予防医療普及協会のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
冒頭 “僕は200年生きることに決めた” に、ビジネス臭を感じつつ読み始めた。
ホリエモンも、そう思われることは想定内のようで、稼いだ金は普及活動に突っ込み、意識低い人にも予防医療をひろめたい!みたいなことを言ってる。
上から目線だけど、意外とまじめで本気を感じる。
確かに日本人って、なんだかカラダに良さそうと思うと、食べたり運動したりするのは熱心だけど、検診の方がいいかも。
政府の取り組みを、海外と比べて指摘しているのもおもしろい。
ホリエモンが予防医療と、1日 7千円もするNMNサプリを摂取して、200歳まで活躍する姿をみたいけど、こっちは100歳まで生きられるかな? -
Posted by ブクログ
異論もあり、内容も浅く感じる人もいるかも知れないが、素直に面白かったし、ためになった。物凄く噛み砕かれていて、読み易い。この病気は日本ではどの程度深刻で、原因はこれ、確実性の高い予防方法はこれ、という感じで明確性が高い内容。一つだけ気になったのは、ホリエモンは、そうは言っても酒飲みだよなという事くらい。
明確な方向性の一つ。子宮頸がんの原因となるHPVは咽頭にもいてこれは咽頭がんの原因にもなるし、アメリカでは男性もワクチンで予防するという話。これは、まあまあ有名。
次に自殺。日本の自殺者は年間2万数千人。およそ5人に1人が身近な人を自殺で失う経験をしている。自殺を試みた人の約90%が自殺直 -
Posted by ブクログ
予防医療をビジネスにまで広げたいという考えに驚いた一冊。悪い意味ではありません。予防医療は自覚症状がなかったり、結局問題ないからこそ、ビジネスになるほどの魅力(受けるとごほうび、得したと思える)で人々を引きつけないと受診者が増えないからです。もちろん、この本を読む前のわたしもがん検診の手紙をしまっていました。大切とは分かってはいますが、仕事を休んで予約して行くほどの優先順位ではないという意識なんです。でも本書を読むと人生100年時代、健康寿命を延ばすために予防医療の視点はとても重要だということを感じました。
●HPVの恐ろしさ
ワクチンの恐ろしさが目に入って、このウイルス自体の恐ろしさや、い -
Posted by ブクログ
・著者の、趣味と実益と社会貢献を兼ねた一冊という感じか。まとめ方もうまいもので、参考になる箇所が多かった。
・SGLT2阻害薬 → 尿から糖を排出する動きを促進
・腎臓では塩と糖の再摂取を行っている。もともとは接種する機会が少ないことに人体が適応したものだが、今では頑張りすぎな機能であり、糖尿病の誘発要因(糖新生、P97)
・糖は活性酸素 → 体内で酸化を促進。これに対抗するのが「抗酸化酵素」
・皮下脂肪と内臓脂肪がある。脂肪の構成要素が増えるのが前者で、数は増えないが要素が大きくなるのが後者。内臓脂肪は運動により「小型化」できる。
・概日リズム(恒常性)
・食事では、野菜を食べて