Ajimitaのレビュー一覧

  • ストーリーテラーのいる洋菓子店 月と私と甘い寓話

    Posted by ブクログ

    スイーツものとしてはもちろん、ストーリーテラーとシェフの関係がたまらない。良い意味でラストは笑えた!ここまで振りきらないと面白くない!

    0
    2021年05月30日
  • ストーリーテラーのいる洋菓子店 月と私と甘い寓話

    Posted by ブクログ

    スイーツ好きの作者の本領が余す無く発揮された逸品。
    いやあ楽しませて頂きました。

    ケーキ屋さんにストーリーテラーとは何ぞやと思ったけど、なるほどねえ。
    でも実際にそんな人がいたらちょっと引くかも^^ 
    そしてこれは飯テロいや、スイーツテロだな。
    そのケーキ食べたくなるじゃないか!

    いくつかの短編の中で、シャイなスイーツ好きくんがオフ会で知り合った人と意気投合する話が、自分たち本好きのオフ会を見ているようでまじ共感した。
    シェフの糖花さんとカタリベさんの出逢いのお話も好きだなあ。
    それにしてもカタリベさんは堅物なのかそれともMなのか分からんな^^
    そしてシェフの妹くんが実に良い味出している。

    0
    2021年04月18日
  • 5分後に涙のラスト

    ネタバレ 購入済み

    SFから日常系まで色々

    やはり短編形式じゃ難しいのか、ガチで泣ける印象は無かったです。
    中盤のSF「きみにクローバーの花束を」なんかはモロに泣き要素狙ってる感じなんですけどね。まあ全体的に死別ネタ主体ではありますが、少しひねったお話が多いので、露骨に涙を期待しないほうがいいかも。
    純粋に切ない系アンソロジーとして楽しんだほうがいいです。

    0
    2022年09月29日
  • 君の嘘と、やさしい死神

    Posted by ブクログ

    序盤からなんとなくざっくりとした展開は予想できたのだけれど、主人公の気の弱いところ、女の子のまっすぐなところ、それぞれの素直な気持ちがとても愛おしく感じて、だからこそ、ラストは何度も胸が苦しくなった。
    必死で、純粋な彼らに、幸せになってもらいたかった。でも、きっと、わたしの望む形でなくても、彼女は幸せだったのかもしれないし、彼は幸せを見つけていけるだろう。

    タイトルのやさしい死神、その意味がとても好きだなぁ

    0
    2017年11月18日
  • 君の嘘と、やさしい死神

    Posted by ブクログ

    落語という普段聞きなれないものをポイントにした話。
    実際に高校生が落語をしてるようなイメージをして話を読んでみたけれど、、いろんな話があるんだなぁっていう。

    0
    2025年05月06日
  • 5分後に感動のラスト

    Posted by ブクログ

    おもわず泣けてしまう話もあった。
    少し少女趣味が過ぎると感じる作品もあったけれど、少女を対象にしているのだから、当然なのだろう。
    「嘘」が好きだ。
    優しさゆえにつく温かい嘘も、ごくまれにある。
    人生をかけた、貴重な嘘だと思う。
    「ぼくが欲しかったもの。」も、人物像が少し幼すぎる気はするが、いま手にしている家族を大切にしていこうという姿勢が、この先の良い未来に繋がっていく気がして、よい読後感だった。

    0
    2024年03月16日
  • ストーリーテラーのいる洋菓子店 月と私と甘い寓話

    Posted by ブクログ

    お菓子にまつわる魅力的なエッセンスを引き出して、
    物語としてお客に届ける「ストーリーテラー」がいる洋菓子店「月と私」。登場人物達の悩みに共感しつつ、ストーリーテラーの語る物語と、シェフが作るお菓子の美味しそうな描写に癒された。

    0
    2023年12月20日
  • ストーリーテラーのいる洋菓子店 月と私と甘い寓話

    Posted by ブクログ

    スイーツにそれぞれストーリーを付けて提供するパティスリー。ケーキが美味しそう。カバーイラストの雰囲気の通り、内容はわりと恋愛ネタが多めな感じ。当然のように家族の世話をする日々が嫌になって突如休暇を取った主婦のお母さんの話が結構好きかも。

    0
    2023年06月23日
  • 未来の私へ贈る、君と紡ぐ今日の物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    江戸時代から続く和紙の製品工房の孫とそこで働く、弟子の恋愛物語。和紙がテーマだからか、どこか日本らしい物語だったが、物語の進展がなかなか進まず読みづらかった。和紙は、今どき売れないだろうと思っていたが、春夏秋冬製品を変えて売っていることを知った。

    和紙の春夏秋冬別売れるもの
    春→和紙の柄のペンケースや手帳、和紙の柄を入れたハーバリウムのガラスボールペン、透かし彫り風の付箋、マスキングテープなど
    夏→風車、風鈴、行灯(あんどん)、提灯(ちょうちん)などの飾り物
    秋→神事に使う飾りや上品なお守りの包み紙、七五三に使われる千歳飴の包装や金太郎飴用のカジュアルな包装など
    冬→障子紙やインテリア内装の

    0
    2023年01月26日
  • アンドロイドの恋なんて、おとぎ話みたいってあなたは笑う?

    Posted by ブクログ

    色々ひねってある設定は、まぁ種明かしされればあぁそうねという感じ
    個別にはもしかしてって思ったのが全部そうだったのね~と
    AIにしてはね~なんて思ってたら…ねぇ…

    0
    2023年01月25日
  • いつか、君がいなくなってもまた桜降る七月に

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    華と芽吹も、とっても素敵な人物だけどその周りの人物も素敵な人たちばかり

    結局は離れてしまったけど、いつかまた会える、そんな希望をのせて前を向く華を応援してくなりました

    0
    2022年12月01日
  • あやかし屋敷のまやかし夫婦 家守とふしぎな客人たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最初は少年と妖怪の甘酸っぱい初恋?友情?話や契約夫婦に割り込むあやかしによる三角関係など、ドタバタはしつつもニヤニヤ読めていたのだが。
    特に旦那さん視点のデート話は、本当にニヤニヤ。
    ゆえに、後半の展開にはかなり驚かされた。

    前半にも黄昏時に本性を表してしまうあやかしの話はあったけれども、まさかあんな展開になろうとは。
    「あやかし屋敷」の持ち主に関する真相。
    妊婦さんの正体。
    そして、退魔師同士の対決に、ある人物たちの正体。
    次から次へと設定やら真相やらが飛び出してくるので、後半の情報量は津波のようで溺れそうになった。
    待って待って。

    明かされた真相は哀しいものや切ない物もありながら、希望

    0
    2022年04月19日
  • 君の嘘と、やさしい死神

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    終盤まで隠されてはいるが、死別で終る難病もの。露骨に伏線が張られているので、よほど鈍くない限り、かなり早い段階で気付くとは思うが。とはいえ無理矢理泣かせにくるような話ではなく、トーンも明るくて乾いているので、その手は苦手という向きも敬遠しなくてもいいように思う。少なくとも迂生は大丈夫だった。
    物語の構造がミステリ的で、ヒロインの不可解な行動の理由が、細かく張られた伏線によって、終盤、一気に腑に落ちる感じが心地いい。

    0
    2022年03月29日
  • アンドロイドの恋なんて、おとぎ話みたいってあなたは笑う?

    Posted by ブクログ

    ンドロイドというSFのギミックを用いた、甘いラブストーリー。アンドロイドの人権であるとか、人間とはなんぞやとかの、重いテーマには踏み込まないようでいて、案外とそういうことを考えさせる話。アンドロイドの、ヒロインが可愛い。

    0
    2022年01月14日
  • 5分後に涙のラスト

    Posted by ブクログ

    短編集。泣ける話。
    泣くまではいかなかったが、感動はした。
    特に好きな作品は、SF的なお話「きみにクローバーの花束を」と、読者に想像を委ねる結末が好みの「喫茶店の紳士」。

    0
    2021年09月01日
  • 君の嘘と、やさしい死神

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    泣きたい、恋愛小説。というと、病気の主人公の話が紹介されました。個人的には冒頭の参加型推理ゲームを通して主人公とヒロインが出会うところが、高校生のみなさんならやってみるのかな~と思いながら読みましたが。「記憶に残るのならいいの。でも携帯とかで記録してると、皆安心してよそ見するでしょ。後でちゃんと見返せばいいや、なんて言いながら、結局見もしないでデータだけたまってくでしょ?それが嫌なの。私はいつも、目の前にいる私のことをみてほしのに」主人公とヒロインの花火をみる場面「肉眼で見る以上に迫力のある映像なんてないのに。掌に収まるくらいの映像を残すたまに、視界いっぱいの花火を見逃してどうするの」
    スマホ

    0
    2021年07月06日
  • ストーリーテラーのいる洋菓子店 月と私と甘い寓話

    Posted by ブクログ

    スイーツ店が舞台の1話完結のストーリー。(全7話)
    1話目は、誰が主人公なのかどういう話なのか見えてこなかったが、2話目でそういう話か…と納得。
    いろいろなスイーツが登場し、つい食べたくなるような表現でした。
    全体的には、ほのぼのとした印象の本でした。

    0
    2021年04月23日
  • ストーリーテラーのいる洋菓子店 月と私と甘い寓話

    Posted by ブクログ

    腕の良いシェフが作る極上のスイーツと、その魅力をロマンティックに語ってくれるストーリーテラー。素敵ですね・・・(うっとり)。
    人の心に寄り添ってくれる洋菓子店、「月と私」。実在したら行きたい、というか通いたいと思いました。

    語部さんとシェフ(糖花さん)はいい雰囲気なのにくっつかないのかな?と疑問に思っていたら・・・語部さん、ひねくれてる~。
    まぁ、今は仕事のパートナーでも、いずれは・・・ね。その時は、スイーツよりも甘く愛を語ればいいよ(笑)。

    0
    2021年03月25日
  • アンドロイドの恋なんて、おとぎ話みたいってあなたは笑う?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    佐藤真白は、義肢のリハビリ専門病院で
    事務スタッフとして働いている。
    外見が生身の女性と寸分違わぬ精巧さで
    作られているため、周囲には気づかれていないが、
    実はある研究機関から送り込まれたアンドロイドだ。
    ある日、院内の庭で散らばったカードを集めている
    青年・響に声をかけられる。
    響は事故で左腕を失い、義肢のリハビリのため
    病院へやってきていた。
    屈託なく笑う快活な響とのふれあいの中で、
    真白の処理しきれない感情が生まれ始めて…。

    -------❁ ❁ ❁-------

    最後までお話の展開が読めないような作品でした。
    どんでん返し

    0
    2020年09月09日
  • アンドロイドの恋なんて、おとぎ話みたいってあなたは笑う?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アンドロイドが知能と鋭い感覚知覚を備えたら、感情も生じうるのかも

    と思っていたら主人公実は、元は人間だった

    0
    2020年02月20日