小阪裕司のレビュー一覧
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試し読み
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小阪裕司さんの著書。
小阪さんの著書は氏が「ワクワク系マーケティング」を提唱されていた頃(今もこの言葉は使われているが)からよく読ませていただいているが、この著書は非常に重要な本。(と思った)
すっごくたくさんの気づきをいただいた。
いくつかメモ風に著者の主張のポイントを記しておきたい。
−これまでの「企業力」とはいわば「競争力」だった。しかし、これからの企業力は、いわば「伝道力」というものになるであろう。
−これまでの顧客サービスとは、手取り足取り「解決策」を教えるソリューション型のサービスであった。これからの顧客サービスは、「あなたは思ったこともなかったかもしれませんが、このようなこ -
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ネタバレ【きっかけ】
ポッドキャストは聞いていたけど本は読んだことなかったので購入
【内容】
P99 顧客との絆づくりのポイントの一つが、「自分について語る」ことである。学問的に言うところの「自己開示」だ。人は自己開示してくれた人に親近感を抱く。自分のビジネスにおけるポリシーを語るのもいいだろう。「歴史」を語るのも効果的だ。
P100 人が集まりたくなる、来たくなる「場」を作ることが必要。一つは、その場所に行くと心が豊かになる。もう一つは「もてなし」。大切なことは思いと工夫。
P106 ファンダムを作るために効果的なもの「祭り」
【共感】
デザイナーがM&Aをして眼鏡店を経営して伸ば -
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ネタバレ・感性消費の時代にお客さんが求めているものは、ミズダコではない。それで生活が面白くなるかどうかである。
・大切なのは、どんな価値を増幅させるかという視点である。店舗での販売の際に、あるいは商品のカタログでも、先のような組み合わせを見ていくことで、お客さんは価値の増幅を直感的に感じ取ることができる。そこにポップやセールストークで言葉を重ねれば、価値をさらに高めることも可能だろう。
・ニーズを満たすことを主眼においたマーケティングであれば、売上はお客さん次第ということになる。一方、お客さんのニーズを作り出す感性価値創造のマーケティングでは、企業の側が売上を作り出すことが可能となる。
・「感性ナレッ -
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読みやすく、わかりやすく 購買行動の動機づけの重要性を
シンプルに 語っているところに 本書の特徴がある。
脳は不況をしらない。
商品が売れないのは、不況のせいではない。
買いたいとは 情動である。
買うには 二つのハードルがあり、
買いたいか?買いたくないか? というハードルと
買えるか?買えないか? というハードルがある。
動機が起こるカギは、情報が握っている。
動機と情報は関連している。
それまで買いたいと思っていなかったものが、あるきっかけで買いたくなる。
情報は 五感で入ってくる。
人の消費行動は、感性によって引き起こされる。
人が意思を決定するのは、高次な情報処理であり、 -
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モダン消費→ポストモダン消費→ネオポストモダン消費
心を豊かにする商品 ル・クルーゼ
価値創造とは販売促進ではない。現代の消費者の望む、心の豊かさと毎日の精神的充足感の実現を、支援する活動
所有権の移転→体験の取引
カスタマー・バリュー・プロポジション
データ→情報 コンテクストが含まれる
感性情報 IKEAの陳列
価値につながる要素の概念化と言語化
・価値要素の採掘とメッセージへの落とし込み
価値要素採掘マップ
①究極の質問 どうして私が今、あなたから、この商品を買わなきゃいけないの?
買わない理由があるのではなく、買う理由がない
②「認知的価値」と「情緒的価値」
③「問