小阪裕司のレビュー一覧
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商品価値は、今や壊れにくいとか、使いやすいとかではない。買う人の生活に対し、ワクワクするストーリーが伝えられるかに、かかっている。
商品開発するうえでも、社内の人達を巻き込むだけのストーリーテラーにならなければならない。Posted by ブクログ -
「数字よりも人と向き合う」という、当たり前だけどないがしろにされがちなことが強調されていました。
業界的には斜陽産業になっているところも、ここを改善するだけで頭一つ飛び出る可能性は十分あると、元気を与えてくれる1冊。
ワクワク系の実践で息を吹き返したお店のエピソードが具体的に紹介されていますが、「...続きを読むPosted by ブクログ -
○小阪氏の著作。
○消費社会からポスト消費社会への移行にいかに対応していけるかが、今後の企業の躍進・衰退につながるポイントであるという点を指摘している。
○内容や分析はもっともらしいが、成功例としてあげられている企業や事例に幅が無く、同じ例を何度も取り上げていた点が、残念。Posted by ブクログ -
買いたいスイッチを押すには?
→買うまでには二つのハードルがあり、買いたいか買いたくないかと買えるか買えないか
購買行動を創り出すには
1.購買行動デザイン
商品購入までのステップをイメージしてお客さんの行動を分解
2.キービヘイビアの発見
動機付けをしなければならない行動を見つけ出す
3.感性情...続きを読むPosted by ブクログ -
三つの心理とは?
→1.快と結びつける
褒めるのでなく、ねぎらう
2.意味を与える
何をやるかでなく、なぜやるか
3.演じさせる
やっていることを楽しむ
自分が共感コミュニティをつくり、共感の軸を明確にする
ビジョンは一回では伝わらないPosted by ブクログ -
今、人々の消費の形態が 大量生産大量消費の時代から変わってきたのではないか、という自分の考えを、うまく表現してくれた本。 しかし、最後の方の、業種分類は消滅するはまだイメージできなかった。メタ思考とベタ思考、身につけていきたい。Posted by ブクログ
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これまで小阪さんの話は雑誌で断片的にしか知らなかったので、入門編ということでざっくり知るには最適な新書でした。
考えるだけでも現場脳だけでもダメだし、「嬉しい」とか「わかってる」というすぐには見つからないものを探していかねばと思うと、大変な世の中だけど面白いなと思ったり。
まだまだやれることはたく...続きを読むPosted by ブクログ -
2012.11.22 モノからコトへと、言われる時代において、生活者が、「心のゆたかさ」と「毎日の精神的充足感」を求めているということ。そんな時代に合った、成功するビジネスの潮流があることがよくわかった。日頃から考えをめぐらしている人にとっては、この本を通じて、自分の考えを確認することができるのでは...続きを読むPosted by ブクログ
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マーケティング理論の本としては割と画期的な方ではあると思いますが、個人的にはこの手の考え方はだいぶ馴染んできているものだったのですんなりと受け入れられました。マーケティングの話の割には具体例が少なく、あえて奏しているのかわかりませんが冒頭の地方の酒屋の話が何度も出てくるのは若干くどい感じ。あと、文章...続きを読むPosted by ブクログ
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一言でいうと、買いたいと思わせるには「価格」よりも「情動」が大事という話。
言うは易し、行うは難しの世界。Posted by ブクログ -
チームマネジメントの参考になった。
●組織戦略には経営全体の13%以上さいてはいけない。営業戦略53%、商品戦略27%、組織戦略13%、財務戦略7%。13%だが重要なので、13%で済むような取り組みをしないといけない。
●神話となるチーム作りの3大原則
1.「快」と結びつける
お金ではなく、魂...続きを読むPosted by ブクログ -
玉石混交の情報が氾濫する時代だからこそ、本物の顧客志向の企業が評価されるようになった。
そして、コミュニケーションツールが発達すればするほど、人は人間的なつながりを求める。自分と「絆」を結んだ企業には絶大な信頼を置く。
言葉が軽量化、形骸化すればするほど、「絆」の価値はますます高まる。
これは学生の...続きを読むPosted by ブクログ -
お客様との絆を築くことができれば、リピーターを増やせる、値下げをしないで済む、働きがいも生まれる等、良いことが多い。絆を築くためには、DMやニュースレターを送るなどして自己開示したり、イベントを行ったり、お客様の利他心を喚起するような方法を取ったりと今すぐにできることは多い。双方向のコミュニケーショ...続きを読むPosted by ブクログ
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どうすれば脳の中に流れるドーパミンの量をふやせるのだろう。その鍵は「新しさ」にある。重要なのはそこに驚きがあるということだ
売り手は、お客様の未来を描き、そこに自社の商品、モノやサービスをシンクロさせなければならない。そして、お客様の今と未来をチューニングしてあげるのだ。
人間の脳は柔軟だ。脳は...続きを読むPosted by ブクログ -
お客さまの特別になるには「絆」が必要。
「満足」=「絆」ではないということを、近所のコンビニを例に取り説明されており解り易かった。
色んな業種での絆づくりの例が述べられており、面白い。「絆」をつくるために何ができるのか、考えてみたくなります。Posted by ブクログ -
結論、以前読んだ筆者の本と重複する内容が前半に多く、内容が濃いと感じなかったです。
つまりそこまで新鮮な内容はなく、読んでいて「ああこれはあの本人の主張に似ている」と何か所か感じながら読めました。
全体として、感性と行動を軸としたフレーム思考の話です。
そこから事例を絡めて解説をつける話でした。...続きを読むPosted by ブクログ -
そんな量のない本なのですぐに読み終わります。
内容は、事例を挙げてこういうコピーや売り方をされたら人は「動機」が生まれて行動に移すという話が主体でした。
そのプロセスも言語化していて他にはないおもしろさがありました。
また「感性やら創造性、ワクワク」といった私が興味ある話が出てくる本でした。
...続きを読むPosted by ブクログ -
人の心の動きに注目してマーケティングをしようという本。
商品開発やその他の要素を不可変なものとして、販促にこういったアプローチの仕方があるのだという内容。
同時に人間工学というファクターを用いれば、新たな観点からマーケティングができます。
日ごろから、自分の心の動きに注目している人からすれば、確...続きを読むPosted by ブクログ -
分かりやすい内容でした。
以前参加した管理学の研修で、参加していた管理者たち(自分を含め)が揃って苦手と言っていたのが、『誉める・叱る』でした。
どちらも大切で、苦手だなんて言っている場合ではないんだが、この本ではもう一歩進んで『ねぎらう』というもの。
お疲れ様!よくやってくれた!って感じの。
ね...続きを読むPosted by ブクログ