維持してきた“第6の柱石”の真実が、
華の運命に深く関わっていると知ったときの、
あの息が止まるような緊張感。
前当主の朧が突然帰ってきて不穏な空気のなか、
華を生け贄候補から守るために必死に方法を調べて
自らの手で未来を切り開こうとする朔の姿が一途で胸が締めつけられた。
そんな中で華は切り替え早いというか
落ち込む間もなく運命に抗おうとしてて
華の潔さに思わず笑っちゃった。
物語はシリアスさを増していくけれど、
中盤の別荘での1コマはひと息つく瞬間だった。
葉月や望、桔梗、桐矢、牡丹まで大集合して賑やかに過ごす「いつものメンバー」の掛け合いが本当に愛おしくて、ずっとこの平穏が続いてほしいと願わずにはいられなかった。
だからこそ、後半に押し寄せる妖魔の大群との死闘はハラハラが止まらない…!
五葉木の槐が助っ人に駆けつける胸熱な展開からの、さらなる絶体絶命のピンチ。
次巻が今からもう待ちきれません。 -
ネタバレ 購入済み
そういうことね…
朔を好きすぎる三光楼のふてぶてしい態度に、どんな波乱が巻き起こるのか…と思っていたら、思いもよらない着地だった。
一瀬兄妹に平穏な生活が始まりそうで良かった -
購入済み
ここに来てソレ?
葉月を一瀬家から連れ出し、一ノ宮家が後見に立つことで姉妹に心安らげる環境ができたと思ったらこのラスト!
親なのに親らしくないこの人たちとにか縁が切れない。
とはいえ、朔夜の力を使って無理にでも切り離すのだろうけれど、どんな方法で…? -
匿名
ネタバレ 購入済みやったー!
猫ちゃんたちがやってくれたぜい!最初の花嫁に仕えていた猫ちゃんたちなのかい?鎖を外せるなんてすごい!ワル女がどうなっていくのか楽しみ!
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Posted by ブクログ
ネタバレ本作を読んで強く心に残ったのは、登場人物たちの言葉や心の葛藤を通じて描かれる「自分の意志で生きることの尊さ」と「人生における真の財産とは何か」という深いテーマです。
特に主人公・華の「叶うんじゃなくて、変えるのよ」という言葉には激しく共感しました。結末が分からない絶望的な状況でも、最後の瞬間まであらがい続け、大切な人たちを守ろうとする華の強い意志が数々の台詞から伝わってきます。確実な成功ばかりを求めていては新しい世界は開けません。結果が見えず恐怖に怯むことがあっても、自分を叱咤して努力を重ねることで、重要な局面だけでも変えられるはずです。「やらないで後悔するより、やって後悔したい」。今の自分にできる小さなことを全力でやり抜きたいと強く思わされました。
この「自分らしく生きる」という姿勢は、槐が葛に向けて放った「優等生の葛より、悪な葛の方が面白い」という言葉にも深く通じています。私自身、学生時代に優等生を演じる中で本当の自分が分からなくなった経験があるため、この言葉が胸に刺さりました。ここで言う「悪」とは犯罪のようなことではなく、仮面を脱いだ「ありのままの姿」です。誰にだって良い所も悪い所もあります。他人の目を気にした偽りの姿よりも、自分の生きたいように生きる等身大の姿の方がずっと生き生きとしていて魅力的であると、槐は教えてくれます。
そして、その槐の言葉を受けた葛の葛藤と、彼らの間に流れる絆の深さに最も感動しました。「優等生でなくなった時、周りに人は残るだろうか」と不安を抱きながらも、すべてを失っても槐だけは側にいてくれると確信を持つ葛の姿に、人生で本当に大切なものを教えられた気がします。
人生において経済的な豊かさも大切ですが、一番の財産は「自分がどんな状態になっても見捨てずに側にいてくれる人」をどれだけ得られるかではないでしょうか。お金があれば寒さや飢えはしのげても、「寂しさ」という心の穴は愛情でしか埋められません。だからこそ、いつでも信じて味方でいてくれる絶対的な存在はかけがえのないものです。
葛にとって槐は、自分が生きるために必要な心の支えであり、まさに文字通りの「柱石」なのだと感じました。「槐一人守れないで、何が五家だ、何が柱石だ」という必死な想いがあるからこそ、葛は命がけで戦えるのだと思います。他人の評価に縛られず自分の足で歩む強さと、人生において守るべき唯一無二の存在の大切さを、深く味あわせてくれる見事な一冊でした。