【感想・ネタバレ】瞬間、青く燃ゆのレビュー

あらすじ

最愛の彼女を喪い、無意味な人生を送っている春野律。彼女の死から、他人の顔にモヤがかかり、その色で感情がわかってしまう「心視症」に苦しんでいた。そんな律の前に後輩の市川麻友が現れた。なぜか、彼女の顔にはモヤがかかっていない。麻友は律を更に驚かせることを言った。「知らない人に追いかけられているんです」ストーカーに殺された彼女の面影を重ねた律は、麻友を助けようとし……。この出会いで、あの時から止まっていた時間が再び動きはじめる――!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後の最後まで読んで、タイトルになるほどとうなずきました。 大きく分けると二つの章に分かれ、視点が変わることにより前者の視点を引き摺り今彼は何を考えているのだろうか、と自分も市川ちゃんの気持ちに寄り添っていることに気づきました。 このお話の何がすごいかと言うと「許せないほどの悪者が二人も出てくる」、その負の感情がその半分まで張り詰めた糸のように続く緊張感に、のめり込むことです。 互いにショックからの稀有な病にかかった二人の出会いは、夏南の導きなんじゃないかな。 序章の幸せからの一転に圧倒されました!

0
2024年06月24日

「小説」ランキング