Ajimitaのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
衝撃的な幕開けに早くも胸がざわつき始めました。さらに彼女を失った律は心視症を患っていた。彼の前に彗星のごとく現れた、ストーカー被害に悩む麻友との出会いで、早々に不安と期待が入り混じります。
背後に忍び寄るストーカーの存在もまた不気味で、意図がわからないから余計に怖かった。怖いけど知りたいから読む速度も自然と上がりました。
そんな不安を駆り立てられるなかで律の親友の大地について。彼が居ることでとても安心感を覚えました。男の子ですが、物語に癒しと花を添えるような頼もしい存在に感じました。さらに、律と大地がストーカーに毅然と立ち向かう姿にも圧倒され、胸熱な展開に引きつけられます。
律の周囲に -
Posted by ブクログ
切なくて,透明で,胸がきゅっとなる話。
青谷真未さんの小説の言葉の透明感が好きで,特にこの話の言葉の使い方が大好きです!ピアニストの指使いのようにすらすらと導かれているみたいに言葉が頭に入ってくるのが,魅力的です。
自分を持つこと,わがままを許してあげることが,一生に一度しかない自分の人生を楽にしてあげるために必要なことなのかもしれないなと思いました。人生は案外短い。他者や過去に縛られてばかりだと,自分の人生は見えなくなってしまう。他者や過去に流されてばかりになるのではなくて,自分がしたいこととしっかりと向き合ってみることが必要なんだろうなと感じました。
記録には残らない今を自分なりでいい,ま -
Posted by ブクログ
ネタバレ地味で目立たなかった洋菓子店だった店が一転。イケメンのストーリーテラーが居る店になった途端に大盛況。冴えなかったパティシエの糖花も、ストーリーテラーの語部のお陰で本来の美しさを取り戻した。
そんなストーリーテラーのいる洋菓子店を舞台としたオムニバス短編集。
糖花の事が好きでそれを拗らせた、糖花の妹の同級生・令二。イケメン優等生の表の顔とは裏腹に、中身は真っ黒。これは糖花が最も苦手とするタイプだなぁ、と。糖花は語部に片想いで、語部とも良い雰囲気かと思ってたけど、語部にはタイプじゃないから仕事以外では近づくなと言われてるし…
でも、語部の本意は両思いで。これは令二に勝ち目は無さそうです